見出し画像

『ポケモン剣盾』ワイルドエリアのポケモンでトーナメントに挑む!!

みなさん、ポケモン楽しんでますか。

ポケモン図鑑にバトルタワー。
ネット対戦にマックスレイド。
カレー図鑑を埋めるのも良し、キャンプでひたすらポケモンを愛でるも良し。

クリア後も色々と楽しめるポケモンですが、その中の一つにトーナメントというものがあります。

歴代で言う所のクリア後四天王戦にあたる部分なのですが、このトーナメント、作中のジムチャレンジと同じように、多くの観客が見守る作中公式の試合でもあります。

クリア後の金策手段が限られる本作において、多くのチャンピオンはクスリを買う金欲しさにトーナメントを開催、鍛え上げたポケモンで挑戦者たちを蹴散らし、ついでにボールガイから景品をせしめます。

他にも金策手段はあるのですが、多くのNPCと再戦するにはここを訪れるのが手っ取り早いので、私も気分転換にチャンピオンタイムしています。

で。まぁクリア後しばらく経ってるわけだから、旅パのメンツはもうレベル100にしてあるし、中には努力値振り直しや王冠使用の済んでいる子もいる。そんな状態で戦ってもぶっちゃけ勝負にならないし、マジで先制わざでも使われない限りは一方的な酷い試合が展開されるわけです。

そんな中、マリィから言われた一言が気になった。

画像1

……仰る通りで……

チャンピオンなんだから強いのは強いで良いんだけど。
興行や他ジムリの事を考えると、あんまり一方的にブッ叩くだけなのはいかがなものか? それがお前のチャンピオンタイムか?

戦う内に、そんな疑問が湧いて出るようになってきた。

かといって、旅パメンツでは勝負にならない。
あんまりしっかりチームを組んでも結果は同じ。
では……野生で捕まえたばかりのポケモンならどうだ!?

画像2

というわけで、やって来たのはワイルドエリア。
視界の先には六つの光……六体のポケモンが待つ、マックスレイドバトル!

ここで手に入れたポケモンだけを使い、トーナメントに挑んでみよう。
それならきっと見ごたえのある良い試合になるのではないか!?

詳しいルールはこうだ。

・マックスレイドバトルで捕まえた六匹で勝負
・技は野生時のまま
・努力値振り、ミント使用もNG
・試合ルールは勝ち抜きを採用

ありのままの彼らでどこまで立ち向かっていけるのか。
期待と不安を胸にいざ、マックスレイドバトル!!

画像3

アマージョ トロピカルキックは使えない。
バタフリー キョダイマックス可能。
ココロモリ エアスラッシュと見せかけてエアカッター。
エビワラー 肝心の格闘技がきあいパンチ。
シザリガー 悪と水技が二つずつ。期待の星。
カビゴン  キョダイ個体。確実にエース。

そして手に入れた六体がこれだ。
おお、不安。っていうかゴメン、そういえばレベルこの程度だったね。

その日の固定シンボルポケモンのみ、の方が良かったかな……
いや、まだ可能性は残されている。勝負はやってみなければ分からない……!!

画像4

第一試合 VSオニオン

初戦の相手はオニオン君だった。
最初はジムチャレンジャーが良かったんだけど、まぁ良いか。

ちなみに招待枠でダンデを呼んでいます。
元チャンピオンと戦わないとチャンピオンタイムじゃないので。

画像5

試合開始!!

オニオン君の先発はヨノワール
強靭な耐久とそこそこの攻撃を持つゴースト。

対するこちらの先発はやはりシザリガー
あく技で有利に立ち回りたい。出来ればここでレベルを上げておきたい。
そう思い、しあわせタマゴを持たせての挑戦です。

シザリガーのかみくだくが通り、ヨノワールは無事に撃破。
続く二体目もゴースト・ほのおのシャンデラと、シザリガーにとっては相性有利な相手が続き……

えっ、エナジーボールっすか!?

