見出し画像

入出港(サラーラ)

久しぶりの上陸です。オマーン南部の中心地、亜熱帯性の気候に属するサラーラは、ハリーフといわれるモンスターの恵みを受け、他の周辺の国々と比べると緑の多い自然豊かな街です。サラーラは、近郊に乳香(フランキンセンス)の木が多く自生することでも有名です。乳香は、香料の原料になるカンラン科の木の幹に傷をつけ、そこから流れ出た乳白色の樹脂で、古代エジプトでは宗教儀式に、ローマでは遺体の焼却や病気の治療に使用されてきました。サラーラには、ユネスコの世界文化遺産に登録されてる「アルバリード遺跡」があります。かって、金と乳香交易の中心地であった都市の遺跡で「乳香の道」の跡を残す古代遺跡です。

■サラーラ港

画像2

■海賊対策で停泊する韓国の軍艦

画像3

■サラーラ港に停泊するダウ船

古代からアラビア海・インド洋で活躍した伝統的な木造帆船。 主に中東アジア、インド、東アフリカ等の沿岸で使用された。 1本か2本のマストに一枚ずつの大三角帆(ラテンセイル)を持ち、外板を固定するための釘を一切使わず紐やタールで組み立てることが特徴。

画像3

■朝日の中出港する貨物船

画像4

◆世界遺産アルバリート遺跡写真集

◆マイホームページ写真集

◆オマーン市内写真集

◆Adobe Stockで写真・動画を販売してます。販売掲載間指数13,528枚。下記アドレスからご覧ください。


美しい世界の風景をマイホームページ「Zenpakuの世界旅撮記」http://www.zenpakusan.com/で紹介してます。