見出し画像

川岸にて 蛇に・野太鼓か・ナイーブなんか・長短歌 「戦争はまた・優しい人




川岸にて
蛇にのまれたカエルが二匹
蛇の胴体で鳴いていた







野太鼓かとおもったらハーレーの
排気音だった
ハーレーダビットソン屋から響く







ナイーブなんかじゃないよ
それでは株でなぞ暮らせないよ







外国のカフェで日本語で書き物
したい書くものはとびきりエロティック
な光景の描写で性器の俗称を
これでもかと連呼してねっとりと
書くのだ

そこは日本語学生のたまり場
かもしれないし日本語を教える
教授の一服の場かもしれないが
一心不乱に書いているだけで
私の征服欲はしっとりと満たされる
日本語エロ帝国主義インフォーリンカフェ
インマイハート







長短歌
「戦争はまた起こるよ
株式市場を見ればわかる
人間が学べないのがわかる」
夏逝きぬ

「では戦争が起きそうになったとき
当事国の首脳部を殲滅するのが
当事国民の役割なのか」
夏衣







ここで
長短歌と称していたものの
一番しもが
5文字で短歌じゃ
ねえじゃん
(そもそも短歌でもなんでもない)
と気づき
長俳句 と名を改めますので
季語を置きますよ





優しい人にいる鬼をむこうに
連れて行きますね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?