子の愚形ドラ1・愚形ドラ0はリーチすべきか?【麻雀】
というわけで、noteでは初の麻雀記事。
本日は愚形の取り扱い方についてだ。
ふいにテンパイする、子でのリーチのみ。
あなたはリーチを打つだろうか?
打たない?ではドラが1個あったら?
リーのみはなるべく打たないけど、ドラが1個あったら大体リーチかな。
そう答える人が多そうだ。
愚形ドラ0・1に関しては、人やルールによって意見が分かれる、実にセンシティブな牌姿だと言えよう。センシティブ言いたいだけ。
だからこそ、多くの要素を鑑みる必要があり、ある意味ここでの判断に実力が反映されると言える。
・巡目
・手変わりの枚数、その質
・点棒状況
…etc
リーチするかどうかには、多くの要素がある。
しかし、私にはこれらのあらゆる要素より優先して、まず真っ先に考える要素がある。
それは
「本当に先制になっているか否か?」
この一点である。
ハッキリ言って、ドラが1個あるかどうかはそこまで考慮しない。
先制になっているかの一点に注力するのだ。
実戦例を見ていこう。
リーチドラ1のペン3sをテンパイ。
(noteは牌画が使えないので、mps表記を使います。数少ない不満点ですね。書く方としては楽っちゃあ楽だけども。)
両面待ちになるまで2手かかる。
点棒状況を見ると3者競りで、供託も置いてある。
ここらへんを考えるとついリーチといきたくなってしまうが、重視すべき要素は「先制になっているか否か」だった。
両脇は速度感を感じないが、注目は対面の親だ。
7s→9sとカンチャンを内側から払った後に、中張牌の手出しが2回入っている。
そして特に自分の3s待ちが良いわけではない。
リーチボタンをクリックして楽になりたい衝動に駆られながら…
私はジッと西を縦に置いた。
対面の手を見てみると…
西を置いた直後、同巡にテンパイ。
枚数の不利な、しかも炎の50符追っかけリーチを喰らうところだった。
それではもう1つの例を見てほしい。
今度はリーチのみのカン5p待ちでテンパイ。
さきほどと違ってドラはないが、まだ5巡目であり、3者のどこの捨て牌からも速度感は感じない。
ならば元気よく…!
リーチと発声しようじゃないか。
リーのみとは違うんだよ、リーのみとは!(40符)
打点が伴っている、もしくは好形の場合は、追っかけが入ろうとも高い見返りがあるので、多くのケースでリーチが正着となる。
しかし愚形ドラ0・1は、追っかけられると途端に価値が暴落する。だから先制になっているかが全てだ。
なお
「速度感とかよくわからないし、何より手出しツモ切りなんて見てられません!」
という方もいるかもしれないが、そういう人は巡目だけで判断しても良いと思う。
7巡目までは先制だからリーチ!
というように。
しっかり見るよりは精度は落ちるだろうが、十分だと思う。
大体リーチする人や、大体ダマにする人よりは、よほど良い。
センシティブな判断だからこそ、より有利な場面だけリーチを打ち、不利な場面ではダマを選択する。
別れる判断だからこそ、使い分けていくことが肝要なのである。
肝要言いたいだけ。言いたいこと多いな。
それではまた!
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