オーコを使わない方が良い理由
何となく書いてみました。
今でも、最強と名高いプレインズウォーカーであるオーコ。レガシーでも禁止になり、多分レガシー環境で最初に禁止になったプレインズウォーカーだと思います。実際強い。
でも、実は後半は使わないほうが良いカードだと認識していましたし、身内にはその理由も説明していました。
ということで、その理由です。
その前提として、オーコが使える最後の方の環境についてです。
さて、当時なのですが・・・実はコロナの影響が出始めた頃で、多くの大会が中止になっていました。たまたま筆者の地元の愛知県ではまだ影響が少なかったのですが、多くの地域で影響が出ており、大きな大会の開催が危ぶまれる状況が多かったです。
その中で、規模の大きい大会としては、愛知で晴れる屋さんの行った、第11期東海王大会と第12期東海王大会があります。
また、MTGイベント自体の中止などもあって、オーコを使える環境自体がわりと少なかったような気もします。(多少違っててもお許しあれ)
さて、そんなオーコが使える環境かつ、誰もがオーコを最強のプレインズウォーカーと認識していた状況で、結果はどうなったかと言うと・・・
まず、第11期東海王大会は、
ホガーク×2
アルーレン
エルドラージ
青赤デルバー
青赤緑デルバー
ヴァラクート
奇跡
がTOP8としてスイスラウンドを抜けました。
この中で、オーコを使ったプレイヤーは1人のみ。青赤緑デルバーでした。
そして、奇跡に敗れています。
次に、第12期東海王大会は、
ペインター×2
土地単
デスタク
スノーオーコ
エルドラージ
青赤緑デルバー
ヴァラクート
ここでは、オーコを使用したプレイヤーは2人。スノーオーコと青赤緑デルバーですね。
さて、これらの結果を見ると分かる通り、圧倒的に強いと言われるプレインズウォーカーのオーコですが、実はTOP8にはあまり残れていませんでした。
もちろん、使用率は高くて、青赤緑デルバーやスノーコントロールは大人気だったのは、皆様の知っての通りだと思います。
理由は簡単で、TOP8に残っているオーコを使ってないデッキは、オーコ耐性のあるデッキばかりだからですね。
第11期だと、アルーレンも奇跡もオーコを入れられるけれど、あえて採用せず、逆にメイン紅蓮破や、オーコ耐性のあるカードを入れるなどの対策を取っています。
第12期だと、土地単はオーコを採用せず、ヴァラクートはオーコではなくウーロを採用しています。
つまり、オーコが強すぎるがゆえに、オーコ耐性の無いデッキは存在を許されていなかったわけですね。
逆に言うと、その環境下で勝ち残ってくるデッキはオーコ耐性のあるデッキばかりなので、そこでオーコデッキを使うのはそれだけで不利になる可能性が高かったわけです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?