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【選手ブログ】 2018-2019 シーズン

島崎 竜 - Virginia Commonwealth University

2018/12/17

こんにちは。Virginia Commonwealth Universityに所属している島崎竜です。

早くも3年目もお終わり大学での生活も残すところ1年となってしまいました。今年はより自分の進路、目標が今までよりも明確になって、自分に何が必要で何が足りないか、などのinner の部分、それに対しての継続性と効率性の精度も時間の限られている大学生なりに今までより一層成長できたと思います。 3年目という立場でチームでの役割もついて行く側から引っ張る側へと成長しないといけない年で、やはり多国籍のチームでは色々な考え方、思想、バックグランドの違いによりむずかしい部分もありましたが、その中でどうやって妥協点を見つけチームとして成功に導くかなど新しいことにもチャレンジできる素晴らしい年でもありました。

サッカー面でもサイドバックとして攻撃、守備ともにチームを引率する覚悟と責任を理解してまたこの春からチームに戻ってさらなる成長をして帰ってきたいと思います。


草 宏禎 - Louisburg College

2018/12/22

初めまして。

2018年の8月よりノースカロライナ州にあるルイスバーグカレッジに留学しています、草 宏禎です。高校では、東京武蔵野シティU-18でプレーをしていました。

まず私のアメリカ留学に関わっていただいた全ての皆さんに、この場を借りて、御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

2018年のアメリカでの生活を振り返りたいと思います。

ルイスバーグカレッジは全校生徒600人ほどの小規模の短期大学で、私を含めアジア人が2人しかいない大学です。そのため日本語はこの4ヶ月で3回しか喋っていません。もう1人は韓国人の教授だったので、息子のように可愛がってもらいました。アメリカにきて4ヶ月経った現在は、日常生活に困らない程度まで英語力が向上しました。入学当初は全てが右から左へ突き抜けていったのを鮮明に覚えています。これから来る選手、最初はマジでキツイです(笑)

今セメスターは、1週間に4試合をこなす過密な週もあり、学業とサッカーの両立がとてもハードでしたが、とても楽しかったです。次のセメスターではGPAを落とさないように引き続き、学業と向き合っていきます。

サッカー面では、全米大会の1つ手前で負けてしまい、とても悔しいシーズンでした。個人としては、20試合に全試合出場4ゴール2アシストで地区のセカンドチームに選んでいただきました。また短い期間に結果を出さなくてはならない難しさを痛感しました。この経験を来年に活かします。

来シーズンの目標は全米優勝です。

SpringシーズンにはD1の四年制大学とたくさん試合が出来るので、自分を測るチャンスを大事にして日々精進します。

また私がアメリカにいる4年間で、00の選手・他の日本人選手、今のチームメイトと対戦相手として試合できることを楽しみに頑張ります。

NJCAAにいる皆さん、トーナメントでお会いしましょう(笑)

読んでいただきありがとうございました。

草 宏禎


南 ひかる -  Arizona State University

2018/12/31

こんにちは。今年の8月からアメリカ南西部のアリゾナ州にあるArizona State Universityに所属している南ひかるです。
私が留学したいと思ったきっかけはシンプルに英語を話せるようになりたいという気持ちからでした。そして、私は高校までサッカーだけでなく勉強も手を抜かずにやってきたので、ただスポーツをしていれば良いというだけではいけないアメリカの大学の環境が私にとって一番合っていると思いました。

まず、今シーズンはサッカー面、勉強面共に「慣れる」ことを一番に考えてやってきました。私は今年の5月から7月まで大学の語学学校に通い、その後の8月から正式に大学へ入学しました。大学入学まで一人で3ヶ月間過ごしたものの、アメリカの大学の授業やテスト、サッカーの練習などがどういうものなのか知りませんでした。今シーズンを通してやっとアメリカの大学生活に慣れることができたと思います。

サッカー面は個人的には満足できる結果ではありませんでした。試合のメンバーに選ばれても出場できなかったことや、出場できても短時間でした。しかし、自分の得意とするプレーが通用することもありました。チームメイトに各国の年代別の代表選手が複数いるので、スタートメンバーとして試合に出場することは簡単ではありませんが、諦めずに努力していきたいと思います。

勉強面では良いスタートを切れたと思います。最初のセメスターだったからか、基礎的な授業しかなかったので課題やテストは無理なくこなせました。次のセメスターも高いGPAをキープできるよう気を抜かずに頑張りたいと思います。


畚野 直柔 - Indiana Wesleyan University

2019/01/03

畚野 直柔、大学4年生です。昨年の8月からテネシー州のMartin Methodist Collegeからインディアナ州の Indiana Wesleyan University へ編入しました。

