見出し画像

J2第6節 ザスパ群馬vsファジアーノ岡山 レビュー 【1-2】

「苦戦して勝つ」は最高の栄養分


ここまで3連勝で首位をキープしているファジアーノ岡山。3連戦の最後はアウェイ群馬戦ということで、あまり得意ではない北関東アウェイ。しかも群馬は現在のところいまだ勝ちなしの最下位と。これまでの岡山であればこの辺でコロッと負けてしまって、相手に今季初!とかプロ入り後初!とかめでたい勝利をプレゼントしてしまいそうな状況が整っていました。

が、今年のチームは勝負強い!メンバーを入れ替え、トップフォームとはやや勝手が違う中でも勝ちながらチームの練度を高めていく。そういう収穫ある4連勝となったように思います。開幕戦を除いては僅差のゲームが続いていますが、「苦戦して勝つ」は最高の栄養分だと思います。実りある秋に向けて、今のうちに苦しんで耐えて勝っていきたいところです。


スタメン



群馬は4バックも3バックも使いこなすチームですが、岡山が3421ということでこの試合は3421で臨んできました。3421同士の対戦だとミラーゲーム的な展開が予想されますが、そこをうまく活用していきたいという群馬側の思惑はピッチにもよく現れていたように思います。

一方の岡山は、連戦最後ということもありメンバーをいじってきました。まず、太田龍之介がスタメンデビューということでここでようやく登場することになりました。シャドーには田中雄大、そしてボランチには仙波大志と。このあたりが従来のスタメンとの変化。あとはシャビエルでしょ。待ってた。やっと彼のプレーが見られると思うと試合前からワクワクしてしまいました。

ゲームの流れ



群馬は後方からつないでくるスタイル。それに対し前プレに出ていく岡山。その岡山をはがして進みたい群馬。あるいは、岡山のバックパスをきっかけにプレスに出ていく群馬。それをいなしてタテパスやサイドへのロングボールでスペースをアタックしていく岡山。というような構図で進んだ前半だったかなと思います。どちらにも決定機といえるチャンスはなく、お互いに攻めあぐねてはいましたがやはり守備力に勝る岡山の方が若干優勢だったかなぁと。

後半に入ると岡山ペースの色が濃くなっていきます。前線からのプレスが弱まっていく群馬に対して主に右サイドから攻撃を組み立てる岡山。いい形を作るところまでは行きますが、決定機まではやや遠い。なかなかにしんどいゲームです。群馬は主に左サイドを中心に攻めますが、こちらもチャンスには遠い。このままドローかと思われた93分。グレイソンとのコンビネーションでガブリエル・シャビエルが岡山移籍後初ゴールで決勝点。またしても劇的なAT弾で岡山が見事4連勝で連戦を締めくくりました。

群馬の突きつけた田頭問題と高澤問題


まずは、この試合3421で臨んだ群馬の攻撃のやり方からチェックしていきたいと思います。序盤はロングボールを使ったオーソドックスな攻撃を見せていて、


左WBの川上や、左シャドーの高澤がボールを受けるふりをして降りていく。すると岡山のWBやCBもついてくるので、その背後にロングボールを流してFWを走り込ませる。これは、3バックを相手にするチームがよくやる攻撃で岡山もこの試合で同じようにやってました。

ところが、群馬がおもしろかったのはこのようにロングボールを見せておいての組み立てのところ。どこのポジションでもマッチアップしてしまうというミラーゲーム的な展開をうまく活用すべくおもしろいアイデアを見せていました。


もともとショートパスをつないで「運ぶ」をやっていきたい群馬は組み立てのところに一工夫入れてきます。このように右WBの田頭がダブルボランチの横まで入ってきて、あたかも3ボランチのような状況を作ります。そして、右シャドーの佐藤はタッチライン寄りに立ってWGっぽい位置に。


岡山はFWルカオが群馬のCB→ボランチのパスコースを遮断して、左右のCBにボールが出るとプレスに出ていきます。3CBに3トップ、ダブルボランチにはダブルボランチをつけることになりますが、中よりに立つ田頭だけは末吉の持ち場から離れすぎているので”浮く”格好になります。この構図をうまく使ったのが前半13分のシーンでした。


