見出し画像

手汗とさよならした話4 <代償性発汗>

四谷メディカルキューブでETS手術を受け、長年悩まされていた手汗から解放されました。気になるお値段ですが、すみませんレシートをなくしてしまい正確な値段がわからないのですが、手術の請求額は20万円台だったと思います。高額医療費限度額制度を使ったので、手出しは6万以下でした。さらに、県民共済の手術給付金が5万円入ったので、実質負担は1万円くらいでした。改めて、高額医療費限度制度ってありがたい制度だなー、医療保険入っててよかったなーと思いました。

術後の経過は順調でした。術後、痛みはほぼ感じませんでした。

最初の数日、手のひらが湿っているような感じがしましした。手術失敗か?と不安になりましたが、術後数日はまだ落ち着いていないのでたまにあるそうです。

その後、湿った感じもなくなりました。

嬉しかったのは、脇汗もかなり減ったことです。手汗同様、脇汗にも悩んでいたので、これは嬉しかったです。

何もかも順調でした。

夏を迎えるまでは。。。。。

そして私はETS手術後、最初の夏を迎えました。

2022年の夏、それはとても暑い夏でした。

当時私は車通勤をしていて、オフィスは冷蔵庫並みに冷房が効いていたので、夏になっても平日は代償性発汗に悩まされることはありませんでした。


問題は休日などに電車で出かける時。


当時息子は中3、受験生でした。夏休みは毎週のように、私たち親子はオープンキャンパスへ繰り出しました。うちから駅まで徒歩15分。駅に着くころは汗だくです。しかしこれは手術前からそうだったので、これくらいでは驚きません。私はちゃんとタオルと着替えを持ち歩いてます。しかし私はまだこの時点では代償性発汗を甘く見ていました。

駅に着いてトイレで着替えた後、電車を待っている間にすでに汗だくになってしまったのです!

幸い冷房の効いた車内で、汗は乾きましたが。。。。

次からは目的地についてから着替えよう。。。

冷却シートもいるな。。。

パイプ椅子に座ったらシートを濡らしてしまったり、まさに冷や汗な場面を幾度も経験しました。しかしこちらも汗ごときに負けていられません。

外で椅子に座るときは、お尻の下にタオルを敷いて上品なご婦人を装ったり、できるだけ立つようにしたり。ブラの間にハンカチタオルを挟んだり、日々対策の研究に余念はありません。もちろん、汗の目立ちにくい服えらびはマストです。

そんなトライ&エラーを繰り返し、なんとか夏を乗り切りました。


でも、こんなのは、まだいい。

なぜなら夏はみんな汗かいているから。


手汗はこうはいかなかった。

誰も汗をかいていないオフィスで、ぐしょぐしょ汗をかく私の手。。。。


この辱めから解放されただけでも、私は手術をしてよかったと心底思います。

具体的な私の汗対策については、次の記事で書いていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?