俺が積もう…ヒジの高さまで(キンマを)
いよいよ佳境である。
キンマのアンケート戦争の締め切りが迫ってきた。
有馬記念で言うと第4コーナーを曲がって直線のたたき合いといったところで、実はもう打つ手がないのである。
牛さんの記事に思う
首の上げ下げで競っている相手が牛さん(齋藤豪プロ)なのだが、この記事に思うことがあった。
動機が明確で素晴らしい。
正直に言うと私は、「アンケートに名前を連ねますか?」という連絡が来たときに、そこまでの明確な理由も覚悟もなく、落ちているものを拾う感覚で受けた。
私も当事者となってから覚悟を決めた。
受けたからには戦おうと。
そして20連続note記事を書くなどしてアンケートをアピール。
大変だったけど、この記事で名前を知ってくれた方もいて、やってよかったと思っている。
この方なんかもそう。↓
めちゃくちゃありがたい。
こんなに応援されたことは今までにはなく、その体験は強烈だった。「ZERO」という厨二病をこじらせたような名前の由来の1つに、一旦全てを失ってZEROから始めた、というのがある。(もう20年以上前の話)
携帯電話(当時)を捨て、家を捨て、過去を捨て、私は一人になった。
ずっと孤立無援の将だったからこそ、応援の声が胸から手足の指先まで染み渡る。
投票が始まってからの思いで牛さんと一番共感できたのがこの部分。
どれだけ応援されても、負けてしまったら何も返すことができなくなってしまう。
そこで私は文章で気持ちを伝え続けながら、自分でも投票していくという両翼戦法をとることにした。
自分がプロモーションの先頭を走る形で引っ張っていかなくては、投票してくれた人への顔が立たない。まずは自分が行動で示すべきなのではないかと。
なお、牛さんは
と、自分で買わないことを宣言している。
私も当初はそのつもりだったし、これは思想のほんの少しの違いというだけの話なので、何もコメントをするつもりはない。
ただ1つだけ言わせてもらいたい。
積みたくても積めない
木原さんも30万円で300票買おうか検討したみたいなことを言っていたけど、現状は積みたくても積めないのだ。
そりゃ私も積めるならその上200…!
とかいって積んでいたよ。
だが現場で動いたからこそわかるんだけど、キンマはもうどこにも売っていないのだ。
まず通販系が発売日に全滅。
Amazonだけは数日生き残っていたけど、それでもお一人様6冊制限がかかり(先月は20冊買えたのに)ヒジの高さまで積めない。
残る手としてはコンビニと書店行脚になるわけだけど、数日で入手困難になり、たまに生き残っていても1冊2冊。
発売日より20日経った今では、キンマはもう三色同刻くらいのレア度と言える。
発売から1週間後のときに、1日かけてコンビニや書店を行脚し、15冊くらいの成果をあげたことがあったけど、今では無理だ。
2週間経ったときには、電話で1冊の生き残りを確認してから取り置きをしてもらい、高速道路を使って30分かけて買いに行くなどした。
本気で勝とうと思ったら、発売日前に各通販で予約して買い占めたり、おひとりさま制限があるなら友人知人に頼んで予約してもらったり、コンビニも発売日直後に巡ったりするのがベターな動きではあるのだが、それって本当にキンマのためになるのかとも思ってしまう。
各所に届くはずだったキンマを買い占めて、読みたい人に届かなくなってしまっては一時的な売上は上がっても本末転倒ではないか。
(だから私は買ったキンマを各雀荘様に配るようにしています)
まとめ
本人の意志に関わらず、もうこの時期になったらやれることがないのだ。
もしかしたら何百冊と貯蔵している人がいて、私も牛さんも一気に抜かれるかもしれない。
そうなろうと、もう見守ることしかできない。
ただ、こうなるまでに自分の範囲内でやれることはやった。
記事にせよ、自薦投票にせよ。
最近はコンビニを通るだけでキンマが売っているか分かるようになった。
プンプンとキンマの匂いがするのだ。
(キンマって一文字足すだけで大変なことになるので、タイピングするときに緊張感が走るぜ…)
記事を書き続けることの大切さを体感できた。
応援してくれる人が増えて嬉しかった。
コンビニ巡りは30年遅れの青春体験みたいだった。
勝敗がどう転んでも後悔はない。
最後に、投票してくれた方、本当にありがとうございました!