ー誰もやらないところにチャンスがあるー【小倉昌男(元ヤマト運輸社長)】『日本の名言100 』48言/100言 解説
今日も記事を見ていただきありがとうございます!
世界では今もどこかで「名言」が生まれています。そんな中で私たち日本人の偉人が残した名言にはどんなものがあるのでしょうか?
私は、昔から名言や偉人が好きで、趣味で多くの偉人や名言を調べてきました。目にした名言の数は軽く1000は超えます。
その経験を活かし、「名言から元気をもらいたい方」「偉人が好きな方」「過去の偉人の経験から学び、今の自分を変えたい方」に対して、このnoteを書いています。
このnoteのシリーズでは、
『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている日本人が言った「100の名言」について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます。
その際に、「名言の紹介」と「名言の意味と背景」、「現実生活での活かし方」を書きました。私は、名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ本当の意味があると思うのです。
皆さんも是非、名言を聞いたら、現実生活でどのように活かせるか?まで考えて本noteを活用していただければ幸いです。
それでは早速名言の解説からいきます。
【小倉昌男(元ヤマト運輸社長)】名言
名言の意味と背景
小倉昌男氏は、宅急便を世の中において初めて実現させ、一気に便利な社会への橋渡しをしてくれました。
日本では郵便という明治以来の制度に制約され、誰もこの業界に手をつけようとはしませんでした。そもそもそこへ切り込もうという考え自体が社会的になかったのかもしれません。
まさか、そのデメリットに目をつけて、チャレンジする人が出てくるなんて考えもしなかったと思います。
小倉氏は、郵便という制度の既得権者と官僚という、あまりにも手強い相手に挑んでいかなくてはならなかったです。宅配便事業を成功に収めたあとでも、二度とあのようなつらい目に遭うのは嫌だとの感想を漏らしたといいます。
そのようなつらさの連続を打ち破る精神力をもってデメリットに斬り込むことは大変であるが、そこに大きなビジネスチャンスがあるとも言えます。
新しいビジネスというのは必ず既得権者の強い抵抗があるところでもあります。
ところが、顧客のニーズを追うベンチャー精神には、それを打ち破るくらいの強靭さ、粘り強さが必要であることを小倉氏の戦いが教えてくれています。
他の例だと、ソフトバンクもNTTなどの既得権者の強い抵抗に関して、直談判などを駆使し、見事に打ち破る強さを見せています。
現実生活での活かし方
ここからは、この名言を「現実生活で活かしていくとしたらどうするべきか?」を話していきます。
この名言を現実生活で活かすのであれば「世の中で独占されていることに目を向けろ」ということになるでしょう。
なぜなら、世の中で独占されているところは大きな利潤があるからです。
例えば、MicrosoftのOSやAmazonマーケットプレイスなどは、世界的に独占状態です。今から個人が参入して勝てる領域ではありません。
ただ、そこで諦めるのは違うと思うのです。
その独占に至った経緯などを調べ上げ、少しでも他と差別化して独占できる制度を整えていくことが大切だと思います。
とは言いつつも、それは難しいことでもあります。僕自身も明確な答えが出せているわけではありません。ただ、独占の制度がどうやってできて、それがどんな参入障壁が設けられているのか?を調べること、疑問を持ち続けることが大切だと思います。
結論として、
世の中で独占されていることに目を向けろ
これが現実生活でのこの名言の活かし方だと思います。
まとめ
今回は、『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている100の名言の1つとして、
【小倉昌男(元ヤマト運輸社長)】の名言
を紹介しました。
今回の名言の意味と背景は、【ビジネスチャンスを掴むには、時に既得権者という、手強い相手に挑んでいかなくてはならない。そのようなつらさの連続を打ち破る精神力をもってデメリットに斬り込むことは大変であるが、そこに大きなビジネスチャンスがあるとも言えます。新しいビジネスというのは必ず既得権者の強い抵抗があるところでもあるのです。】でした。
また現実生活での活かし方は、【世の中で独占されていることに目を向けろ】になるでしょう。
また名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思います。名言を活かすためにも、是非「現実生活での活かし方」を参考にして、行動してみてください。
もし不明な点があれば、コメント欄での質問もお待ちしています。
今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する情報発信をしていくので、フォローお願いします。サポートもお待ちしております。
最後まで見てもらって、本当にありがとうございました。
また次の記事で会いましょう!
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