クソ飲料ソムリエぜろ子2
毒をもって毒を制す
どうも、あなたの勇者ぜろ子でございます。
約2年ぶりにクソ飲料ソムリエとして活動します。
クソ飲料ソムリエとは何ぞや。と思った人は第1回のnoteを呼んでください(怠惰)
なぜ唐突に第2回を開いたかと言うと、エナドリ界を震撼させるようなクソ飲料が爆誕してしまったからだ。
そのクソ飲料とは『ボスカフェイン』である。
一見普通のコーヒーのように見えるこいつはなんと1本245g当たりカフェインが200mgも入っているのだ!!!!!!
レッドブル250g当たり80mg、モンスターエナジー355g当たり142mg、そして伝説のマツキヨエクストラシャキーンでも185g当たり185mgだ。
200mgはやりすぎだろ。
劇薬だと気づきにくいデザイン
マツキヨエナドリと比較すると確かに100g当たりはマツキヨに軍配が上がるが、彼は毒々しい見た目をして「私は毒です」と宣言しているので地雷だとすぐに分かる。でも、ボスカフェはどうだろう。
この「私は無害です」のようなすまし顔。僕はこれが問題だと考えている。
1回に摂取してもいいカフェイン量は体重×3mgだが、ボスカフェは約66kg以上ないと一気飲みできない。適正体重でも体質や体調で何かしらの異変が起きる可能性がある。
もし、子供が普通のコーヒーだと思い一気に飲んでしまったら事故に繋がる。
劇薬は劇薬のツラをしなければならない。
正直企業倫理を問いたい。
カフェイン剤とボスカフェの比較実験
御託はここまでだ。ここからが本番だ。
この狂気のクソ飲料がどれだけの破壊力を持っているのか己の身体を使った比較実験をした。
比較対象は常用しているマイプロテインのカフェイン剤(1T200mg)だ。
こいつもボスカフェ同様一発で200mgのカフェインを摂取できる。コスパだけで選ぶならこのようなカフェイン剤一択になる。そこまでして働かなければならないのかと悲しくなる。
早速だが問題が起きた。自他ともに認めるカフェインジャンキーの僕は200程度じゃ効かないのである!
そこで今回は普段と同じ400を取るためにボスカフェを2本飲むチープな覚悟を決めたのだ!!俺の屍を越えてゆけ。
(もちろん日は分けて行っています)
まずはカフェイン剤×2から、感想という感想がない。普段と同じで頭がスッキリする。まぁ仕事もいつも通り進むな。うむ。感想がない。
続いてボスカフェ×2、飲んで数十分はカフェイン剤と大差ない。ふむ、この程度か……
しかし、その後、猛烈な頭痛と加速感、冷や汗が出始めた。うおっ!全ての動きが読めるぞッッ!!!!おほっ、これがゾーンに入るというやつか!
あっ、ヤバいかもしれないという直感で水分補給と休憩を取った(馬鹿)
仕事は加速感のおかげで進んだのでなんか結果オーライになったンゴ(阿呆)
ボスカフェインで異変が起きたのはカフェインの他に糖分も多く入っていたからだと思う。脳がバグる。
瞬間的な覚醒度合いだったら、カフェイン剤の舌下やスニッフィングのほうが圧倒的に上だが、ハードルの低さでこいつがギリトップに出る。
耐性がある僕ですらこの有様だから常人が摂取したら体が破裂するだろう。
サントリーはもう一度よく考えた方がいい
アホな人体実験はここまで。
最近はカフェインが多く含まれているものが多数あるが、大体のものは刺激的なデザインだったりしっかりとした注意喚起はされている。ターゲット層が明確にわかる。
しかし、ボスカフェインはそのラインが曖昧かつ手に取りやすい。見えない地雷は笑いにならない。
劇薬デザインなら僕はここまで否定的な事を言わなかったと思う。寧ろクソ飲料(褒め言葉)の王の名を与えていた可能性だってある。しかし、これは危険すぎる。耐性がない人、子どもが手に取って悲惨なことになる前にサントリーは1度よく考えてほしい。なにか起きてからじゃ遅い。
もし、飲むなら時間を開けて少しづつ飲んでほしい。
レッドブルやモンスターエナジーを飲んで不調が出た経験がある人は飲まないでください。
あ、味は美味くもなく不味くもないハンパな味でした。そこもクソ飲料かよ。
良い夜を
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