左サイドからグラウンダーでサイドチェンジが入り、右CBの大畑が運ぶ。その前には田中雄大が構える。しかし、田頭はやはりインサイドにいるのでもしここで田中雄大が大畑に寄せると田頭がフリーになってしまいます。ちょうど岡山の523のブロックの泣き所”ボランチ脇”に立たれてしまう。


ボランチ脇でパスを受け取った田頭は前線を確認して、平松へアーリークロスを蹴り込んで攻撃完成と。このようにして田頭問題を突き付けて岡山を困らせてやろうという狙いを感じるプレーでした。


ちなみに、この田頭問題については、左CB鈴木喜丈vs右シャドーの佐藤の1on1は受け入れてしまって、中に入っていく田頭にはそのまま末吉をぶつけます。そうすると田中雄大は田頭を気にせず大畑に出られるのでそれでいきましょうと。これはこれまでの試合でも見られた対応で岡山の3CBの守備性能を信頼した守り方といっていいのかなと思います。あとは、FWが2度追いして大畑にもプレスに行ってくれると、田中雄大は大畑をFWに任せて田頭を気にできるのでそういうシーンもチラホラありました。

次にこの試合の解説をしていた柱谷幸一さんが指摘していた高澤問題。こちらも岡山の前プレを逆手にとってやろうという意図を感じる攻め手だったと思います。


岡山は前の3人とダブルボランチが前に出ます。しかし、そうなるとダブルボランチと最終ラインの間にスペースができやすくなる。そこに再三降りてきたのが左シャドーの高澤でした。19分50秒あたりからのシーン。


大畑からロングボールが高澤に送られ、それをヘッドで落とし風間が前を向く。こうすると岡山が前に割いた守備力が無力化されてしまう形になります。試合中なかなか見せることはなかったですが、これをしつこくやられるとちょっと嫌だなって感じ。ちなみに、藤枝も同じようなことをやってきてましたね。

迫力不足が否めない群馬の攻撃


いいアイデアを持って岡山と対峙してきた群馬でしたが、試合を通じてなかなか岡山のゴールを脅かすシーンを作れませんでした。


というのも、先ほどの田頭問題で紹介したように群馬は3CB+3ボランチのような形をとるので、組み立て役に6人も人数を割くことになります。そうすると前線には4人しか配置できなくなるので、やや人数が足りない。


仮に首尾よくボールを前に運べても、岡山はマンマークで自由を奪ってきますしCB陣のモビリティ(機動力)も悪くないのでついてきます。すると、そこでの1on1に勝たないとチャンスは拡大しにくいと。さらには組み立て組と前線の距離が遠いので、すぐさま支援を受けにくく孤立気味になってしまいます。せっかく岡山の前プレを出し抜いて運んだんだから一気にゴールへと行きたいところですが、アタッカーに求められる要求がかなり高い現実があるかなぁと。


時間をかけて味方の上りを待つと、岡山が鬼のように戻ってくるので守備力が回復してしまう。急いでも難しい、ゆっくりしても難しいと。

59分には先ほどの高澤問題をうまく使った平松のポストプレーからカウンターに入ることができましたが、高澤がいいところでサイドにボールを流してしまい勢いをそいでしまったシーンもありました。直後に交代していたので連戦の疲労もあったのかもしれないですが、岡山としては非常に危ないシーンだったので正直助かった。群馬の攻撃がさらに怖いものになるにはそのあたりの前線の選手のクオリティや連携がもう少し洗練されてくる必要がありそうだなと思いました。

群馬の守備を逆手に取る岡山



一方群馬の守備は基本的に541のミドルブロックで構えます。岡山のGK時には前プレに出ますが、それ以外は基本この形。


岡山のバックパスきっかけでプレスに出て、ボール保持を脅かしていくという守り方を見せていました。

これに対し、岡山も序盤は群馬のようにWBをつり出してその背後に走らせる攻撃を見せていきます。その後ゲームが落ち着くと、後方からタテパスを刺し込んでいく攻撃を見せていました。特に前半よく見られたのが、ライン間をついたタテパスです。


