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早朝の試合でも「いつも通りのチカラを出し切るアレコレ」を振り返る

AM6:30に我が家の朝は始まる。

そして、
この寒い時期の子供たちを観察すると、カメが "甲羅" と "布団" を間違えたかのように全身を包み隠し、「立つんだジョー!」と尻を叩いたところで、立ち上がろうとしない。

外から見ると、なんとも滑稽な姿だ。

きっと...、
「力石徹の必殺技である "カミソリアッパー" よりも、寒さの方がダメージが大きいのだろう」と思う反面、「段平さんの声かけじゃないと、火事場のクソ力は湧き出ないのか?」とも考える。

とかく、気温が低ければ低いほど、子供たちの朝起きる気力を失わせることは誰がどう見たって明らかで、日本全国共通の儀式なんだと思うところだ。

もう一つは、「日照時間」の問題がある。

マンションの5階とはいえ、東京のコンクリートジャングルでは朝日を遮るモノばかり。

お天道様が顔を出したばかりのAM6:30では、朝日が部屋を照らすには階層が低すぎて、子供たちの脳内に分泌している「メラトニン」を止めるための、十分な光量を確保することができないのだ。
#50,000ルクス必要
#蛍光灯は500ルクス
#100倍

例え...、
人工的な灯りをギラギラ照りつけたところで...、
脳にある体内時計の針が進むことはなく...、
体内時計がリセットされて活動状態に導かれることはないのだが...、
そのまま放っておくワケにはいかず、怒号・尻叩き・コチョコチョなど、あらゆる手を駆使して起こすわけで、お子様を持つ方でしたら一度は経験したことがあるハズ。

ここまでの話をまとめると、朝スッキリ起きるための障害は "2つ" だと考えている。

①寒さ
②日照時間

特に後者は、「スポーツ選手が早朝の試合でパフォーマンスを発揮する」には脳内に叩き込んでおいた方が良いと個人的には思っていて、石川も現場ではこの考えを応用して選手たちに実践させています。

そこで、「メラトニン」の特性をもう少し深く掘り下げると...。

メラトニンの分泌は主に光によって調節されています。
夜中に強い照明の中にいると体内時計の働きが乱れてメラトニンの分泌が抑えられます。
これが睡眠覚醒リズムが乱れる原因となります。

ってな感じで、夜間に多く分泌さる脳内物質のため、選手たちが夜な夜な液晶に穴が開くくらい携帯をイジイジするのは、翌朝のパフォーマンスに影響するのは明らかで、携帯電話を没収する口実ができるww
#どんな指のチカラやねん

流石にテレビまで奪い取ると可哀想なので、「そもそもテレビが存在しない部屋を用意したら、みんな諦めがつくだろう」と思うところだが、そこまで意識的にやっては可哀想でならない。
#ソコは自己管理で

ここのところの参加した遠征と試合結果を照らし合わせると、この辺りの整合性は取れてくるのは明らかで、「選手に『試合に集中できる環境』を与えるには、結構良い手段だなぁー」と思うところだ。

とにもかくにも、

医学的な側面からは「メラトニン分泌抑制」が試合のパフォーマンスに与える影響が色濃く(早く寝よう)、メンタル的には「外に意識を持って行かれず、競技と向き合う時間が増える」と考えていて、今の世の中では難しいのは理解しているのだが、選手と父母の理解が得られれば、ぜひ実践して欲しいところだ。

「何もすることがないから、早く寝るようになり、結果的に早朝スッキリと起きれる」

これが真実なのだろう。

我が家でも「Switch」「アマゾンプライム」「タブレット」を抹殺できれば、子供達は「することがないから早く寝よ」となり、冬空でもカメになることなく起きるのだろうか...。

子供は、遊びモノを次から次へと見つけるので、結果は変わらないと諦め、明日の朝も布団に包まる姿が頭に過る。

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