ああっ、シザリガーが倒れたっ!?

二体目にしてまさかのシザリガー敗退。
ぶっちゃけ一撃で倒してきたので相手の技構成をまるで知らない新チャンピオン。残りのポケモンは大半ゴーストかほのおに弱いので、もはや奥の手であるカビゴンさんをお出しするほかない。

カビゴンさんには高い特殊耐久かみくだくの技があるため、ゴーストに対しては強く出れる。なお特性はくいしんぼうだが、きのみが勿体ないので食べ残しを持たせてあります。

画像6

おにびを喰らいました。
止めないか役割破壊をするのは。

とはいえ、カビゴンさんの火力を前にシャンデラ自身は恐るるに足らず。かみ砕くで強引に突破し、オニオンの三体目を引きずり出します。

オニオンの三体目はサニゴーン
あのサニーゴが死んだ上に割れて魂を剥き出しにした厄介なポケモンです。対人戦では輝石サニーゴしか見ないけど。

カビゴンはやけどを喰らっている。
たべのこしで相殺出来るとはいえ、ここで消耗すると後が怖い……そう思い、思い切ってここでキョダイマックスを切りました。
でもまぁ、削り切れない。ちからをすいとるで地道に削られる展開が続き、これはちょっとマズいと思ったので交代。あく技ダメおしを持っていたココロモリにくだけるよろいを良い感じにしてきてもらう事にしました。

まぁ普通にエスパーだからやられたんですけど。
チャンピオン、戦いが雑。

といって、下げられたこうげき分はリセット出来た。
かみくだくでの追加効果も合わせ、どうにかサニゴーンを撃破するカビゴン。カビゴンだけが頼りだ。

などと言っていたら、続くデスバーンに普通に削られるカビゴン。
オニオンの最後の一体、ゲンガーに倒されてしまう。

残るポケモンの中で、どく・ゴーストのゲンガーに対応できる奴は……いない!!

チャンピオン、まさかの初戦敗退か!?

いやだ……負けたくない……負けたくないィィィッッ!!


チャンピオンタイムだッ!!!!(げんきのかけら


エビワラーの格闘家人生をリリースし、カビゴンを蘇らせるチャンピオン。
しかし半分の体力でキョダイマックスしたゲンガーとやり合うのは厳しく、勝負はギリギリ赤ゲージまでもつれ込み……

画像7

何とか勝利した。
もう既に企画的には大敗北してる気分だが、勝ちは勝ちだ。

画像9

第二回戦 VSユエ

画像8

二回戦の相手は、ジムチャレンジャーのユエ。
「でもトーナメントではちがうもん!」とやる気を見せます。

チャレンジャーたちはジムリよりレベル帯が低く、ダイマックスも使わない。正直、いきなり危なかったオニオン戦と比べれば楽な試合の筈だぜ……相手のポケモン知らんけど……

そう思った私の前に繰り出されたのは、みんな大好きヨクバリス。
弱点の少ないノーマル単タイプとそれなりの耐久を併せ持つ、見た目の印象よりはずっと強い(らしい)ポケモンだ。

といって、NPCの耐久がどれほどのものか。
シザリガー、今回も先陣は任せたぜ。

画像10

そんな風に思っていた私だが、初手でヨクバリスはたくわえるを使用、防御を固めると共にいかりのまえばでこちらを削るという存外まともな手を打ってきた。加えてねむるでの全回復である。いつも初手で倒してたから知らなかったけど、ちゃんと考えてるんだな……

そして寝ている間に倒しました。
まぁそこはNPCだからね。

画像11

続く二体目はホルード。
ノーマル・じめんタイプを持つ、シザリガーにとっては有利な相手だ。

これは流石にシザリガー行けるやろ。
やれ、クラブハンマー! ……外した!?