38分30秒あたりのシーン。仙波がボールを持ち、崩れていますが2つのラインで迎え撃つ群馬の守備。ここで、35分あたりからルカオと位置を変えてトップに入った太田龍之介が右CB大畑を背負います。太田が下りていくと群馬のDF陣もラインを上げるのでライン間のスペースが狭くなります。なので、背負って深さを作る。そして、田中雄大がボランチの背後からライン間に侵入する。


仙波からのパスを受けライン間でボールを受けた田中雄大。このようにして、群馬の2つのラインの間にタテパスを刺し込んで、FWのポストプレーやシャドーがターンしていく。そういう攻撃が多かったですね。

田中雄大のように足元でボールを受けて光る選手にとっては見せ場!というシーンですが、まだまだ満足いくようなプレーを見せてくれていません。プレーの精度やコンビネーションもちょっと物足りない。相手にとってまだまだ脅威になっているとは言えないでしょう。もし、このような場面で絶対にボールを受けさせてはいけない選手になったら彼が本格化した時だとデビューした時からずっと思っています。10番になれるし、ならなきゃね!

「ポスト係」「足元係」「スペース係」


今年の岡山の前線の選手にはタイプの違う選手がそろっています。その中でもおおざっぱに大別すると3つあって、1「ポスト係」2「足元係」3「スペース係」このように把握しておくとよいのではないかなと。

ポスト係
グレイソン、太田、ルカオのようにボールを収める、落とす仕事を担える人たち。

足元係
足元でボールを受けてパスを引き出す、そしてボックス内へ侵入していきシュートやラストパスなど決定的な仕事に絡む人たち。田中雄大、仙波大志、シャビエルなど。

スペース係
岩渕弘人、木村太哉のようにスペースに抜け出してボールを引き出して勝負できるタイプ

岡山の前線はこのいずれかのタイプを組み合わせて構成されているように思います。ここまでの試合を見ていると、足元係を2枚並べる起用は少なくて、スペース係とポスト係、スペース係と足元係というような感じ。岩渕・木村だと、スペース✖スペースで最も強度が高い。なので、一番選ばれているのかなぁというところです。

この試合ではスタートから足元係の田中雄大とポスト係の太田龍之介。太田に代わって木村が入ると、足元+スペースになります。田中に代わってシャビエルが入る際、木村を右WBとし吉尾をシャドーに据えるのかな?と思いましたが、吉尾は右WBに。するとやはりスペース係+足元係の組み合わせとなります。

もちろん攻撃だけではなくて、守備での貢献もとても求められるので、攻守両面考慮してのチョイスになりますが、あくまで参考程度でこのようにおおまかにタイプ分けして岡山の前3枚の特徴を把握しておくといいのかもしれません。ちなみに足元係を2枚シャドーで起用すると往年の影山ファジっぽさが多分出て来ると思う。


木山監督はFWのポストプレーでの力を重視している?


この試合35分あたりからもともと右シャドーに入っていた太田龍之介をワントップに移し、ルカオをポジションを入れ替えていました。さらにはハーフタイムでグレイソンを入れてルカオを下げます。このあたりの変更については、FWに求めるプレーとしてポストプレーの正確性を重視しているのかな?と思わせるふしがあるなと思いました。

ルカオはポストプレーできなくはないけど、味方を使うのはあまりうまくない。太田龍之介はルカオほどの馬力はないけど技術があってポストプレーもうまい。もちろん、その上をグレイソンが行くわけですが、このトップに誰を据えるか?という変遷を見るにそのあたりに木山監督の意向が見えるような気もします。ポストプレーでしっかりと仕事ができていた太田龍之介は「ポスト係のバックアップ」としては貴重な存在となりそうな気配。彼が戻ってきたのはそういう意味でもデカいだろうなと。

岡山ペースになった後半


後半に入るとゲームは岡山ペースへと傾きます。その要因としてはまず疲労が大きかったかなと。連戦の最後で前線の選手も疲弊しているので、守備でなかなか厳しさをキープしずらかっただろうと思います。そして、もうひとつ注目したいのが群馬のフォーメーションチェンジ。


