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【都道府県協会の広報活動】建設業の魅力を発信しみらいの花を咲かせる!

一般社団法人 青森県建設業協会

みらいの種を植える(小学生)


小学生を主なターