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【ブチ抜く力 センターピンの掴まえ方】要約

おはようございます☀️
いつも記事見てもらってありがとうございます。


与沢翼さんの著書『ブチ抜く力』のセンターピンの掴まえ方を要約しました。


3週間このやり方の通り「NFT」について、徹底的に調査・勉強していきます。

8月25日から1週目はやっていたので、また今日の夜にでも1週目の「全体像を把握する」について投稿します。

新分野の勉強をする時の参考になれば幸いですm(_ _)m


情報収集も3週間。「一人突っ込み」を繰り返し、センターピンを掴まえろ!


社会において「頭が良い」とは何か。それは「物事の本質を捉える事」ができるかそうか、だと思う。

そのために必要なのが、「一人突っ込み」を繰り返し、「センターピン」を的確に捉える事。

そして、情報収集・分析をする際も、「3週間」を目安にして欲しい。


ルール29 センターピンを掴むための情報収集・分析は3週間 まずは全体を把握すべく「登場人物」を押さえろ。


3週間の情報収集・分析・検証でセンターピンを見つける

 私が何かに興味を持った場合、まずは思いついた内容ですぐに「行動」します。ダイエット開始を決めた時は、その日のうちにトレーナーに連絡して筋トレの日程を決めましたし、テレビがきっかけで海外不動産投資に関心を持った時も、その日のうちには不動産業者に問い合わせメールを送りました。

 過去を振り返ってみると、まだ全体像や実態がわかっていなくても、その業界に関わる人にすぐにコンタクトを取って、見切り発車的に走り出しているパターンが多いです。

 ただし、それと同時に必ず行なっていくのが「リサーチ」です。とはいっても、漫然と本を読んだりネットを見たりしてリサーチをするわけではありません。それは時間の無駄になります。

 一番効果があるのは、「3週間」というリサーチ期間を設けて、1週間ごとにリサーチレベルを3段階に分けていくというものです。1週間ずつ3つのステップで、徹底的に自分の中にそのテーマに関連する知識を蓄えていくのです。

 この3週間はひたすらそれだけに集中して、ストイックにやり切ります。1日1時間や2時間といった短い時間ではなく、寝る時間以外はほとんど調査につぎ込むくらいの気合があれば、非常にうまく高速で物事を立ち上げる事ができます。

 ちなみに、私が仮想通貨をゼロから勉強した時は、1日19時間近くずっと勉強し続けていました。

 なぜ「3週間」なのかというと、これは私の感覚的なものではあるのですが、一つの事を集中してやり抜くには、3週間というのが長過ぎず短過ぎず、ちょうどいい期間だからです。

 新しい事を始める前に、数ヶ月から年単位で勉強をする人もいますが、時が経つと情報自体も古びていくので、個人的には3週間という短期間で重点的にインプットをするのがお勧めです。

 また、あくまで私個人の経験則ではありますが、一度何かを3週間でやり抜くとその間に経験値が爆発的に高まっていき、どんどん効率化が進みます。3週間を過ぎる頃には、何も知らなかった時の何倍、何十倍もの効率で、飛躍的に高い結果が得られるようになっていくのです。

 既にご紹介した通り、リーダーシップ論の世界的権威であるロビン・シャーマによれば、人間は何らかの行為を3週間続けることができれば、3週間後には無意識にその行為を「習慣」として続ける事ができるそうです。


1週目「全体像を把握する」

 では、その3週間はどういった手順でインプットを進めていくのか。まず1週目の課題は、「全体像を把握する」という事。
 全体像やそのテーマに関わる一般法則や王道のルールをまずは知っておくと、細かい議論がより深く理解できて本質探しが短時間で成功するためです。

 全体像を把握するために私がよく使う手法は、「そのテーマにはどんな登場プレイヤーがいるのか」をリサーチするというものです。

 例として、私が株に投資する場合を考えてみましょう。
 せっかく投資するのであれば、株価の上がる会社に投資したい。だから、「株価が上がる会社の特徴」を知りたいと思っていますが、最初から適当に見つけた会社に投資することはあり得ません。

