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普通に打つことの大切さ【麻雀】★★

「麻雀の匠」の魚谷プロ編が始まった。

この「麻雀の匠」という企画は、匠(強者)が麻雀を打ちながら自分の思考を伝えるという企画。
強者が普段どんなことを考えているのか、どこを見ているのかを教えてくれるのは聞く機会がないので、とても貴重だと思う。
これまでのシリーズをもういっぺん全部見直そうかな…と思えるくらいには濃厚な内容だと思う。

その「麻雀の匠」の中でも、1回目の放送はその人の麻雀観が語られることが多いので、とても興味深い。
例えば金太賢プロなんかは

>まず私の麻雀観を語るにおいて、テーマを持って戦うことが大事だと思っている(中略)
麻雀というのはどんなに強い人でも20~25%しかアガれないというのを、みんなには、ホントに心から理解してほしくて。75%から80%はアガれないんですよ。(中略)
まずアガれない時にどうするかをちゃんと考えておく(中略)
6巡目で0メンツは諦めたほうがいい

( 【麻雀の匠】最強雀王による価値のある手の作り方!【金太賢#1】より抜粋)


と、第1回に番組内で語っている。
守備のことを強く重視しているんだな…とわかる。

そして、魚谷プロが語ったのが…

>私の麻雀って「普通の麻雀」なんですよね

これよ。
魚谷プロは
「麻雀に奇手はいりません」
と本に書いていたくらいなので、らしいな…とは思ったけど、これって改めて考えると凄いことよね。

Mリーガーであり昨シーズンのMVP、ともすれば難しいことを言いたくなるじゃん。
「牌が止まってみえます」
「感覚で大体ここらへんで待ってそう、とわかります」
みたいな。

しかし魚谷プロは
「麻雀を打つ時は、基本に忠実、を心がけているので初心者の方にも参考にしやすいと自分では思っていて…」
と続ける。

では普通に打つとはどういうことか。
魚谷プロの闘牌を1打1打徹底的に振り返りながら考えていこう。

(魚谷プロの手牌は使用しますが、画像は一切載っけません。)

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