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事業始めました(つづき)~事務指定講習備忘録(3回目 労働保険関係成立、概算保険料申告編)


前回は健康保険・厚生年金に関する手続きでした。今回は労働保険成立に関する手続きです。

適用事業報告

現実に労働者を使用するに至った段階から労働基準法の適用事業場となりますので、所轄労働基準監督署長に適用事業報告を提出することになります。
労働者数を記入するだけの簡単な書類ですが、私は代表取締役を労働者数にカウントして提出してしまいました・・・

労働保険 保険関係成立届(継続事業)

この書類は、東京都労働局主催の「キャリアアップ講習」で実際に作成したことがあったので、あまり悩むことなく作成できましたが、どの社員が雇用保険の被保険者なのかを正しく把握しないと、雇用保険被保険者数でミスしてしまいます。私ほここが一番苦手でした。
他には、細かい点の記入漏れ(労基署名とか)が無いように気を配る必要がありますが、実務ではオンラインソフトなどで自動的に記入されるのでしょう。。。

労働保険 概算保険料申告書(継続事業)

この書類も、東京都労働局主催の「キャリアアップ講習」で実際に作成したことがありましたが、「保険料算定基礎額の見込額」の算出では、電卓をたたいて計算しなければならず、手間がかかります。私は、キャリアアップ講習で配られた計算リストを参考に、エクセルで計算シートを自作して算出しました。この書類を初見でミスなく作成するのは難しいと思います。私には無理です・・・
この書類も、常時使用労働者と雇用保険被保険者数を正確に把握し、さらに保険料算定基礎額を朗さん保険分と雇用保険分に分けて記載して・・・と作業量だけでなく間違えやすい細かなトラップもかいくぐらなければならないので見直し、チェックに時間がかかりました。実務ではどのように作業しているのかとても気になります。

次回は、雇用保険に関する手続きについて書きたいと思います、ここまでお読みいただきありがとうございました。


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