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映画感想2023

78
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#犯罪

映画感想『BAD LANDS バッド・ランズ』

観終わった後の残念さが否めない。 面白く無いわけじゃないけど、かと言って凄くイイわけでもない。 笑っちゃうのが台詞の聞きづらさが『ヘルドッグス』以上。 そしてやっぱり安藤サクラとは相性が合わない。 いつもあとひとメモリな域に感じる。(あくまでも個人的にだがどの作品も同様) ラストの台詞に「アンタ、男前やな」とかあったけどネリって女そんなに男前かなぁ? 彼女にあまりカッコ良さは感じなかった。 題材は面白いけど全体的にやや平坦さと回りくどさを感じて途中少し萎えたかな。 描きた

映画感想『バイオレント・ナイト』

原題「VIOLENT NIGHT」 ◆あらすじ◆ クリスマスイブの夜。疲れた体に鞭打ち子どもたちにプレゼントを届けるために空を駆け巡るサンタクロース。ところが、とある富豪家族が暮らす屋敷に煙突から忍び込んだところ、金庫に入った3億ドルの現金を狙うスクルージー率いる武装集団と鉢合わせしてしまう。面倒ごとに巻き込まれたくないと、その場から立ち去ろうとするサンタだったが…。 【信じる者は救われる⁈】クリスマスですからこの言葉がピッタリじゃないですかね。 サンタファンタジー入り

映画感想『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』

原題:「韓 특송/英 SPECIAL DELIVERY」 ◆あらすじ◆ 脱北の過去を持つ孤独な女性ウナは、どんな荷物も請け負う特殊配送会社"特送"のエース・ドライバー。その天才的ドライビング・テクニックで、引き受けた仕事は確実に成功させてきた彼女が新たに請け負った依頼は、海外へ逃亡を図る賭博ブローカーとその息子ソウォンを港まで運ぶというもの。ところが待ち合わせ場所に現れたのは、父親から300億ウォンが入った貸金庫の鍵を託されたソウォンだけ。泣きすがる子どもを見捨てることもで

映画感想『BAD CITY』

小沢仁志が顔面凶器な刑事っつーだけでもワラワラ沸き立つのに冒頭からまっ裸な墨のオンパレード&血染めの殺戮にはやられたわ。 山口祥行めちゃカッコよかった〜 タイトルもそのままに日本版『犯罪都市』と言う具合だが韓国マフィアvs極秘特殊犯に日本ヤクザが絡まってそこにTAK∴も登場しちゃうもんだから園村健介監督腕の見せ所で全編完璧超速ド派手アクション炸裂!! ザ・小沢映画なVシネ常連の豪華顔ぶれも然る事ながら数々のアクションをこなして来た殺陣師・三元雅芸にやたら魅せられたのは間

映画感想『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』

原題「SHE SAID」 ちょっとぉ! 複雑に色んな感情がぐるぐるしちゃったよ。 これ【PLAN B】が製作なんだね。 ブラピが選択する作品は割と好みな物が多いなぁ。 いつ頃からだろうか? 「それ、セクハラですから!」と女性が肩に置かれた手を振り解ける様になったのは…。 まぁ、世代によっては「世知辛い世の中だ」と嘆く男性も少なく無いだろうが肩に触らなくてもコミュニケーションは取れるんだよ、アナタ達。 記憶に新しい【#MeToo】運動は世界中の女性にとっての革命だっ

映画感想『非常宣言』

原題『英 Emergency Declaration / 韓 비상선언』 韓国発の新たな傑作爆誕!! 2023年初っ端から凄いの観せられちゃったなぁ。 めっちゃチカラハイッタわぁ ୧(๑ ⁼̴̀ᐜ⁼̴́๑)૭ 殺人ウィルスによる航空機バイオテロ発生! 逃げ場の無い機内とそれに対応する陸の警察と政府。 何気ない伏線の張り方がシャレオツ! 群像劇としても、総じて描かれる親子の物語としてもドラマ性に優れ見応えしか無い! 犯人がそのフライトを選ぶ理由から事件に至る背景

映画感想『フラッグ・デイ 父を想う日』

原題「FLAG DAY」 どうした?ショーン・ペン監督! 一家総出で制作したのに自分には何一つ共感出来ず伝わってくるものが無かった。 『6月14日はアメリカ国旗制定記念日の事。この日に生まれたジョンは、自分は生まれながらにして祝福されていると感じ、特別な存在として成功する当然の権利があると信じていた。』 思い込み激しい。 凄い精度の贋札作れるならその技術をもっと他に活かせば?と思うんだがコツコツ働いてたマトモな金よりそっちがイイんだね。 その過程と末路が家族を相当悲