子育て目線から読み解くヨーガスートラ 2.17

こんにちは。
ママ・ヨガインストラクター KIKU です。

私は、6歳、4歳の子の母でありながら、10年以上ヨガのインストラクターとして活動してきました。結婚、離婚、再婚、妊娠、出産、育児と、人生のあらゆるステージを通し、私はヨガから様々なヒントをもらい、その都度ピンチをチャンスに変えて歩んできました。ヨガの真髄を知らなければ、乗り越えられなかっただろう出来事も、1つや2つじゃありません。

ここでは、そんな私が、人類の叡智であるヨガの教え ヨーガ・スートラを、子育てママの目線から解説していきますね^^


2.17 避けなくてはならない(苦の)原因とは、見る者と見られる者の結合である。

これ…割と最近ヨガやってる方々って、色々好きなように解釈されてて面白いなと思います^_^

まぁここで書いてることも、1つの解釈なんですけどね 笑

昔ヴェーダンタを学んでいた時、先生がよくこんな例え話をしてくださいました。

映画。

これは、スクリーンの上に、ある人物の生涯だったり、ハラハラドキドキの色んなことが映されます。

その度に、私たち観客は、その世界に入り込んで、一緒にハラハラドキドキして、お腹いっぱいになって笑

で、映画が終るとスクリーンは元の何もない真っ白に戻り、私たち観客も、はぁー、楽しかった!と言って何事もなかったように立ち上がる…

これをね、例えると。

私を、私たらしめている一番奥(物理的な奥じゃないよ 笑)のモノ、よく意識とか言われるヤツが、スクリーン。

で、投影される映画が、人の一生、みたいなもの。

映画が映ってる間、あんなにハラハラドキドキして、笑って泣いて怒って…しても、実際にはなんも変わらないただのスクリーンで、ある期間だけ映ってた、みたいな 笑

…わかりますかね…?笑

映画(見られるモノ)が私そのものではなくて、実際はスクリーンだということなんですね^_^

人って、みんなが普段絶対だと思ってる『人』って、そんなモノなんです 笑

あ、でも勘違いしないで欲しいのが、だからって、何が起こっても喜怒哀楽感じなくて良いとか、どーせ何もないのなら実際に何もしなくても良いわとか、そういう話じゃないの 笑

そこ、勘違いしないで欲しいところです 笑

映画は、映画として、思いっきり楽しみましょう!!!

そう。これ。

楽しめば良いんです!笑!

そう言えば、ヴェーダンタの先生から教わった話に、こんな話もありました。

あるヴェーダンタの先生が、外でこういう話をしていた時に、野生のゾウがドドーっと走ってきた、と 笑

そうしたら。

先生、誰よりも早く、全てを投げ出して走って逃げた、と 笑

…わかります?笑?

この先生は、見る者と見られる者との違いをしっかりわかっているの。

でも、映画上映中は、誰よりも映画を楽しんでるわけ 笑

…それで、良いんです 笑

日常生活では、その使い分けをコントロールできるようになると、楽ですよ!

子供にブチ切れそうになった時、感情が爆発した時 笑

どっかで『あー、私、めっちゃキレてんなぁ 笑』って半笑いできる自分が居ると居ないとでは、大違いだもの、ね!笑!

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ヨガには、子育てのヒントがいっぱい!

ヨガの考え方を少し知るだけで、子どもたちとの毎日が、ワクワク、楽しく、子供がより可愛く感じられるようになるよ♡

皆さまの毎日が、ヨガという人類最幸の叡智とともに、より楽こしく心地よいものとなりますように。あなたがあなたらしく、より輝ける毎日となりますように。
Om, shanti, shanti, shanti.

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