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新日本FC その31:sienteとColaboとAV業界

【新日本ファクトチェックセンター】
引き続きColabo問題関連で考察を進めたい。

Colabo問題は一向に鎮火する気配を見せず、むしろ炎上が各所に拡散している状況で。

最近は「Colabo弁護団」の角田由紀子弁護士と、東京都知事の小池百合子氏へと延焼している模様。


Colabo問題について知らない人は、まず以下の文春記事2つを参照されたい。

仁藤夢乃さんとColaboをめぐる騒動、「本当の問題」は何だったのか


「地獄の門」と化したColabo騒動、東京都や国に問題はなかったのか




■一般社団法人sienteが、角田由紀子弁護士の暴言に抗議

今回はこちらの案件について。

一般社団法人sienteの声明

「『siente』というのはどのような団体なのでしょうか?」

多様な生き方を支援する民間団体ということらしい。


sienteは「主な活動」の一つに「AVの出演者等が受ける職業差別解消のための活動」が挙げられており、今回はその観点で角田弁護士の誹謗中傷発言に対し正式に抗議した、という形である。

角田弁護士の誹謗中傷発言というのは、11月29日のColabo記者会見に於ける以下の発言であった。


【アダルトビデオっていうのはですね、まさに女性を性的に虐待してですね、そのことを娯楽にしてる類のものなんですね】


言うまでもないが、AV(アダルトビデオ)は合法の産業であり、出演者や制作スタッフ等にも、自分の仕事に誇りをもって携わっている人達も大勢いる訳だ。

いわゆる「セクシー女優」としてアイドル並の高い人気を誇り、AV作品以外にもメディアなどに露出したりイベントでファンと交流したりするような「マルチタレント」的な出演女優なんかも結構多い模様。


それに対して「AVは女性を性的に虐待してですね、そのことを娯楽にしてる類のもの」などと一方的に決めつけるような発言を公式の記者会見上で行った、Colabo弁護団の角田弁護士。

これは確かに『不当な職業差別』と抗議されて当然、の酷い誹謗中傷発言ではないかと。

「角田弁護士はセクシー女優らを未だに数十年前の『日陰者』的な古いイメージでのみ思い込んでいるのですかね?」

11月29日のColabo記者会見の動画はワイも見たが、そもそもアレは「暇空氏らとColaboの問題」の会見だったのに、角田弁護士が途中から脈絡もなくトートツにいきなりAV批判の話に脱線し始めて「え? このおばさん、突然何を言い出してんの?」と困惑した人も多いのではないだろうか?

「聞いていて疑問符しか出ない、凄い違和感やトートツ感のある大脱線でしたね」
「実際、AV業界に女性にAV出演強要をするような酷い連中もいるのだろうが!」

それは詭弁だな。

ちなみに、Colabo界隈が散々大騒ぎして「AV出演強要問題」なる問題を創り出し、それが公金投入メニューの一つとして設定されたが、実績としては「AV出演強要問題は4団体合計でも相談件数がゼロ」だった模様。


Colaboだけでなくぱっぷすも若草プロジェクトもBONDプロジェクトもAV出演強要被害の相談件数がゼロ



この実績を見る限り、「AV出演強要問題」や「AV出演強要女性の保護」というのは、ほぼ「非実在被害者」を救済する名目ででっち上げられたペーパー事業、みたいな実態に近いのではないか?という疑念を持たれても当然だろう。

「『AV出演強要問題』なんて問題はそもそもほぼ実在しなかった?」

尚、もし「完全なゼロ」ではなく、そうした「AV出演強要」「女性を性的に虐待」のケースが一部にはあったと仮定しても。

そうした「ごく一部に非道な業者が存在した」ことだけを根拠に「AV自体が女性を性的に虐待するもの」などというレッテル貼りは「職業差別」以外の何物でもないだろう。


例えば「在日韓国人」の中に女性を不当にレイプする邪悪な強姦魔(犯罪者)が実際に何人かいたとして。その「事実」を根拠として「在日韓国人はレイプや性的虐待を好み、そのことを娯楽にしてる類の民族なんですね」などと発言する人が仮に存在したとして、その発言は問題ないのだろうか?

「そんな偏見に満ちた酷いレッテル貼りの人種差別発言が許されるはずがないだろう!」

であるならば、同様に「角田弁護士の偏見に満ちた酷いレッテル貼りの職業差別発言が許されるはずがないだろう!」ということになるはずだが。



■もし訴訟になったらどうなるか?

尚、現段階ではsiente側は角田弁護士側に「謝罪と撤回を求める」という要求だけの模様。
が、もし角田弁護士側が謝罪や撤回を全面拒否した場合、「名誉毀損」で訴訟になる可能性もありそうに見える。

「もし訴訟になったらどうなるのでしょう?」

実は「ツイフェミ側の弁護士がAV関係者を誹謗中傷して名誉毀損で訴訟に」という実例は過去にある。

具体的には2018年の伊藤和子弁護士の発言が「誹謗中傷」とされ訴えられ、その訴訟では誹謗中傷をした(ツイフェミ側の)伊藤和子弁護士が敗訴している。

「『セクシー女優やAV関係者ら』と『ツイフェミ側』とのバトル?は、数年前から火花を散らしていたのですね」

うむ。
ちなみに、上記件でAV業界サイドに完全敗訴という屈辱を味わった伊藤和子弁護士と、今回誹謗中傷発言をした角田由紀子弁護士は、いわゆる「ツイフェミ」のお仲間と言っていい間柄と思われる。以下の件など。


今回、Colabono記者会見で、角田弁護士が脈絡なくトートツに「AV批判」に脱線して酷い職業差別発言をブチかましてしまったのも、あるいは角田弁護士からAV業界への私的な怨恨(伊藤和子を討たれた件?)に基づくものなのかもしれないな。

尚、当記事は以下リンク先の個人ブログが本家である
新日本FC その31:sienteとColaboとAV業界 | zeromebaのブログ (ameblo.jp)

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