なんとシザリガー君、攻撃を普通に外した上に格闘技を決められ撃沈。
何の技使われたのかもはや覚えてない。とりあえずシザリガー君はそういう子なんだなってことだけは分かった。ごめんな。

こちらは続く二番手としてエビワラーを投入。
肝心の格闘技がきあいパンチな時点で活躍は難しいと思われていたが、ホルード相手ならこおりのパンチが通る。やれ!!

……火力が足りずに返り討ちにあった……

とはいえ十分に削ってくれたので、後はアマージョがはっぱカッターで処理。このアマージョさん、くさ技がリーフストームはっぱカッターという絶妙な使いにくさを誇る。残りはノーマル技です。

相手方の三体目はバイウールー
可愛くも物理面で硬いもふもふっ子。
アマージョの火力では仕留めきれないと思いつつリーフストームで様子を見ると、相手は当然の如くコットンガードを積む。

リーフストームのダメージは半分にも届かなかったので、ここは一時撤退。
特殊技を使えるココロモリに後を託したのですが、肝心の技の威力が低い上に耐久も全然ないので、大して削れないまま退場。

改めておいでなすったアマージョ、リーフストームとはっぱカッターでどうにかバイウールーを撃破。

続く相手の4・5体目はカビゴンチラチーノ
ここらへんまで来るともうどうしようも無いので、カビゴン先輩に全てを託しキョダイサイセイ(何も再生しない)で撃破していただきました。

画像12

画像13

私も満足はしていません。
これアレだな。カビゴンが強いだけだな。
薄々気付いていた事実を突きつけられつつ、トーナメントはいよいよ最終局面へ……!!

画像14

決勝戦 VSダンデ

苦しいながらもここまで勝ち上がって来たチャンピオン。
最後に立ち塞がるのはやはりこの男、ダンデだ……!!

画像15

画像16

バトルタワーでは決して帽子を被らず、マントを脱いだ姿で戦う事になるダンデさん。感想記事では触れなかったけど、そこも含めて主役交代のイメージが付いてるんだよね。

そんあ彼も、衆目下ではイメージとスポンサーロゴを外せない。
チャンピオンの時と同じ姿で、ダンデは新チャンピオンに挑みます。

ところでダンデの初手って誰だっけ。

画像17

悪いのは俺だ。
シザリガー君は何も悪くない。精一杯やったんだ。

っていうかレベル差がヤバい。
ぶっちゃけるとクリア後は野生ポケモンのレベルに意識が向かなくなって、大体60レべ位はあるだろと勝手に思い込んでいました。そもそもそこから悪い。トレーナーの頭が。

……さて。
整理しよう。このチームのポケモンのレベルは、相手よりずっと低い。唯一拮抗しているのはキョダイマックス出来るカビゴン先輩をおいて他にいない。……つまり。

ゆけっ! カビゴン!

もはやカビゴンに縋る他に残された手立てはない。
迷走してた時期のホップの気持ちが今は少しだけ分かる。そうだよな、カビゴン強いもんな。採用したくなるよな。ってまぁカビゴンはその後もメンバーとして定着するんだけど。

ぶっちゃけ聖剣で一発じゃないのか、と思っていたのですが、何故かダンデはてっていこうせんを選択。高い破壊力の割りに特殊技だから耐えきり、その剣を噛み砕く事に成功するカビゴン大先輩。

続くドラパルトの登場に冷や汗をかくも、彼も特殊型だったので何とかなった。私はダンデのドラパルトが特殊型だと言う事すら知らずにチャンピオンになりました。

とはいえ鈍足の宿命か。着実に削られて限界を迎えてしまうカビゴン大納言。三体目のガマゲロゲを前に遂に瀕死となった。

まぁでもあれだ。
ガマゲロゲはみず・じめんタイプ。対して我々の元にはくさタイプを持つ女王様がいらっしゃるではないか。

レベル差はあるが一発は耐えるはず。
ここで一息ついて逆転をって、ああ!?

