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Yep!ってなに?

こんにちは。英語コーチのkeikoです。

私にとっての初めての海外は、大学3年生の夏休みにアメリカ東海岸のニュージャージー州での一か月間のホームステイ(名称はニューヨークホームステイだったんだけど、、、笑)。バイトでコツコツとためたお金で初めて訪れたアメリカ、幼いころから憧れていて大学でアメリカ文化研究を専攻していた私にとって、見るもの聴くもの訪れるところ何もかもが新鮮で学び!
本当に有意義な体験だったのだけど、その滞在中に私が一番驚いたのは、実は

Yep!という言葉

ホストシスターがYep!と言うのを始めて聞いた時、私の頭の中は????でいっぱいになった。ほどなくyepがyesの意味だと分かり、このno版がnopeだとの察しもついた。

その後も
アイガラゴゥ
ユゥディディ
ガリ?
などもよく聞いたのだが、最初は????
その場の状況からアイガラゴゥはすぐ行くときに使うんだな、ユゥディディは何か成し遂げた時に言うんだな、ガリは確認するときに使うなぁということも分かるようになってきた。

実は
アイガラゴゥは I gotta go.=I've got to go.=I have to go.
「行かなくちゃ」
ユゥディディは You did it.
「やったね」
ガリ?はGot it?=You got it?=Did you get it?
「わかった?」
だったのだ。

こんなの学校では習ってな~い。英文科まで行って英語たくさん勉強しているけど聞いたことな~い。でも本場アメリカでは普通に使われている。なんでなんで~!

当時は当然ながらNetflixもない、二か国語放送もまだ無い時代。テレビのアメリカドラマも吹き替えでしか見ていなかったので、本場アメリカで英語がどのように使われているかの知識がなかったためだが、それにしても実際に頻繁に使われている英語について全く学校では教えてもらえてなかったとは!

そのン十年後、中学生や高校生に英語を教えるようになっていた私は、学校の教科書の中に、

『have got は have と同じ意味で会話でよく使われる。have got の have はほとんど発音されない』

との記述を見つけた。お~!さすがコミュニカティブ(communicative)な学習を目指さないといけなくなった今の学校英語の教科書です。

でもまだI've got to go.がI gotta go.に代わり、音声変化を伴ってアイガラゴゥになることや、yesがyep、noがnopeと言われることがあるとまで書いてある教科書には出会っていないなぁ。

今でも昔の私のようにアメリカに渡ってからyepやnopeと初めて出会って「へっ?」「はぁっ?」となる人はいると思う。それとも今では学校で習う英語以外に日常で使う英語を簡単に見聞きすることができるようになっているので、もう常識になっているのだろうか。

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