 まずは投資できる上場会社とは全部で何社あり、証券市場はいくつあるのか、それぞれどれだけの数の業種があるのか、株主総会、取締役会、証券会社、監査法人などよく見る名前のこれらの機関は一体何なのか、などをリサーチしていきます。

 このように登場人物を把握していくと、次第に「人気になって株価が上がりやすい業種のテーマ」「知名度のある上場会社の社長」「著名個人投資家の名前」など、少しずつその業界の細かい特徴が見えてきて、頭の中に勢力図が浮かんでくると思います。

 実際、私が仮想通貨をゼロから勉強した時も、この手法を用いました。
 まず仮想通貨の世界にはビットコイン、イーサリアム、リップルという時価総額が大きい御三家のコインがある事。ビットコインからビットコインキャッシュが生まれたように、時々コインから別のコインが分離(ハードフォーク)する事があるなど、1週目はひたすら登場人物やそれに紐づく相関関係、勢力図などを頭の中に叩き込みました。

 この1週目で学ぶ知識量の目安は、その業界の人なら知っていて当たり前の情報を知るという事。業界に属する人ならば、誰もが知っているレベルの知識を叩き込みましょう。


2週目「推論を立てる」

 2週目からは、集めたデータを基に「自分の推論」を立てていきます。まずはその業界でトップの存在を中心に、それぞれの登場人物の強みや弱み、特徴を分析していきましょう。
 株式投資で例えるなら、まずは時価総額上位の会社に注目し、「なぜこの会社は強いのか」というテーマに対して、「規模が大きいから」「歴史が長いから」「利率が高いから」など、他の会社との差別化ポイントを探します。

 さらに「この会社がもっと強くなるためには何が必要なのか」「今足りない部分や弱みは何なのか」なども検討します。
 2週目の終盤には、解析を通じて「今後は他のどの会社が伸びてくるか」「来年トップを取るのはどの会社なのか」を予測していくのです。
 この2週目の作業はすごく重要です。なぜなら、この時の予測は今後の戦略を立てていく上での基盤になるため、解釈次第で結果は大きく変わってしまうからです。


3週目「センターピンを設定する」

 そして、3週目。ここがいよいよセンターピンの決断の時です。この2週間に培ってきた知識を基に、自分がセンターピンとして設定するべきは何かを考えましょう。
 仮に、強い会社のセンターピンは「手掛ける事業ドメインが世界の潮流に合っていて、それを着実に形にできる実行力のある社長がいる事」と設定したとします。そして、そのセンターピンに基づいて、どの会社がいいのかを検討します。
 最終的には「自分はAという会社が注目されていくと思う。なぜなら・・・」と自分の決断に対して、論理的にきちんと人に説明できるレベルかどうかを確認しましょう。
 また、自分の仮説に誤りや矛盾がないかを、ひたすら自問自答しましょう。
 センターピンを誤解するのはよくあるので、もし途中で間違っていると感じたらまた1週目に戻って新たな情報収集からやり直して別の仮説を立て、自問自答をやり直せばいいのです。的確なセンターピンを見つけるまで何度でも考え直しますし。、何度でも情報を集め直します。
 人生で何か新しい挑戦を始める度に、この3週間のリサーチをやっていくと、次第にセンターピンの掴み方のコツがわかってくるはずです。ぜひ実践してみて下さい。


チェックポイント
✅センターピンを掴まえる時は、3週間単位で、みっちりリサーチしよう。
✅まずはプレイヤーを知り、「全体像」を把握しよう。
✅集めたデータを基に、自分の中で推論や仮説を立てよう。
✅センターピンを決定しても矛盾や誤解を察知すれば、再度、自問自答に戻る事。


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