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映画感想2023

78
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2023年4月の記事一覧

映画感想『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』

原作コミック未読だけど、これ漫画だったらグイグイページめくるわぁ。 あっ、タケミッチと日向のロマンス部分はどーでもイイんだけどね。 で~も~東京卍會の結社内LOVEは気になるっしょ! てか後半の展開に“リベンジャーズ”ってタイトルそっちの流れ~ってなったけど予想は当たっているのか否か⁈ 今作は高杉真宙の千冬が良かったわぁ。 タケミッチと組んで何しでかしてくれるのか⁈ それと半間の清水尋也もイイね。 マイキーの真意は如何に?!な『決戦』バージョン早く観たいよ~。 マジい

映画感想『search/#サーチ2』

原題「MISSING」 行方不明になった娘の消息を、父親が懸命に探っていくさまをPCやスマホの画面だけで描き出し大ヒットした「サーチ」に続くシリーズ第2弾として贈るサスペンス・ミステリー。今度は行方不明となった母親を、デジタルネイティブ世代の娘が様々なデジタル・ツールを駆使して追跡していくさまを予測不能の展開でスリリングに描き出していく。 前作は父親が娘を探す設定だったがその立場を逆転させ、デジタルネイティブ世代がPCを操る事でより臨場感とスピード感増し増しな演出に圧倒さ

映画感想『パリタクシー』

原題「仏 UNE BELLE COURSE/英 DRIVING MADELEINE」 タクシーの車窓から重厚且つ美しいパリの街並みを映しながら1人の老女と彼女を介護施設へ送り届ける使命を担ったタクシー運転手シャルルとの運命的な出逢い。 92歳のマドレーヌの波乱な人生と彼女の正体が回想と共に明かされていくのだがややサスペンス性を帯びた演出に心掴まれる。 シャルルを巻き込みつつ行先を次々と変えながら彼女は自分史を描く様にパリの街を巡る。 戦争、アメリカ兵との恋愛から始まり

映画感想『AIR/エア』

原題「AIR」 当時バッシューと言えばコンバースだった。 その後、劇中でも説明されるがadidasがヒップホップ界で席巻し台頭し始める。 世界中がこぞってを身に着ける今に思えばナイキの人気が無かったなんてちょっと想像できないだろうが…。 そんな人気低迷のナイキバスケ部門起死回生ストーリーだが80年代真っ只中のNBAを知ってる身としては当時のスター選手の名前の羅列だけでも楽しい! が、MJパッケージの【WHEATIES】を福生基地の知り合いに買って来てもらう程大ファンだ

映画感想『仕掛人・藤枝梅安2』

一作目も見応えのある序章だったが更にパワーとボリュームをアップした続編になってると思う。 相変わらず梅安と彦次郎のコンビ愛は炸裂だがそれを踏まえての今回の大仕掛は彼らの過去と取り巻く人物背景を緻密に計算された時系列や展開で描かれる事で感情移入しまくりだ。 藤枝梅安と言う男の艶めいた魅力が老若男女問わず夢中にさせると言う設定の有無も言わせぬ感がお見事! 豊川悦司以外には無い! 個人的には久々に石橋蓮司の凄味が観られて感激( ✧Д✧) キラーン 加えて、おせきさんと梅安の

映画感想『生きる LIVING』

原題「LIVING」 ※ 黒澤明監督の不朽の名作「生きる」をノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本で、イギリスを舞台にリメイクしたヒューマン・ドラマ。 人が死ぬまでに出来る事なんてほんの些細な事だろうけどそれを自分の意志でやるのか何かに身を任せてしまうのかで大きく違う。 惰性で巻かれてしまった“長い物”は解くのにどれだけの時間を要するのか? いや、気付かなければ一生解けないのかもしれない。 主人公ウィリアムズは迫る死をきっかけに人生の意義を見出すがそのきっかけはもっとも