前半は541で構えて、バックパスきっかけで前プレ敢行という姿勢を見せていた群馬でしたが、後半は523のミドルブロックへと変えてきました。


岡山の3CBにはやはり前線の3枚をぶつけるものの、岡山のダブルボランチは放してしまいます。そうすると、群馬の最終ラインとダブルボランチの間のスペースが閉じられるので「ライン間は使えまい!」という狙いだったんじゃないかなあと。

ところがおもしろいもので、岡山は後半かなり右サイドからの攻撃に比重を置いてきます。そのキーとなったのは太田龍之介でした。


主に阿部海大からのボールを太田が中塩をおさえて落とし、それを拾って攻撃していくパターンが増えていきます。まさにポスト係を活用した攻撃。


しかも、岡山の右シャドーが下りてくるのは523で守る群馬のダブルボランチの横なんですよね。さっき田頭問題で岡山がやられていたところです。今度はお返しとばかりにそこに入ってくるので、阿部、柳(貴)、太田にボランチが絡んできて、岡山のボールの巡りはかなりスムーズになっていきます。そして、その分群馬はなかなか思ったようにボールが奪えない。太田に代わって木村太哉が入ってくると、今度はスペース係ですからタテに抜け出そうともしてくると。群馬としては541でも523にしてもどっちにしても頭を悩まされることになっていたかなぁと。



やわらかフットボールのコーナー!ということで、今回は仙波大志の見事な同点ゴールのシーンをピックアップしたいと思います。”相手コートでサッカーをする”が木山ファジが始動したときからの合言葉ですが、そのあたりがよく現れたゴールだったと思います。51:40あたりからのシーン。



まず、鈴木喜丈がボールを高く蹴り上げ、それを太田龍之介が競ります。近場にいた風間は身長がないので競り合わずセカンドボールに備える格好でした。


それを今度は柳(貴)が競り、グレイソンが収めます。そこに群馬の左CB中塩が寄せて来る。


グレイソンが収めると見るやダッシュしてスペースへ走る柳(貴)へスルーパスが出ると。しかし、ここはCB城和のカバーが早く先にボールを握られてしまいます。


しかし、ここで柳(貴)は諦めずにそのまま城和をサイドに追い込みに行きます。そこにサポートに来た天笠にボールを逃がす群馬。ここの天笠のサポート、危機察知能力すばらしかったですね。ぼーっとしてない。しかし・・


天笠痛恨のキックミスでボールはそのままグレイソンに渡ってしまう。高い位置で窮屈なプレーを強いて、高い位置でボールを回収して、そのまま高い位置から攻撃する。”相手コートでサッカーする”ってこういうことだよね!っていうボール回収でした。

そして、「グレイソンが収めると見るや・・・」はさっき言ったばっかりの慣用句みたいになってますが、今度は仙波が危険なエリアへ侵入していき、そこにパスが出ると。あとは見事なシュートフェイクからの右足。仙波大志ならこれくらいやるだろう?と思ってはいた。でもそういうゴールが今季ここでとれてよかったなというシーンでした。

どういうわけだか、岡山の選手はフィニッシュのところで騙しの要素が薄く、素直にプレーしすぎるきらいが伝統的にあるように思うんですよね。打ち切るんじゃなくてひとついなすとか。キャンセルしてタイミングを外すとか、もうちょっとこういたずらのあるプレーがみたいなあとよく思います。しかし、ここの仙波のフェイクはお見事でした。いや、ほんと、こういうことだよね!っていう。もっともっとこういうの魅せてほしいと思います。

185㎝を越える選手が3人絡んでハイボールを収め、収めると見るにスペースをアタックし、失ってもカウンタープレスに出てミスを誘い、高い位置で回収してまたボールホルダーに絡んでいく。実に今年の岡山らしい見事な同点弾だったなと思います。

