１メンツ落とし構想【麻雀】★★★

堀プロの１メンツ落とし構想

先週の観戦記
「天才すぎる」の異名にふさわしい！混沌を生き抜く茅森早香の冷静な立ち回り
での堀プロの手牌。

私はこの手牌からの打２ｐを見て、西が重なった時に

左４枚を全部取っ払っていくつもりだったのでは？と書いた。

よくあそこから2p切ったくらいで西重なったらメンツ落とし視野に入れてる事に気づきましたね笑
普通気づけないと思うんで感心しました笑

— 堀 慎吾🌸 (@elis0323) October 21, 2020

合ってた。
先日の丸山プロの記事もそうだけど、書いたものに対し
「大体合ってるで」
と、本人から反応があると本当に嬉しい。
よーし今夜もアナタの思考を見抜いちゃうぞ！というモチベが上がる。

ご機嫌なので、この１メンツ落とし構想を掘り下げていこう。

１メンツ落としはド派手な必殺技

４メンツ１雀頭を集めていく麻雀において、１メンツ落としは異端の発想である。

サッカーで言うと自陣のゴールに向かってシュートを打つようなものだ。

１メンツ落としは見た目が派手。
配信対局ではこういう派手な技はとても盛り上がる。
（見逃しも同様だね）

だから堀プロも、西が重ならなくて「つかねー」って思ったんじゃないか。
アガれるアガれないとは別のところで、構想に入っている「派手な技が繰り出せるツモ」がくると嬉しい。

さて盲点になりがちな１メンツ落としだが、どのような種類があり、どのような状況で使うべきなのか。
強者の選択を紹介しながら解説していく。

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ホンイツがベーシック

これはとある配信対局での宮内こずえプロの手牌。
宮内プロはここから６ｓを切った↓