リーフストーム外したァァッ!?

画像18

ビックリしてたらスクショすら取れてない。
スクショ下手だなこのチャンピオン。

ココロモリ・エビワラーもレベル差から当然出来る事は無い。
残された選択肢は、それなりの素早さを持ちふくがんねむりごなを操るバタフリーしか……
だが、逆に言えばねむりごなさえ当たれば逆転の目はある。念には念を入れてこうかくレンズも持たせているから、時間さえ稼げれば……

画像19

んっ!!!!!??

バタフリーさん、今大会で一回も技を撃たないまま散る。
レベルや能力的にカビゴンに次ぐ重要度を誇っていた気がしていたんだがそんなことは無かったぜ。っていうか相手が悪いよ相手が。あとトレーナー。

ココロモリも当然の如く倒れ、残すはパンチ一筋エビワラさんのみ。
素直に技を選択すれば、ここでこの勝負は終わるだろう。
始めから無謀だったのかもしれない。せめてレベル65の固定シンボル6体にしておけばもう少し……


……いやだ……


……こんな所で負けるのは……


……いやだっ………………!!!!


画像20

これがッ!
オレのッ!
チャンピオンタイムだァァァッッ!!!


大戦士カビゴンにチャンピオンタイムする事を選択し、勝負続行。

ガマゲロゲをのしかかりで強引に突破。

キョダイマックスでエースバーンをキョダイサイセイし、強引にダンデのエースを引きずり出すチャンピオン。

画像21

思えば、チャンピオンリーグでの戦いでもリザードンは強敵だった。

これまでレベル差でほとんどの試合を楽に熟してきたオレにとって、チャンピオンとの戦いが唯一手に汗握るものだったのだ。

グッと引き上げられた平均レベル。
バランスのいいポケモン構成。
それでもリードを獲得していたオレだが、リザードン戦を任せようと思っていたポケモンがあの日選ばれなかったエースバーンに消耗させられ、満を持して登場した真打の前に撃沈。
広い技範囲で一方的だった試合状況を取り返し、三体ものポケモンを撃破して見せたキョダイリザードン。
残されたメンバーではどうしようもないと判断したオレは、苦渋の決断としてアーマーガアに元気のかけらを使用、ブレイブバードで相討つ事でどうにか勝利を手に入れた。

それから少し経って、タワーやトーナメントでリベンジを果たしたものの、あの日道具に頼った事実は揺るがない。

だが、それでもいい。

げんきのかけらチャンピオンだろうが、げんきのかたまりチャンピオンだろうが、負けるよりはずっと良い。


さぁ、勝負だ旧チャンピオン!

ここまで勝ち抜いてきたカビゴン様の底力、とくと味わってもらうぜ!


画像22



画像23



……負けた。


タワーや対人戦ならともかく、トーナメントで、負けた…………



オレはこのゲームで初めて敗北の賞金を渡し、会場を後にした…………


画像24

画像25


新チャンピオン・ダンデをみんなよろしくね!


あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!
いやマジでダンデさんしばらくチャンピオン代わってください!!



戦いを振り返って

マックスレイド産だとレベルがアレなので、無理です。

でもその日出現する固定シンボルポケモン縛りとかだったら、ある程度のランダム性を保ちつつ勝負になるかもしれません。

興行としての面白さとか、他のジムリーダーの立場とかが気になってしまったチャンピオンの皆さん、RPもかねてワイルドチャンピオンタイムしてみませんか?

結果は散々でしたが、私は結構楽しかったです。
ホップを呼んでの伝説超えとか、タイプ制限かけて○○のエキスパート気取りとか、ルールをアレンジしても楽しいかもしれませんね。

レッツ・チャンピオンタイム!

【終わり】


こっちの感想記事もよろしくねっ!

サポートしていただくと、とても喜びます! 更に文章排出力が強化される可能性が高いです!