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「マーケット感覚を身につけよう」を読む(その14)

こんにちは、士業開業準備中のZeroと申します。開業へと背中を押してくれた書籍の中からマーケティングを勉強した本をご紹介しています。前回に引き続き、ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう(ダイヤモンド社)」を取り上げます(14回目)。


マーケット感覚を身につける方法として、著者は5つの方法を提示します。
①プライシング能力を身につける
②インセンティブシステムを理解する
③市場に評価される方法を学ぶ
④失敗と成功の関係を理解する
⑤市場性の高い環境に身を置く

本日は、「④失敗と成功の関係を理解する」についての気づきを書きたいと思います。

フィードバックを得ることが重要

前回、「失敗経験のない人を評価しない」、「「市場で学ぶ」ことが大事」であることを書きましたが、失敗したら市場からフィードバックを得て、それを参考に改善することが重要で、成功へのヒント・気づきを得るために市場と向き合うのがポイントです。

士業の起業でも、「失敗が怖いから準備に時間をかける」、「実務の学習に時間をかける」人が多いですが、「とりあえずやってみる→失敗する→市場からフィードバックを得る→参考にしてもう一度やる」こと何度も繰り返すことが大事なのですね。

成功プロセスが変化している

従来は、会社などの「組織」の下で学んでから起業するのが一般的でしたが、これからは、特にフリーランスなど市場へ発信して、市場からの評価を得やすい職業は、どんどん失敗して市場から学んで進化していくプロセスが前ジャーになりつつあり、そのためには、マーケティング感覚と、発信力(文章力)が重要だと著者は説きます。

私も資格を活かして一般企業に転職するのか、どこかの士業の事務所で修行して独立しようか悩んだ時期がありましたが、今は転職や修行ではなく独立開業を目指しています。市場に一人で飛び込む不安はありますが、本書を読み背中を押された気がしています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。次回は「⑤市場性の高い環境に身を置く」について書きたいと思います。

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