秋のピクニック-洞爺湖・中島フットパスを歩こう!-
ZERODAY初の試みとして、ガイドさんをお招きしてのイベントを開催しました。記念すべき第一回目のゲストガイドはこの方!
Sotoasobu 代表の江川理恵さん。
江川さんは西胆振エリアで活躍されている人気の自然ガイドさん。いつもはプライベートガイドが基本ですが、今回この企画を相談すると二つ返事で快諾して頂きました。
ZERODAYの企画ということで、いつものガイド内容を大幅に変更して下さり、私たちの想いに寄り添ったガイドをして頂きました。
海外の山旅で各地の国立公園を巡った私たちですが、洞爺湖に戻り違和感を感じる部分が多々ありました。もちろん海外の国立公園と日本の国立公園はシステムから何から別物。でも、「自然を守り、繋げていく」という点は一緒。
今回の舞台は洞爺湖の真ん中に浮かぶ中島。洞爺湖には自然の中を歩くことができるフットパス(散策路)がいくつかあり、中島にもあります。そのフットパスを歩き、大平原と呼ばれる場所でピクニックをする、というのが大まかな流れです。
中島のフットパスはアップダウンも少なく、山歩き初心者にもおすすめのルートです。歩くこと、自然の中に身を置くことが今回のメインでしたが、江川さんはZERODAY流にアレンジしてくださいました…!
今回の裏テーマは「違和感を探す」「疑問に思うこと」。中島に降り立ちフットパスに入り、違和感を感じたことをシェアしながら、ディスカッションしながら歩きます。
大平原に着いてからは待望のお弁当タイム。外で食べるお弁当ほどおいしいものはない!
食べ終わった順にコーヒータイムです。
お店から色々とコーヒーギアを持ってきました。
色々なグラインダーで豆を挽き、このポットがコーヒーを淹れやすい!とか、このドリッパーいい!とか、みんなでギアを試しました。
濃くても薄くても自分で淹れるコーヒーは絶品!江川さんお手製のチョコレートブラウニーも疲れた身体に沁みました。コーヒーはお店の近所にある「山岳喫茶」さんの自家焙煎の豆。本当に美味しいのでおすすめです!
時間が押してしまい、皆さんに片付けを手伝ってもらい撤収完了!(ありがとうございました!!)
疑問を持つということ、そして自分の頭と心で考えるということ。
皆さんの感度が高かったおかげで、疑問をたくさん抱いてもらうことが出来ました。私も疑問がいっぱい!
帰りの船では感想を一人一人シェア。江川さんが質問一つ一つに丁寧に回答してくれました。
これからも素敵なガイドさんたちと一緒に、様々なフィールドイベントを開催していきたいです。
国立公園の目的は、後世までその優れた自然を残すこと。
人間が手を入れることで簡単に生態系が変わってしまいます。国立公園では野生動物への餌やりはもちろんNG。自然のものを、自然のままに。のはずですが…
私たちは洞爺湖の自然の恩恵を受けて生きています。
今ある自然を後世まで残すには、私たちが意識しなければならないことは何でしょう。昔からずっと続けてきたことも、一度立ち止まり、終わらせる勇気を持つことも大事ではないでしょうか。
人の数だけ様々なアイディアがあります。次世代に引き継ぐためにどうしたら良いのか、方法を皆で一緒に考えていくことが「未来」そのものなのではないかと感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?