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「小さな会社☆儲けのルール」を読む(その5)~「弱者の商品戦略」

こんにちは、士業開業準備中のZeroと申します。今日から開業へと背中を押してくれた書籍の中からマーケティングを勉強した本をご紹介します。今日も、ランチェスター経営で有名な竹田洋一先生の「小さな会社☆儲けのルール(フォレスト出版)」の「弱者の商品戦略」を取り上げたいと思います。


本書では、商品・サービスを決める際に有益な様々なヒントを具体例とともに教えてくれます。
それでは、私がこれはと思うものをいくつかご紹介したいと思います。

「大企業がバカにする業種・商品を狙え」

バカにするとは極端な表現だと思いますが、つまり大企業では効率や収益性が悪く、扱いにくい商品を狙うという意味ですね。
本書では、障害をお持ちの方をターゲットにした旅行代理店を例に挙げ、いわゆる「オンリーワン」であることのメリットを具体的に説明しています。

「手間のかかるローテク商品を狙え」

これも、大企業では手がかかりすぎて経営するような商品です。例えば「手作り」にこだわる商品が良い例ではないでしょうか。
また、市場規模は一定以上あるのに、業界の中では見下げられているような商品、本書ではアパレル業界内の「リフォームサービス」を具体例として説明します。

これらは、ともに大企業とは同じ土俵には乗ららず、ニッチなニーズをとらえることの重要性を我々に示してくれています。

本日はここまでに致します。次回も「弱者の商品戦略」を取り上げたいと思います。

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