ワークスタイル探訪Vol.4
はじめに
個人研究のテーマとして,弊社でサービスローンチしたCoMADOを使ってリモートでワークスタイルを探訪する調査のVol.4をまとめます.
今回ワークスタイルを紹介いただいたDさんのプロフィールは以下の通り.
Dさんプロフィール
仕事環境調査
リビングにはパソコン作業の机と作業台,別の部屋に3Dプリンター専用の部屋を備え,自宅兼研究・製作の場として自宅を整えられている研究所お勤めの発明家(研究者)のDさんは,フレックスタイムやリモートワークのため自宅で研究することも多く,1人で自由に使える3Dプリンターもあると便利ということから,自分仕様の発明空間を作られています.
ほとんどの時間を椅子に座って過ごしているので,座りながらストレッチもできるフットレストは手放せないアイテムです.
仕事のやり方
120cm長の机におかれた42インチモニターに接続したPCは論文を読んだり,試作する装置のモデリングなどの作業をするそうです.椅子に座りながら後ろを向くと,試作品のはんだづけや組み立てなど手作業のための作業台があります.
別の部屋には2台の3Dプリンターが置いてあります.香港から取り寄せたプリンターは,高速な出力が特徴で便利に使っているそうです.ただ,Dさんがいま取り組んでいる研究の試作で使うゴム系フィラメントを使った出力には不向きなそうで,時間がかかりますが出力が安定する別の3Dプリンターも併用して使っているそうです.
論文の締め切りなどが近い時はほぼ毎日3Dプリンターを稼働させて試作作りに励んでいるそうです.
3Dプリンターからは有機ガスが出ますので,部屋の広さとPM値,評判からチョイスした空気清浄機もしっかり完備しています.
3Dプリンターは出力時に振動音がするので騒音が階下に響くかもしれないという心配もあり,プリンターを使うのは日中のみだそうです.
こだわり
健全な研究は健康な身体からというモットーに,食に関して高い関心をもっているDさん.
本日のランチは,栄養士さんが監修され糖質を考慮した食事の宅配サービスの一品だそうです.その他,身体に必要な栄養素で食事からの摂取では不足しそうな栄養素はタブレットから摂取するなどして,健康に留意しながら研究に集中されているとのこと.
リフレッシュルーチン
食事をしながらアニメを見てリフレッシュするそうです.アニメの作品は,30分で1話が終わるような作品に意識的にしているそうです.一度はまるととことん追求してしまう性格なので30分程度で見終わることができるアニメが休憩にはちょうど良いそうです.ゲームは好きですが始めるとやめるタイミングがわからなくなることもありやらないようにしているとのこと.
健康の面を考えると本当は運動もした方が良さそうだと思っているけれど,なかなか実行できず,近くの24時間空いているフィットネスの会員になろうと思いながらまだ実行できていないそうです.
まとめ
発明家らしい,作りながら考えることに集中できる環境が揃ったすばらしい部屋でした.
快適すぎて外に出れないとお話されていましたが,納得です.
お住まいの集合住宅の敷地内には緑も多く,ベランダからの風景を見せてもらいましたが,見晴らしがよく気持ち良さそうでベランダで深呼吸するだけでもリフレッシュできそうでした.
常に色々な試作をされているDさんなので,もっと机の上はカオスになっているのでは?と思ったのですがとても整理整頓されているので,いつもこんなにきれいなのか聞いてみたところ,今回の調査のために前日机周りの掃除を頑張ってくださったとのこと.(ありがとうございます!)いつもはもっと散らかっているとのこと.それでこそ発明家です.
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