買ってよかったもの2023の話
年々加速している。これが加齢なのか。
2023年も色々あったが、気づけば2024年に突入していた。4年近く続いていた私の完全在宅勤務が突然終了してしまい、普段の生活に費やす時間がこんなにも少なかったのかと驚く最中にある。今年はそのあたりのバランスを再び探っていく年になりそうだ。
というわけで、すっかり年一回の更新となってしまったこちらで「買ってよかったもの2023」を列記していく。
壁掛けハンガーラック
一昨年の「M-1グランプリ2022」は我が家に集まって観ることになった。そのために少し大きいテレビを買った。当日になって急遽参加した人も含めて5人ほどの友人たちが集まってみると、それぞれの上着をかける場所が少し足りない。これを解決すべく後日こちらを導入した。既にラブリコで立てた2×4の簡易ラックはあるため、そこに追加でネジ止めして設置。安物だが強度面や首が振れる機能など何も問題なく満足している。ただ2023年は友人を我が家に呼ぶブームがひと段落したのか私たちが外に出てばかりで、意図したような活躍の機会が全くなかった。今年はもう少し機会を設けたいし、事前連絡ありでどんどん押しかけてほしい。
室内物干し PORISH M
在宅勤務終了に伴い"洗濯いつするねん問題"が再浮上しているが、室内物干しが備わっていない我が家にはこの手のアイテムが必須である。以前もほぼ同じ形状の物干しがあったが、大量の洗濯物をかけた状態で移動するなど酷使していたら折れてしまった。それでも用途は果たせるので2年ほど使い続けていたが、いい加減買い換えようと購入。今回のものは各柱に”角”があり、そこにハンガーをかけたりできて運用の幅がちょっと広がったのが良い。昨年ここで書いたボルネードのサーキュレーターを真下に設置して風を当てていることが多い。
親指サック
私の足の形状は父親譲りで、親指がグンと上を向いており爪が斜めを刺すような形で伸びている。そのため靴下に穴が空くときはいつも親指から空く。足袋タイプや5本指の靴下を愛用する身としては、親指の穴空きさえ阻止できれば靴下の寿命が飛躍的に伸びることは容易に想像できた。もしも親指だけのカバーでもあったら……そんなことを言っていたらこちらを教えてもらった。これこれ!!!!最高。同じ悩みを抱える人は思いのほか多いのだと知った。小さすぎて洗濯時に紛失する心配はあるが、今のところ勢いで買った4セットは全部揃っている。
センサーライト
1DKで二人暮らしを始めて早4年。真っ暗な夜中にトイレへ行くときの明かりが気になっていた。ほとんど廊下がない我が家では、いわゆるセンサーライト的なものを置くにしても一体どこへ??と思っていたが、お買い物マラソンのついでにお試しで導入したら全然これでよかった。明るさと点灯時間を調節でき、センサーの範囲も広すぎず狭すぎず我が家のサイズ感に合っていて、暗くなければ作動せず、コンセント直結で便利。もっと早く買っておけばよかった。
SHAKA NEO BUNGY AT
夏場のサンダルは長年Chacoを愛用していたが、年の半分くらいを履きまくっているため年1ペースで潰してしまい、さすがに別のものを探してみるかとなった。そして昔履いていたSHAKAのサンダルはそういえば足裏がスースーして心地よく強度的にも悪くなかったなと思い出し、久しぶりに買ってみた。以前は少し野暮ったかったソールがすっきりしており、見た目も履き心地もかなり良い。代表的なモデルではいくつかのソールが選べるようになっており、機能やサイズ感が違うらしい。この「AT」ソールは足幅広めで私の足に合っていた。公式サイトのフィッティングガイドが充実しており参考になった。
iPhone15 Pro
