「百尺竿頭進一歩(ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ)」という言葉があります。 禅の修行を長い竿を登ることに例えて、その頂上からさらに一歩を踏み出すという意味です。禅僧の長沙景岑(ちょうさ けいしん)和尚の言葉で、『無門関(むもんかん)』・『景徳伝灯録(けいとくでんとうろく)』という書籍に記されています。 先が無いと決めてるのは、他でもない自分自身。だから一歩踏み出してみよというわけです。 では、どこに向かって一歩を踏み出すべきなのでしょう。何も考えずに竿の先から落ちる