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ZEROフードで快適なダイビングを!!

シュウト「最近水温が下がってきたし、今使っているフードじゃ顔周りが寒くなってきたから新しいフードを作ろうかな…」

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名和「自分のフードをまじまじと見てどうした?」

シュウト「いやぁ今使ってるフードじゃ顔周りが寒くて、顔周りが暖かいのが欲しいんですよね…」

名和「最近水温が下がってきたからな~!水中は陸上の20倍以上速く体温を奪われると言われているし。体はドライスーツで守られているけど、頭や手は直接、海水が触れているから特に寒く感じるよね!」

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シュウト
「確かにフードを被らない状態でエントリーした瞬間に頭が急激に冷えてく感覚はありますね!」

名和
「それにフードは保温だけでなく頭上の保護としても使われるから、ダイビングでの安心感も大きくなると思うよ!」

シュウト
「やっぱりフードはあった方が良いですね!顔周りが暖かくて被りやすいのが良いのですが、どれがいいと思いますか?」

名和「じゃあフードについて一通り説明しよう! そもそもゼロのフードは5種類あるんだ!」
 

 ①スタンダード型(S型)
 ②フルフェイス1型【Sタイプ】(F-1S型)
 ③フルフェイス1型【Jタイプ】(F-1J型)
 ④フルフェイス2型(F-2型)
 ⑤フルフェイス3型(F-3型)



名和「まずは基本のスタンダード型(S型)から!」

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シュウト「顔まわりが比較的大きく開いていて、テープ加工がしてあるタイプですね!これはいつも被っているフードで、夏のヒヤッとする時にはすぐに被れて十分暖かいです!」

名和
「スタンダード型は基本形で、一番多くの方に使用して貰っている種類だね!フードのスタートはここからって感じかな!」

名和「次は頬周りを保温・保護するフルフェイス1型!顔周りの表側がスムーススキンで裏側がスライススキンになっている【Sタイプ】と、顔周りの表側がジャージで裏がスムーススキンになっている【Jタイプ】があるよね!」

名和「まずは、【Sタイプ】!フルフェイスマスクを使用しているプロダイバーに大人気だね!」

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【F-1S型にフルフェイスマスクを着用した場合】

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シュウト
「頬のフィット感がスタンダード型より良くて暖かさが増しますね!それに顔周りが3㎜の表スムーススキン/裏スライススキンだから、上からマスクを付けるとマスクとのフィット感が良いのは嬉しいですね!」    

名和
「フルフェイス1型【Sタイプ】は比較的レジャーダイバーでも多く使用していて、関東地方や東海地方で多く使用されている。マスクがフードの上から付けられて楽な部分も高評価されているね!」

名和「次は【Jタイプ】!これは【Sタイプ】と比べてフードをマスクの外側に出す必要があるけれど、顔まわりの内側の生地がスムーススキンでフィット感は【Sタイプ】より良くて、保温性も良い型だね!更に顔周りの表側の生地がジャージだから【Sタイプ】と比べて耐久性にも優れているんだ!」

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シュウト
「【Jタイプ】も暖かくてフィット感もあって良いですね!それに耐久性にも優れていて、脱ぐ時に安心感があって長く使用できますね!フードを外側に出すのも慣れてしまえば、気にならないですね!」


名和「次は目元以外を保温・保護するフルフェイス2型!」

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シュウト
「唇まで覆われるフードは初めて被りましたが、肌がほとんど直接海水に触れないので温かいし、クラゲなどの危険生物からも保護されますね!」

名和「フルフェイス2型は、東北地方や日本海側の寒い地域で特に使用されている種類だね!初めはレギュレーターのマウスピースを入れるのに戸惑うから、陸上で練習するのがお薦めだよ!」


名和
「最後は、、顔全体を完璧に保温・保護する最強フード!
   デストロイヤーフードとも、言われているフルフェイス3型だっ!」

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シュウト
「こ、こ、これはっ!? ほとんど誰だか分からない!目しか出てないので、被る場所が限られそうですね…」

