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#30 【新型コロナ】第5波から第7波にかけての致死率の変化

この週末、久しぶりに都心部を散策しましたが、外国人観光客の多さに驚きました。新型コロナとの闘いもようやく終わりが見えてきたのかなと期待をしていますが、こういう時こそ、介護に関わる我々は特に油断をせずに毎日の生活を送るようにしなければなりませんね。

【新型コロナによる致死率の減少】
厚労省によると、オミクロン株が拡大した昨年夏の「第7波」では、デルタ株が拡大したおととしの「第5波」と比べ致死率が大きく減少しました。

TOPの画像はNHKの出典によるものですが、「第7波」では依然として年齢上昇とともに致死率は高くなりますが、60歳未満の致死率は0%、60歳・70歳代は1.34%から0.18%に、80歳以上も7.92%から1.69%に大幅に減少しています。加藤厚労大臣から要請を受けた専門家会合では昨年11月から議論を重ね、1月に「5類」に移行するという結論に達しています。

致死率の大幅減少という結果に反して、感染率自体は拡大し、昨年1月の「第6波」では、全国の感染者数は約10万人でした。しかしその後のオミクロン株では「第7波」「第8波」ともに約25万人を超える蔓延となりました。そのため、死者や重症化患者も増加するという傾向を示しています。

今後「5類」への移行に際しては、引き続き、ワクチン接種の推進と重症化リスクの高い医療機関や高齢者施設での感染防止対策の継続が求められでしょう。

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