大学3年間をMartin Methodist College で過ごしました。英語が全く話せない中、テネシーのど田舎に飛び込んでいきました。周りの選手は各国から集まっており、現在では各国に友達がいることは素晴らしいことだと思います。サッカー面では1年目はあまり試合に出場することはできませんでしたが、2年目にはカンファレス内のベストイレブン、3年目には全試合出場と、年を重ねるに連れて成長、自分のプレーを確立していけたと思います。

昨年の3月に前大学の監督と意見のすれ違いが続き、サッカーが出来る年は残り1年でしたが、最後の年をより良い1年にしたいと強く思い編入を決断しました。ですが、3月というのは編入を決断するには、ゴールキーパーということもあり非常に難しい時期でした。候補の大学のリストを作り、各校の監督にメール、電話などでの交渉もしました。最終的には、假屋さんのサポートもあり現在の大学に編入することができました。


阿部 虎之助 - Barton Community College

2019/01/08

こんにちは。Barton Community College に所属している阿部虎之助です。アメリカ2年目のシーズンと学校生活が終わりました。サッカーのチームとしての成績は全米制覇は果たせなかったものの、短期大学の中で全米準優勝という結果を残すことができました。個人としてもチームに貢献できたかなと思います。しかし、正直このシーズンは精神的にも肉体的にもとても厳しかったです。自分にとっての不条理なことがあまりにも多く、サッカーを嫌いになりかけました。そしてサッカーを辞めようと思いました。そんな時に友達が僕の試合動画を見て「ここのプレーよかったよ!」などのLINEを送ってくれたり、応援メッセージを送ってくれたり、僕の事を気にかけて電話してくれました。また、両親はいつも僕の事を気にかけてくれていつも心の支えになってくれました。こんなにも僕の事を本気で応援してくれて、本気で支えてくれている人たちが僕の周りにはたくさんいるんだと再確認する事ができたとともに、必ず結果を出して恩返ししなければならないと思いました。ここでサッカーを辞めるのは応援してくれている方々に無責任すぎるし、何より僕はサッカーが大好きだからこそ辞めるわけにはいきません。

そして今年の夏からアメリカでの3年目のシーズンが新しい学校で始まります。僕は現在2年制の短期大学に通っているため、夏から4年制の大学に3年生として編入します。場所、環境、サッカーなど全てが変わり、また新たな挑戦が始まります。全米大会に出たこともありオファーはいくつかもらっているのですが、まだ次の大学は決まっていません。僕が新しい大学に進学するにあたって重要視しているのは、サッカーと奨学金です。しかしこの2つの兼ね合いがとても難しく、進学先が決まらないのが現状です。もしサッカーを優先して考えれば、サッカーの名門校は奨学金を多く出さなくても選手が集まるので必然的に奨学金の額は減ります。逆に奨学金を優先して考えれば、学校としてのサッカーの知名度はそこまでだけれど、奨学金の額はとても上がります。これが僕が進学先を迷っている理由です。もちろん家計的に余裕があればサッカーの名門校に進学して奨学金は二の次に考えるでしょう。しかし現実として、アメリカの大学は日本の大学よりも金銭的に厳しいです。その分環境は日本の大学の何倍も素晴らしく、ほとんどプロと同じような扱いです。だからこそ僕は何を優先すべきかをしっかりと整理して考えて、今の自分にとってのベストな選択をしたいと思っています。

現在、多くの友達や先輩がサッカーを辞めるという選択を強いられています。大学生とはサッカーの辞め時というのを本気で考えなければいけない時期だと思います。当たり前のように次のカテゴリーに行ってもサッカーを本気でやれる環境があった中学・高校とは違い、大学生は将来を真剣に考えて適切な判断をしなければなりません。もちろんプロになることに越した事はありませんが、プロになれるのはほんの一握りです。実力、時の運、人脈などプロサッカー選手になるためには様々な理由があります。これらのどれかを自分のものにしなければプロにはなれないと私は思っています。 そして私は今年の夏からアメリカの3年目のシーズンを迎えます。アメリカでの大学サッカーも残り2年。つまりこの2年間で必ず結果を出さなければなりません。どんな環境でも、どんな監督でも、どんなサッカースタイルでも、「阿部虎之助」という選手としての結果を出さなければなりません。私は結果を出す自信があります。それだけの努力をしてきた自信があるし、これからもする自信があります。なので、皆さん期待してて下さい。


窪田 匡輔 - University of Central Arkansas

2019/01/14

こんにちは。アーカンソー州にあるUniversity of Central Arkansasに入学した窪田匡輔です。

去年はSophomore(2年生)で、今年からJunior(3年目)になります。自分の去年の結果や総括を報告いたしますと、夏期間に大学を離れPDL(セミプロフェッショナル)のチームに所属してプレーをしていましたが、左足首の骨を骨折しましてそこから復帰まで約5ヶ月かかり去年の秋シーズンを全休しました。おそらく2年前の終わりから去年の初めにかけ色々な目標や希望を口にしたかと思いますが、結果としてとても残念な一年になってしまいました。

