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AI時代のIkigai(日本的ウェルビーイング)

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AI技術が進化する中、私たちの生活や働き方、価値観に大きな変化が起きています。このマガジンは、そんな時代の中で「Ikigai」をどのように見つけ出し、実践していくのかを考察。日本…
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#イノベーション

AIといきがい:AI時代の日本的ウェルビーイングの探求

近年、人々は日常の仕事において生成AIの力を借りることで、驚異的な生産性の向上を体感しています。 私、三木康司は、鎌倉の材木座に在住のAI時代の「いきがい」をサポートするプロフェッショナルとして、この技術の進歩が私たちの生活にどのように影響を与えるのか、そして、どのように私たちの「いきがい」を豊かにするのかを考察してみようとおもいます。 「いきがい」と国際的な認識 近年、日本の「いきがい」の概念が国際的に認知されるようになり、特にスペインのFrancesc Mirall

AIが加速する時代に「いきがい」を見つける7ヶ月の旅

禅の教えは、自己と向き合い、真実を見つめることを中心としています。この古代の哲学は、現代の経済やビジネス、社会の変容にも深く関連していると言えます。特に、アスピレーション(内的なワクワク)とアンビション(外的な野望)の間に存在する微細な線引きを理解する上で、禅の教えは非常に有効です。 アスピレーションに基づいた仕事や活動は、禅の教えの中核である「無我」や「即心即仏」に通じるものがあります。これは、自らの内側から湧き出る純粋な動機や感動に従い、それを外界に表現することを意味し

「鎌倉の一角で、イノベーションの種をまく」:2033年からの回顧

**鎌倉の一角で、イノベーションの種をまく:三木康司の回想録** 2033年の春、鎌倉の和風建築で坐禅を組む私は、深く息を吸い、これまでの人生を振り返った。 2009年、リーマンショックの波紋が私の人生に大きな変化をもたらした。あの日、突然のリストラ通知を受け取り、深い絶望に沈んでしまった。しかし、この絶望が私をzenschoolという新たな道へと導くきっかけとなるとは、当時の私には思いもよらなかった。 鬱状態となり、自分自身を取り戻すための手段として、鎌倉の自宅で坐禅

マインドフル新産業と北条時頼の想い

 株式会社enmono 代表取締役 の三木と、技術担当取締役 の宇都宮がお届けする、VR漫談シリーズです。  VRアプリ「ENGAGE」より、まじめなお話をゆるゆるとお届けしてまいります。  今回の動画では、混乱のコロナの時代に、マインドフルネスを基盤とした新産業でまちづくりを行うという「マインドフルシティ鎌倉」はすでに760年前に北条時頼により実行されていた。 Mindful City 鎌倉とマインドフルネスビジネス可能性について語っています。 参考サイト マインド

マインドフルビジネス

プロローグ  「マインドフルネス」を漢字で表現すると、「今」(いま)という漢字と「心」(こころ)という漢字を加えた「念」(ねん)という漢字になります。つまり、心の注意力が満たされている状態、心がどこかに拡散していなく、自分のまわりで起きている事象に、すべての事柄に100パーセント集中している状態です。  禅の言葉では「三昧」(さんまい)とも言い換えることができると思います。  これまでの伝統的な仏教などの宗教の中で使われてきた「瞑想」をツールとして切り出し、宗教性を排除し