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「小さな会社☆儲けのルール」を読む(その4)~「弱者の商品戦略」


こんにちは、士業開業準備中のZeroと申します。今日から開業へと背中を押してくれた書籍の中からマーケティングを勉強した本をご紹介します。今日から、ランチェスター経営で有名な竹田洋一先生の「小さな会社☆儲けのルール(フォレスト出版)」の「弱者の商品戦略」を取り上げたいと思います。

商品を決めるための基本的な考え方

自分が市場で勝負するためには「商品(サービス)」が必要ですが、それをどのように決めたらよいのでしょうか。
筆者の竹田先生は、「なに」を「どこ」で売って「ナンバーワン」になるかを「意識」して決めるのが大原則だと述べています。

どこでナンバーワンになる?

ランチェスター経営で目指すのは、大きな市場のナンバーワンではありません。「小さなナンバーワン」を目指します。中小企業は大きな市場に乗り込んでビリになるよりは小さな市場でトップになるのが経営が安定し成功する秘訣です。

まずはここの考え方が出発点です。そしてはじめて「なに」で勝負をするのか「どこで」ナンバーワンになるのか、これらを「意識」して決めていくのです。

つまり、決して思い付きや成り行きで決めてはいけないのです。「意識」することで、自然とこれまで気づかなかった情報が入ってくることがあります、また全く考えてもいなかった商品からヒントが浮かぶことがあります。

中心と幅を決める

なお、商品を決める際には、中心(コア)の部分と幅(周辺、広がり)をワンセットで決めておくとよいでしょう。これは、思い付きであれもこれもと商品を広げるのを防ぐためです。

今回は、商品・サービスを決める際の心構えを学ぶことができました。次回は商品・サービスを決める際のヒントについて気づきを書きたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。





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