大怪我は初めての経験で、戦列から退いた長い間、色々考える時間がありました。名前を挙げさせて頂きますが、去年から新しく君島克佳くんが同じ大学に入ってきました。さらにもう1人日本人選手と日本人GKコーチがチームに合流しました。自分としてはかなり一緒にプレーしたくて日々もどかしい気持ちでした。そして、ほかの大学でいうと赤松謙さん(デンバー大学)の活躍などにこっそり刺激を受けていました。あと名前は知らないですけどMLSのチームに入団する可能性がある人、羨ましいなとか思いました。それらが怪我の功名として、色々な向上心の材料となる要素を他から得ることができました。と思いたいです。なのでとりあえず今年は自分の年になる様に頑張ります。

窪田匡輔


山本 勇太 - Lindsey Wilson College

2019/01/20

皆さんこんにちは。Lindsey Wilson Collegeに通っている山本勇太です。今回この場を借りて去年一年間を振り返りたいと思います。

2018年を考えた時に思うことは人間的成長が出来た年だと思います。多くの事を乗り越え人として色々と学ぶことがありました。

昨年2つ生涯忘れない経験をしました。1つ目は大事な友を亡くしたこと。そしてもう1つは人の上の立場にたってチームをリードすることです。

友を失うということはとても辛く心が張り裂けそうな心境です。特に苦楽を共にした仲間なら尚更です。仲間が亡くなったと連絡を受けた時はショックが隠せないほど精神的に落ち込みその子との思い出だけが頭の中をよぎり、悲しみだけがそこにはありました。しかしそんな時に支えてくれたのも苦楽を共にした仲間でした。チームメートどうしで励まし合い今自分たちに何が出来て、亡くなった彼は僕たちに何を望んでいるのかを考え行動をしようと決心しました。共に頑張りあった仲間の死はとても心奥深く突き刺さるものがありましたが、それを支えてくれた仲間の存在の有難さというのを学びました。そして自分の周りにいる人たちはずっと自分の周りにはいないのだというもことを学びました。それからというもの、今自分の周りにいる人を1日1日大事にしようと日々行動しています。

人の上に立つという経験から学んだ事はキャプテンはチームを引っ張るものではなく、チームについて来させるものだということです。人というのは人に影響させる事はできても人を育てる事は出来ないという事です。すなわち、人は自ら尊敬できる人を見つけ自ら育つのだなとキャプテンとなりシーズンを通して学びました。人は尊敬する人に勝手についていくものです。それに気づいてからというもの、自分が尊敬されるようにまず自分の練習や授業への取り組み方の姿勢、自らの性格、そして性質にフォーカスしました。姿勢、性格、性質を変え始めると次第にチームの生産性も上がりうまく回り始めました。人は人の能力についていくのでなく、人の姿勢、性格、そして性質についていくのだなと強く実感しました。チームとしては全米大会1回戦で敗れてしまい結果としては不甲斐ない形で終わってしまいましたが、何かそれ以上のものを自分自信得ることができ、リーダーというのものあり方というものを少しではありますが学べることができました。

とても濃い一年でアップダウンの激しい一年と2018はなりましたが、これもまた自分の人生の経験にしこれからまた人として成長していければなと思います。

山本勇太


田代 雄大 - Creighton University

2019/04/02

Creighton Universityの田代雄大です。結果から言うと悔しさしかないシーズンでした。個人の結果をここで話す意味はあまりないので、素直に思ったことを書きます。 アメリカの大学では日本にいるより遥かにいい環境で練習、試合ができる。観客も集まる。特にD1の大学。短大レベルを経て今Creightonにいるから、他の日本人の選手よりもアメリカの大学サッカーについてよく分かってるつもりです。はっきり言って短大に行って全米トーナメントで毎年優勝を争えないようなチームに行ってD1のトップレベルに編入したいと思ってるなら甘いと思います。短大に行くことは決して悪い選択肢と言ってるわけではありません。どんなにたくさん試合に出て、二連覇したって難しい。日本で注目されることもない。日本にいるやつらも大したことないだろうと思ってる。今のチームメイトからもバカにされる。レベル低いから当然だろって。悔しいけど自分もそう思います。極端にレベルの低いチームなんて山ほどあります。でもこれは自分が二年間主力としてプレーし二連覇したから言います。それでも二年間勝ち続けることは簡単じゃないと思ってるし、それを誇りに思います。勝つチームしか得られない経験もありました。 日本で一度たりとも名前の知られるようなことがなかった自分がCreighton Universityという全米でもトップレベルのプログラムでサッカーが出来てることはすごくラッキーなことだと思っています。だからこそ、自分の結果以上にチームとしての結果を残さないといけないし、もう一度Creightonという大学の価値を全米に示さないといけません。 まだ先のことは考えず、最後の一年、勝ち続けることに全てを懸けてプレーします。

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