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7月6日通院日AM

月に一度の
通院日
正確には
28日周期なので
生理
少しずつずれる
すみません
女性の苦労も
知らずに

皆さん
やんでます
やんでそうには
みえません
べつに
普通にしています
待合室で

皆さん
内面で
やんでます
こころが
うまくいかない

こころ

こころがある
こころがない
それとも
あったりなかったり
するのか
あったりなかったり
するだろう

無心
というとき
こころ
なくて
充実

こころを
なくすことは
宗教でも
推奨

早く
支度しないとな
予約に遅れる

時間に行くと
いつも待たされる
みんな
苦しみの吐露に
時間が
かかっている

もう
ほとんど
苦しみがない
薬を
もらうだけの
面会

ここまで
3年
費用
18万

この先
寛解しなければ
毎月
5500円
終身

こころを
保つ
代金
サブスク

マンション
間取り
キッチン
洗面
風呂

洗面所に
フライパンと
やかん
かさねて

邪魔なんだ
置くところがなくて
仮置きされてる

身だしなみ
して
出かける
ひさびさ

こもるようになってから
大量の
汗をかく
着いたときには
ひとりだけ
汗みずく
タオルハンカチと
扇子
欠かせぬ

駅まで
自転車で
五分
スーパーの
駐輪場
拝借

抗争の
あった
暴力団の事務所
いつも
パトカーが
停まってる
蒸し暑い中
若い巡査

エンジン
かけっぱなしだね

郵便局の
通り道
配当を
換金する

窓口に
免許と
出したら
本人確認
忘れてる

ATM
年配の女性
叫んでる
60万おろしたくても
50万円まで
当日

午前の
イメージ
全部書き出す

クリニックは
目立たない
雑居ビル
二階

性病科
がありそうなところ

今日は
それほど混んでない
とおもいきや
ぞくぞくと
患者来院

ここで
ポイント
メモ
配当の袋に
箇条書き

人前で
メモ
恥ずかしい

書いたもの
見られたくない
なのに
発表はする

そして
ひとりで
暑い
マスクも
相まって
はたはた
扇子

漆で
塗りを入れてみた

いつも
感じる事なんだけど
クリニック
体格のいい方が
多い
もちろん
わたしもそのひとり
丸みを帯びてる

ここで
元サラ金の
派遣社員の
話思い出した
言わない
偏見に満ちた話だから

挨拶程度で
心療終了
無事
薬入手

ひさしぶりに
雨のない

水の気配
濃厚な

薬局と
美容室ばかり
なんだろう
と覗けば
ヘアカット

待合室に
スーツ姿のひとが
いると
社労士かなと
思う
診られたひとと
並んで
立ってる
福祉の
仕組みに
組み込まれている

美容師は
痩せている
腰の袋に
鋏差してる

夏の
ショートね
ファッション
というより
実利

出かけてなくて
写真
撮れない
写したいというのではなく
見つけたいという
被写体探し

ざくろの


寺の裏




裏路地
一通り
そろっている
駅周辺

近頃
和竿に凝っているので
青竹の伸びた家
見つかった
興味を持つまで
気が付かなかった

3メートルくらい
10尺
刈り取ってから
何年
乾かすか
きれいな
家藪

穂先でも
落ちていまいか
見たけれど
なかった

そのかわり
竹の皮を
何枚か
拾ってきた
何かに
使えないかと
思って
和のものでは
土や
ぬか
何でも使う

頭も
使おう
帰宅して

昔からある
大学の
茂み
かぶとむしの
茂みの
におい

悩み事が
ほとんど消えても
一度やんだら
治りづらいな

林の匂い
幼少に戻って
その頃よりも
つらくないのに

向こうから
逆走してくる
我に正義あり

よけなければ
ぶつかる

やだから
よける
当然

すれちがう

やんでる
やんでる
みんなも
あめも

マスクの中で
つぶやいている

歌にうたって

ずさんでる


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