名和
「フルフェイス3型は流氷ダイビングが出来るような冷水域や冬のダムで潜る人たちは必ず着けて潜ってるね!一切顔に水を触れさせたくない場合に適しているね!」

シュウト「うーん、僕は関東より南の地域で潜ることが多いので…スタンダード型より暖かくてマスクが装着しやすいフルフェイス1型の【Sタイプ】にします!!」


名和「OK!さぁ、次にネックをきつめにするか緩めにするか決めよう!」

シュウト
「きつめか緩めについては着脱のしやすさに関わりそうですね!」

名和「そう!その通り!基本はドライスーツ着用の際にネックバンドをしてもらうことを推奨しているけど、お客さんによってはフードのネック部分をきつめにしてネックバンドをしない人や逆に緩めにして着脱を楽にしてネックバンドを使って止水する人がいるよ!」

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シュウト
「人それぞれの好みでタイプを選べるって嬉しい所ですね!僕は着脱しやすい緩めにします!」

名和
「次はフードに溜まった空気を抜くエアーダクトを選ぼうか! エアーダクトは4種類あるよ!」


①基本の型(3Φ穴/裏当付)
②シングルエアーダクト
③ダブルエアーダクト
④O.T.V.システム



シュウト「この4種類のエアーダクトにはそれぞれ特長がありますね!」


【フードを表から見た状態】

(左から)エアーダクト指定無し(3Φ穴/裏当付)・シングルエアーダクト・ダブルエアーダクト・O.T.V.システム

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【フードを裏返して見た状態】
(左から)エアーダクト指定無し(3Φ穴/裏当付)・シングルエアーダクト・ダブルエアーダクト・O.T.V.システム

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名和
「エアーダクトの基本の型は頭部の小さな穴から空気を出す仕組みになっていて、基本の形は頭頂部に3Φの穴を開けて、裏当てを取付ける形になっている。穴から多少水は入ってくるけど排気量は抜群!」

名和「次にシングルエアーダクトとダブルエアーダクトの2種類。主に潜水作業のプロダイバーの使用率が多く排気量も抜群!更にこの排気弁がフードへ水が入ってくるのをブロックする役割を担ってる!この排気弁が頭頂部に1個付いてるか、左右に2個ついてるかの違いだね」

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名和
「特にフルフェイスマスク使用する人は装着時にベルトが弁に当たらない様にダブルエアーダクトを選んでいるね!」

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名和
「そして最後のO.T.V.システムはシリコン製の弁が2ヶ所縦に並んでいて、体勢が『立ち姿勢』でも『うつ伏せ姿勢』でもしっかりと空気が抜けるようになっているんだ!」

シュウト
「このO.T.V.って僕のセミドライスーツ(WDM-02)のフードにも付いている物ですね!フード内の空気が直ぐに抜けてくれるのでエントリーして直ぐにフードが頭にフィットしてくれるんですよね!見た目も弁が飛び出てないから、何となくスタイリッシュに見える~!」

名和「実際の空気の抜け方は各それぞれ違っている事も覚えておこうな!」


【エアーダクトの排気量比較】

(左から)エアーダクト指定無し(3Φ穴/裏当付)・シングルエアーダクト・ダブルエアーダクト・O.T.V.システム

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シュウト
「こんなに差があるなんて!今回は使ったことが無いシングルエアーダクトにしてみます!」

名和
「よし!そうしたら作ってみよう!まずは頭のサイズと首のサイズを計ろうか!」

名和
「フードを作成する際に一番重要なのは、頭と首の採寸を正確におこなうこと!」


【採寸位置】
①頭囲は頭の一番大きい部分を採寸   ②首囲は首の一番細い部分を採寸

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シュウト「あっという間に採寸が終わりました!さすが名和さん!」
名和「じゃあ早速作ってみるか!」

~心を込めて作製~

シュウト「完成しました!」

画像14フルフェイス1型【Sタイプ】シングルエアーダクト付


名和
「いい感じだね!」

シュウト「自分で悩んで選んだフードってワクワクしますね!」

名和「そうそう、ZEROは可愛いアニマルフードも人気なんだよ~!
見よ、このウーパールーパーフードを!」


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↓↓ウーパールーパーフードが登場した回はこちらから!



シュウト
「前にジュンペイ君が被ってたフードですね!」

名和
「そう!このアニマルフードは暖かさはもちろん、ダイビングをより楽しくする事も含めて買われる方が多いね!」

シュウト
「潜るのも一層楽しくなりそうですね!」

名和「これからもいろんな商品でお客様に安心して楽しく潜ってもらえるものを考えような!」

シュウト
「頑張ります!」


フードに関してご興味がある方は
ZERO販売代理店様へお問い合わせ下さいませ。
最後まで御一読いただき有難う御座いました。


↓↓ ZERO販売代理店様



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