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燃える家 が欲しい・長短歌 「戦争も・写真を撮って題名と

燃える家 が欲しいというより
燃やせる家が欲しいのだった
たくさんほしい 十年くらい
前には家を燃やしたい出来事が
今よりもずっと多くあったよ

古くから知っている近所の
子供は炎を消すのを仕事
として選んだようだ母によると
母の家は木造なのでよく
燃え広がりそうだがいずれ
引っ越すつもりなので着けない
私は死ぬ時燃えるのだ






長短歌
「戦争も
優生思想と同じぐらい
忌避されるべき
絶対悪として」
秋の空

「きちんと理で
物事を考えましょうや
色眼鏡外してさ」
宵の町







写真を撮って題名とキャプション
つけて人様に見ていただくべく
投稿をするのだけれどそれらは
写真と言葉で初めて成立する
ものなので写真単体とはすこし
違うものだった

文字情報があってはじめて
写真が成立するというのは
どういうことなのだろうかと
考えてみるがよくわからない
写真として弱いのはわかる
だが弱くて何が悪いとも思う


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