「iPhone11」→「iPhone15 Pro」になった。持ってみると軽さに驚く。「Monster Hunter Now(モンハンなう)」の画質を上げてもスムーズに動くようになり、「やよい軒公式アプリ」が使用中に全く落ちなくなった。シネマティックモードで動画を撮ってみるとNewJeansのETAが聴こえてくる気がする(実際にMVを撮ったのはひと世代前のiPhone14 Pro)。
in.T
毎年のように下着を取り上げている気がする。私がトップスの下着に求めているものはシンプルで、襟ぐりが広くて生地が薄くて乾きが良いもの。こちらはTシャツの下に着ることを目的としたインナーだが、Tシャツの下に着るにしては裾が長く存在感がありすぎるのではと思う。普通にスウェットの下とかに着てる。この冬はあまり寒くないのでヒートテック的なものの出番は少なく、上に着るものを調節すればこれだけでも年中乗り切れそう。あと襟ぐりが広いといってもまだ狭いため、もっと広いものが出てほしい。
木製汁椀(かぐや)
友人が買ってるのを真似してそのまま買った。特に冬場は鍋をめちゃくちゃ食べるので大正解。熱々の汁を入れても熱くなりにくく、木の風合いが手に馴染む。単にそれまで使ってた安物のお椀が終わってた説もあるが、本当に買ってよかった。豚汁も作りたいが大量の豚汁はその日のうちに消費しにくいため、だったら鍋でいいかと思って毎回鍋になりがち。二人で鍋をやると基本的に〆まで行けないが、たまに他の人たちと鍋を囲むと余裕で〆まで行けて、ありがて〜〜と思う。
3M フローリングワイパー
これまでは構造的に腰を入れることができないフローリングワイパーを使っていた。それでもまあ拭けるには拭けるが、もっと腰を入れたくてレビュー等で断トツ高評価のこちらを購入。めちゃくちゃ腰が入れられる。腰を入れて拭いているとワイパーの剛性をひしひしと感じられて頼もしい。元掃除のプロからも「間違いない選択」と言われた。本当に間違いない。ただし見た目はダサい。伸縮できるので普段は物陰に隠している。
ソニッケアー エキスパートクリーン
2年連続で恋人が購入したものを取り上げる流れになってしまった。ソニッケアーのことを何となく良いものなのだろうと思いつつ何年もスルーしてきたが、気づいたら恋人がセールで買っていた。それならば私も、と替えヘッドを調達。使用後、舌で触った歯の感触がすごすぎて手磨きオンリーには戻れないことが一瞬でわかった。口腔の健康を考慮すれば1年でも早く出会っておきたかったと痛感。振動で口中が刺激されるのかとんでもない量の唾液が出てくるが、防水なのでしっかり洗い流せるのも助かる。私は長年フィリップスのエチケットカッター(鼻毛カッター)と回転式ヒゲ剃りを愛用しているが、いよいよフィリップスへの信頼が不動のものとなった。
なんとなく今回は地味な感じがするが、本来の「買ってよかった○○」はこれくらいの雰囲気ではないだろうか。100均グッズ等が食い込んでもいい年があったはずだが、あらためて書こうとすると若干よそ行きの選定になっていたり、いつ買ったのかわからないアーカイブ性の低さもあって書く機会がなかった。そもそも生活にまつわるグッズで毎年劇的なものは出てこないので、もっと地味でもいいくらいだ。
冒頭でも述べたが、2024年は再び出勤をする日常が当たり前になっていく。その中で私がやりたい生活をどう維持・向上していくかがポイントになることは間違いない。職場などで人と会う機会も増えるため、身だしなみの面でも「今日はカメラオンの通話予定ないしヒゲ剃らなくていいや〜ヘラヘラ」みたいな機会が激減する。これまで社会でどうやってたのかを一歩ずつ思い出していく1年になるだろう。
※今回のトップ画像はちょうどいい写真がなかったため、なんとなく撮っていた「人を呼んでみんなでたくさん酒を飲んだはずなのになぜか酒が増えている様子」です。