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高速バスで東京に行かない【コラム】

この記事は私の実体験から形成された価値観であって、他人に強制するものではないことを先に書いておきます。

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半端な土地・名古屋

名古屋は半端な地域とよく言われる。
生まれも育ちもずーっと名古屋の私からすると「半端ってなんやねん!」と、それこそ半端な関西弁で反抗したくなるが、言いたいことはなんとなくわかる。

東でもなく、西でもなく。
どちらかというと西っぽいけど、関西勢は我々名古屋勢を仲間とは決して認めてくれないだろう。
地方でいうと「東海」。わけがわからない。
悔しいが、たしかに中途半端なのかもしれない。

20年前、東海地方から東京に通っている最高位戦のプロは私だけだった。
今でこそ「最高位戦・東海支部」なるものが発足し、ここ名古屋でも多くのプロたちが活動している。対局は基本名古屋で行われるが、上のリーグや、タイトル戦の予選なんかは東京で行われるので、その度に名古屋民は上京しなくてはいけない。

その際に「高速バス」を使っているプロが結構いるのを見かけるのだ。

ちなみにフォロワーを対象にアンケートを行ったところ

新幹線が圧倒的に多いものの、高速バスにも根強い需要がある。

高速バスの魅力

高速バスの魅力は安さ。この一点につきる。

曜日や時間帯、バス会社にもよるが、予約などを駆使すれば2000円を切る値段で東京に行ける。

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新幹線を利用すると11000円前後かかるので、往復することを考えると値段の差は20000円近くになる。この差は非常に大きい。
だから高速バスを利用したくなる気持ちはとてもわかる。

しかし、私は麻雀の対局や仕事関連での移動に高速バスを使うことは二度とないだろう。
それはなぜか。

高速バスのデメリット

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