神崎川駅周辺整備基本計画について(2)
2024年3月付けで豊中市から発行された「神崎川駅周辺整備基本計画(素案)」を読んでみた印象の続きを書く。
都市計画道路の整備
今現在(2024)、豊中市と尼崎は近いようで遠い。すぐそこにあるけれど、すんなりとは行けない。ぐる〜っと回るか、狭い道をあちこちすり抜けないと行けない。
この計画にある三国塚口線の道路が、市の境界を超えて山幹通りまで貫通すれば、一気に豊中市と尼崎市が近くなる。
豊中南部だけではなく、尼崎市側の開発も早まりそうな気がする。
地図を見ると、尼崎市側の広い道路は旧猪名川にあたるところでプッツリと切れている。
尼崎市側(兵庫県側)からすると、「俺等はこんな広い道路をとっくに作って整備してるんや。後は豊中市側(大阪府側)がちゃっちゃと交渉して、はよ道つくらんかい!」って言っているような気がして仕方がない。
この計画は、椋橋總社のあたりをどうやって道を通すかにかかっている。
なるたけエリア住民に圧迫感を与えず、うまく阪急電車神戸線をかわして、旧猪名川を越えるか?
はやく、正解をみてみたい!
庄内地域における「魅力ある学校」づくり
庄内さくら学園に続いて、とよなかの最南端エリアにも「庄内よつば学園」っていう小中一貫校ができることになっている。
豊中市立の庄内南小学校、庄内西小学校、千成小学校、第七中学校が合体することになる。
新神崎川駅を起点として、新しい庄内よつば学園学区を含む神崎川北側エリアが、住民にとって優しい場所になればよいなぁと思う。とくに子どもを持つ家庭にとって、住みやすい環境になれば文句なし。
ただし、神崎川の大阪市側、淀川区、とくに三国駅周辺は小学校に通う子どもの数も多く、そのうえ狭いエリアに学校がたくさん集まっており、通学しやすさはバッチリ。
これに対して豊中南部エリアでは、子どもが少ないうえに、4つの学校が一つに集約されることから、通学が問題になることは間違いない。
とくに庄本町、椋橋總社あたりの子どもが新しいよつば学園に通うためには、子どもにとって相当な距離を歩かなければならない。リスク高い大きな道路をいくつも横断して通学しないといけない。
明るい未来を作るためには、地域内を容易に移動できるシステムの導入が不可欠だと思う。
どうせ、かるく10年以上の時間が必要な再開発プロジェクトなのだから、思い切った最先端の技術を利用することを想定してほしいものやな。
その頃には、完全自動運転が公道を走っているはずだから。。
神崎川駅北側エリアの現状
そもそも、現在、
神崎川駅の北側エリア(豊中市最南端部)の再開発に関心を持つ人がどれだけいるだろうか?
大阪市民がわざわざこのエリアにくる理由はまったくない。
尼崎市民がわざわざこのエリアにくる理由はまったくない。
豊中市民でさえ、このエリアにくる用事もなければ目的もない。
庄内駅周辺は豊中の南部エリアという位置づけにななっているが、まだまだこの最南端部に比べてましな状態。徐々に開発は進んでいるし、商業施設は多くそれなりに活気はある。
それに比べて、この神崎川駅の北側エリア(豊中市最南端部)は、まさしくブラックホール。
とくに、二葉町、大島町、庄本町は代表格。
コンビニ無い(やっと2024/2に1軒できた)。
スーパー無い。
病院無い。
駅遠い。
活用されず放置された市有地、私有地多し。
人が住んでいない家多し。
高齢化で歩けない人多し。
子どもが遊べる場所もなし。
無い無い尽くし。
この際、全部クリアしてほしい。
このエリアは隠されたポテンシャルが必ずある。
見つけ出してほしい。
まだ10年以上あるんやから。
豊中最南部エリアが如何に無い無い尽くしかを調べてみた
なんにもな〜い。まったくなんにもな〜い。
それに比べて、淀川区の繁栄していること。
くっきりと境界がわかれている。
Yahoo mapによると。
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