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鳴いて放銃率を下げる?NAGAの戦術を実戦に取り入れてわかったこと【麻雀】★★

昨日の【緊急差し替え】ゼロマガ終了の危機にたくさんの温かいコメントをいただいた。

弱くなったのは確実だ。
「どんな強者でも七段に落ちるんだから…」
という声が多かったが、真の強者はここまで頻繁には七段へ落ちない。

何がよくないのか…そこへきてこの記事である。

この記事を書くために麻雀AIであるNAGAちゃんの牌譜を5つ見た。
「手組み」や「押し引き」などはあまり違和感がなかったものの、自分の感性と大きく違ったのは「鳴き判断」に集約されていたのだ。

たとえばこの発の一鳴き。↓

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現状ドラ0でヘッドレス。
上家から出たこともあって、私だったら1枚目はスルーする。

ただ鳴いていた時代もあったんだよな。
積み棒2本と供託が1本落ちている。
形は不安定とはいえ、鳴いたほうが明確に速いのだから踏み込むのが正解なのかもしれない。

こうして私はNAGAの鳴きを実戦に取り入れてみることにした。

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遠くて安い鳴き

私はこの発からポンした。↓

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ドラも無く愚形まみれ。
今までの私だったらスルーしていただろう。

アンケートもとったので見てみよう。

やはりスルー派が過半数を超えた。(70%)
形が不安定すぎて守備に不安を感じる…というのが今のマジョリティなのだろう。

しかも私は発をポンして北を切った。
かなりデンジャラスな構えだ。

これからの私は最前線に身を置く。
いや過去にも鳴きまくっていた時はあった。
鳴いたり、鳴かなかったりして、いろんな時代を経て今のトレンドが「鳴かない」というだけ。そこから再び「鳴き」にシフトレバーを入れてみる。

極端に振ってみることで、それぞれの選択のメリットデメリットを肌で感じることができる。

つまり、このようなデメリットだらけに見えるクソ鳴きにもメリットはあるのだ。

クソ鳴きの効能① 放銃率は副露率と比例しない

当たり前の話だが、どれだけ形が悪くてもツモさえ良ければすぐテンパイする。↓

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放銃率を下げるのはオリだけではない。
先にアガってしまうことも立派な守備だ。

よく
「コバゴーはよく鳴くのに放銃率が低い!素敵!抱いて!」
と言っている人を見るが、よく鳴くからこそ放銃率が低いとも考えられる。
鳴いて相手のアガリを潰す。
鳴いて不利なめくり合いを避けてオリる。

必ずしも副露率と放銃率が比例するとは限らないのだ。

クソ鳴きの効能② 情報公開による牽制

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