この試合に出場した選手の印象について


FW:太田龍之介

ついに、下部組織出身の選手がスタメンを飾るという岡山の歴史でも記念碑的なデビューになったと思います。本人はいまいち渋いコメントを残していて手応えとしては納得行ってなかったでしょうが、個人的にはここまでできていればまずは大丈夫だ!という印象を受けました。かつて岡山でデビューを飾った藤本佳希は明治大の先輩になりますが、佳希のデビューの印象はそこまで残っていないので、悪くないんじゃないでしょうか。佳希のようにリーグ屈指のFWになってほしいものです。

まず、この試合でいけるな!と思わせてくれたのはポストプレーのところです。試合の内容でもふれたように岡山はFWに当てていく攻撃パターンを持っているので、グレイソンともう一人信頼できるポストプレーヤーが持てることはすごく大きな意味を持つと思います。群馬の中塩相手ではかなり優勢だったんじゃないでしょうか。それだけでなく、城和相手でもボールを収めて繋いでいくシーンもあり今後屈強なJ2のCBとどんな肉弾戦を見せてくれるのか?楽しみにしたいですね。

シャドー:ガブリエル・シャビエル

いやー、ついに来たな。ミッチェル・デュークを見たときも思ったけど「岡山もこういう選手を保有する世界線に立ったか」感がすごかった。練習試合もそこまでやってないはずで、ゲーム感とかゲーム体力とかどうなんだろう?とか思っていたけど、もう、なんか、関係なかったですね。決勝点のグレイソンとのコンビネーションとかまさにブラジリアン同士の阿吽のやつだし、木村太哉に出したスルーパスみました?87分50秒あたりからのやつ。エグイって。レイオフで落としてリターンをもらって一発でターンして、一発でスルーパス。ここまでの選手は岡山にいなかったと思います。足元係最強の魔術師が稼働しはじめました。木山監督がどのように組み込んでくるかめっちゃ楽しみです。

右WB:吉尾虹樹

ルヴァンでいい活躍を見せ、ここでJリーグデビューを飾りましたね。短い時間でしたし、彼の本来ポジションであるシャドーやボランチではなく右WBでのスタート。練習ではやっているものの、実戦ではこれが初めてということでどうかな?と思いましたが堂々とプレーしていたと思います。

ちなみに、ここでの交代采配は素晴らしかったですね。疲れてスピードのある山中を封じるためにフレッシュな吉尾を入れ、イエローをもらっていた田上に代えて柳(育)を入れてセットプレーのターゲットを送る。

吉尾のような使い方は岡山サポーターにとってはもはやなじみ深いものとなっていますよね。本来ポジじゃなくてもゲームに使っていって、いずれ戦力として仕上げていく。彼もそういう立ち位置を得たんじゃないでしょうか。そういう起用法がどういう実りをもたらしたか?私たちは佐野航大でまぶしいぐらいみてきました。彼もプレータイムを伸ばして大きな戦力になってほしいと思います。

群馬シャドー:高澤

高澤問題のところでとりあげたように、試合を通じていいポジションをとる選手だなと思いました。あと結構空中戦に強いんだなあ。後半のカウンターの場面は惜しかったですが、彼と佐川あたりがもう少しめんどくさい攻撃を作りはじめると群馬の攻撃も活性化してきそうな気がします。


群馬もなかなか結果が出ずに苦しんでいますし、思わぬスキャンダラスな話もあって難しいでしょうが、おもしろいサッカーをしてくるのは相変わらずだなと思い安心しました。岡山もかつて主力を3人も同じチームに抜かれるという移籍劇がありましたが、長倉や岡本といった有力選手を中位から抜かれるのはマジでキツイと思います。しかし、それでもいいチームに仕上げて来るだろうと思っているので、次回岡山ホームで対戦する時を楽しみにしています。


こんな風にサッカーを言葉にできるとすごく楽しくなってきます。そのために必要なベーシックな知識を、YouTubeのメンバーシップでやっているサッカー観戦入門講座『やわらかフットボール』でお伝えしています。
今年の第2期は、5月9日から開講しますので興味のある方のご参加をお待ちしております。以下に、講座の概要と第1期の初回無料ライブの動画を貼り付けておきますので、ぜひチェックしてみてください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?