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軽井沢暮らし再び。冬季うつのケア。

1年間のロンドン生活はあっという間に終わってしまい、もう二度と住むことはないと思っていた軽井沢に、何故か舞い戻ってきて早4ヶ月が経ちました。季節はすっかり冬。毎日夜中には氷点下になります。

私はとても寒さに弱く、冬になると気分が暗くなり、何もしたくなくなってしまいます。

12月に入り今年は大丈夫だな〜と思っていた矢先、12月中旬にやつがやってきました。
病院には行っていませんが、わたしはこれを「冬季うつ」と呼んでいます。笑

冬季うつの厄介なところは、かかり始めになかなか気づけないこと。毎年のことなのに、仕事や家事で忙しくしていると自分の中と向き合うことが疎かになり、心は助けを呼んでいるのに耳を傾けることを忘れてしまいます。そうして気づくと、仕事へ行く足がすっかり重くなり、職場の人と話すことさえひと苦労。イライラして何をしても満たされず、自分はダメだと思い込んでしまいます。8時間で済んでいた睡眠時間は12時間でも足りなく感じて、休みの日は一日中ベッドにいることになります。仕事でのパフォーマンスは、体感5割減です…。

ここまで落ち込みきってしまうと、元に戻すのも時間がかかります。
私はつい2週間前に冬季うつが始まり、1週間後にこれはやつだと気づいてから、色々なことを試してみました。

朝は起きたらまず、アーユルヴェーダで推奨されている舌磨き、白太ごま油でのうがい、鼻うがいをします。
それから白湯を飲みながら長めのヨガをします。ヨガで体が温まったらオイルマッサージをして、温泉に行きます。難しいときはお家の湯船にゆっくりつかります。
日中はドライブで日の光に当たります。
休みの日は、気分が乗らないときはなるべく人と会わないように。
朝か夜に日記をつけて、あれがやりたくない、これが嫌だ、という気持ちを書き出します。
親や親戚に会いに行って、作ってもらったご飯をありがたくいただきます。笑 そして夜は寝たいだけ寝る。

こうして1週間くらい過ごしたところ、溜まっていた洗濯をしたり、どっさり来ている仕事のメールに追いつくところまでは戻ることができました。張り切って仕事をしていた夏には至りませんが、「出勤してやってもいい」と許しをもらった感じです。笑

仕事の日には難しいスケジュールですが、冬季うつが来たと思ったら、すぐに連休を確保するのがよいと思いました。

軽井沢の冬はこれからが本番。寒さを感じる時間が短くなるように、できる限り体を温めてあげながら、冬季うつ対策を念入りに行っていきたいです。みなさんもどうぞ、暖かくお過ごしください。

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