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介護への備え (本人側視点)

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さて、じゃあ来たるべく介護に備えるためには何をすべきなのでしょうか。介護を受ける本人(および配偶者)と、家族側の目線でそれぞれ分けて書きたいと思います。
今回は「介護を受ける本人側の目線」です。

伝えたいこと
・自分がどうしたいかを家族と話し合い決めておく
・家族の意見を聞いておく
・施設の下見をしておく (施設に入居する場合)
・万が一の事を整理しておく

ではいってみましょう。


自分がどうしたいか

介護される側になったとして、自分がどうしたいのかを整理しておく必要があります。具体的には、
施設に入るのか、自宅で過ごすのかの二択です。

施設に入ることを良しとするのであれば、以下のことを調べておく必要がありますね。
・近辺に施設があるのか、その空き状況は?
・雰囲気はどうなのか
・どれぐらいの人数が入居しているのか
・費用と入居期間

はたまた自宅で過ごしたい、とのことであれば、主に自宅内の事を考える必要があります。
・誰が介護するのか
・手すりの設置
・寝室とトイレの位置関係
・階段、上がり框などの段差の有無

特に大変なのは自宅で介護される場合です。年齢が進むとまず自分の足で歩くことが困難になり、手すりにつかまりながら、あるいは車椅子、歩行器を利用する生活を余儀なくされます。

もちろん階段の上り下りなんてできなくなるので、家に住んでいる場合は居住空間が必然的に1F部分に集中します。布団で寝ている場合は足腰や下半身への負担からベッドを勧められることになり、その準備も必要です。

それだけのスペースを確保しなければなりませんし、壁際には手すりの設置が必要です。そのため介護が必要になる前の段階から不要なものや身の回りのものは少しずつ整理しておくことも大事ですね。

家族の意見を聞いておく

施設に入る場合も、自宅で過ごす場合どちらにも言えることですが家族側の理解も必要です。

施設に入る場合、家族側が心配することはさほど多くありません。入居までの準備や介護保険関連の申請、認定など書類作業はそれなりにありますが入居して落ち着いてしまえば、それぞれの生活が再スタートになります。

また、一定期間自宅で過ごす必要性が出てくる場合もあるのでその際には誰が面倒を見るのか、どこまでやれるのか、介護職の方のフォローは受けられるのかどうかは確認しておく必要があるでしょう。

それに対し、自宅介護を選択する場合は家族側とよく話し合ってください

自力で生活できない部分は当然家族や介護職の方のフォローが必要です。介護職の方は日中フォローしてくれますが、夜間や早朝の時間帯には家族が見守る必要があります。

その間、下の世話やお風呂、食事などあらゆる点で家族側の手をかけることになるため、誰がどこまで世話をしてくれるのか、続けられるのかは同意しておく必要があるでしょう。

施設の下見をしておく

施設入居を決めているのであれば、施設の下見も必要です。

要支援・要介護の認定ランクによって得られる補助もろもろ違いはありますが、施設に入居するのに下見をせずに入ってしまい「こんなはずじゃなかった」とならないようにする必要があります。

家の引っ越しをするのに物件の下見は皆さん必ずしますよね?それと同じで、介護施設への入居も「そこで今後生活することになる」ので下見は必ずしておいたほうがよいでしょう。

介護士さんの数や建物の雰囲気、レクリエーションの有無、入居者数や部屋の数などありますが、体が動かなくなる前に下見を済ませケアマネージャーさんと会話をしておきましょう。

万が一の事を整理しておく

これは介護に限らずですが「ある日突然意識を失って話せなくなった」などの事を考えて銀行口座や通帳、資産などの大事な情報は整理しておく必要があります。

例えば、旦那さんしか銀行口座の情報を知らない状況下である日突然倒れてしまった場合、奥さんはお金を下ろせないので当面の生活すらままならなくなります。万が一死亡しようものなら口座は一時的に凍結、遺産としての引継ぎが完了するまで一切使えなくなってしまいます。

「自分にもしものことがあった時のために」の備えは必要です。

・生活費の口座の情報は共有しておく
・金融資産など、遺産として残すものの扱いを考えておく
・必要があれば遺産相続の取り決めをして遺言書を残しておく

これらの事はいざ、となった時にはすでに遅いため元気なうちに決めておきましょう。必要なら信託銀行などに相談し、遺産整理をしておくことをおすすめしておきます。

家にあるものをただ捨てるだけなら簡単です。ただし、遺すものや分けるものに関しては整理を事前にしておかないと、資産の持ち主である本人の意思がないまま家族側が無駄な協議をすることになります。果ては争いの種になることも必至です。

家族と話し合い、取り決めをしておくこと。
これも大事な介護への備えでしょう。

あとがき

これは実際に私の身の回りで起こっている出来事を踏まえたうえで、やっておかないといけないなと思ったことをまとめています。
次回は「家族側」の目線で何をしておくべきか、についてまとめたいと思います。

最後に

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