「小さな会社☆儲けのルール」を読む(その15)~「弱者の時間戦略」
こんにちは、士業開業準備中のZeroと申します。今日から開業へと背中を押してくれた書籍の中からマーケティングを勉強した本をご紹介します。今日から、ランチェスター経営で有名な竹田洋一先生の「小さな会社☆儲けのルール(フォレスト出版)」の「弱者の時間戦略」を取り上げたいと思います。
本書では、弱者の戦略=儲けのルールとして、大きく7つに分けて説明します。
①弱者の基本戦略
②弱者の商品戦略
③弱者のエリア戦略
④弱者の客層戦略
⑤弱者の営業戦略
⑥弱者の顧客戦略
⑦弱者の時間戦略
本日から「⑦弱者の時間戦略」について書きたいと思います。
人生の成功方式
著者は、ランチェスターの第2法則である「攻撃力=兵力数の2乗×武器性能」をヒントに、人生の成功方式を
人生=(素質×時間の2乗)+過去の蓄積
として、自分の素質、過去の実績の棚卸し、つまりそれぞれの要素がどのレベルなのか見極めることを勧めます。
多くの方は、素質がとびぬけているわけでもなく、過去の蓄積(親から引き継いだ財産、自分の貯金、学歴など)もせいぜい人並みだと考える方が多いのではないでしょうか。
才能や過去の蓄積が無くてもあきらめない
才能や過去の蓄積が無いと、人生詰んだ気持ちになってしまいますが、損だことはありません。「時間」は誰にでも平等にあります。
著者は、才能や過去の蓄積が無い人が人並み以上の成果を求めるなら長時間労働は避けられないと説きます。
これは昨今のワークライフバランスの風潮とはマッチしません(著者も党z年認識しています)が、この成功の公式を各自がどう受け止めるかによるのでしょう。
時間を上手に使うには
狭い分野に集中して投入し、研究するこのがポイントです。手広く広げてしまうと、貴重な時間が分散してしまい効果が薄れてしまいます。
私個人的には、「狭い分野に集中する」のが大変参考になりました。開業前はあれもこれもと考えてしまいますので・・・
長時間労働に関しては、昭和生まれの私にとっては抵抗感は全くありませんので、今回の時間戦略は大変参考になりました。
これで「小さな会社☆儲けのルール」のご紹介は終了です。
これまでお読みいただきありがとうございました。
次回からは、また別のマーケティングに関する書籍をご紹介したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?