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ワークスタイル探訪Vol.3

はじめに

個人研究のテーマとして,弊社でサービスローンチしたCoMADOを使ってリモートでワークスタイルを探訪する調査のVol.3をまとめます.
今回ワークスタイルを紹介いただいたCさんのプロフィールは以下の通り.

Cさんプロフィール

仕事:フリーランスエディター・ライター
仕事内容:技術系記事の企画,編集,記事作成
仕事場所:自宅(記事作成のための取材はオフラインが多い)
1日にどれくらい机の前で過ごす?:8〜10時間

仕事環境調査

主に技術系のウェブ記事や社内報などの企画から記事の制作までされているフリーランスのエディター,ライターのCさんの自宅の仕事環境を紹介いただきました.ビデオ会議用のWEBカメラをつけたiMacとICレコーダーが仕事に使う主な電子機器で,着手中の仕事で使う紙資料や書籍,文房具,外出時に持っていく取材道具セットなどが手の届く範囲に配置されています.
ご本人曰く,分類が得意でなく,目の前にいま必要なものが見えていないとどこにあるのかわからなくなるということで,最近の仕事に必要なものをすぐ手に取れるような場所にまとめて置いておくそうです.


仕事で必要なものが手に届く範囲に全て配置されたデスク環境


外出用仕事道具セット

仕事のやり方

パソコン前に置いてあるタンブラーにお茶を入れて仕事開始のスイッチを入れます.
仕事中はBGMなど音楽,動画は流さず作業に集中するそうです.特に映画は集中してみてしまうので,必ず仕事が終わってから見るとのこと.
最近は配信動画を見ることが多いですが,配信されていない映画をDVDで見ることも多いので,iMacに接続しているDVDドライブはほぼ映画再生用に使っているそうです.

DVDで映画を見る時に使用するDVDドライブは常にPCに接続


記事をまとめるために利用する取材の録音データは,以前は文字起こしサービスを外注していたそうですが,最近はAIの文字起こしサービスを利用し,校正をご自身でやられるのが正確かつ最速なやり方として定着しつつあるとのことです.

AIを利用した文字起こしサービスダッシュボード

こだわり

分類が苦手なので,すぐに使うものは見えるところに出しておくことや,引き出しに収納してあるすぐに使用しない書類や必要なものは,中を見なくてもすぐに分類項目がわかるようにテプラを貼って整理しているそうです.

テプラで引き出しの中身がわかるようシールを作成


引き出しに貼られたテプラシール.段ごとに分類項目や数が異なる


名刺の管理方法については,クラウド名刺管理サービスを含め,色々試してきたのですが最適解が見つからず,近々スキャナーを購入して名刺を整理することを計画中だそうです.
最近交換した名刺はご自身の名刺も含めすぐ閲覧できるよう机上の箱に収納しているそうです.


リフレッシュルーチン

犬の散歩を1日2回,各30分くらいしてリフレッシュしているそうです.
図書館が近いので,本を借りるついでの散歩もリフレッシュになるそうです.
机の上に置いてある頭皮マッサージの機器は,血流が良くなる効果を感じるので,頭が疲れた時に使うそうです.

テレビの通販で見たものを後から調べて購入した頭皮マッサージ機器

まとめ

読書好きのCさんは本をよく読まれていて本棚には仕事で読む本以外にもさまざまなジャンルの本が並んでいました.ちなみにいま読んでいる本は内田百閒の「第三阿房列車」

仕事用の本の棚エリア


仕事以外の本棚と最近読んだ内田百閒の第一・第二阿房列車


中原淳一のおしゃれの絵本は当時のファッションの色使いやオシャレ感を楽しむ時にパラパラとめくる用に本棚上に飾っているそうです


机には,清水寺で購入した大黒さまの置物をおいて商売繁盛の祈願も怠りません.(小さな大黒さまのストラップは持ち歩き用)


シリコンで作られた大黒様の置物
大黒様のストラップは持ち運び用の開運グッズ


分類が苦手という自分の特性を理解しつつ,見える範囲に必要なものが一瞥できるように,ご自身の特性と身体にあわせ環境を最適化しているのが印象的でした.
一緒に暮らしているトイプードルのワンちゃんはCさんが仕事中は邪魔をせず,ベッドに寝たり別の部屋にいるそうですが,ちょっと疲れた時に一緒に遊んでもらったり,もふもふしたりすると癒されるとのこと.うらやましいです.

オンラインインタビューの時は不在だったので,後から写真を送ってもらいました


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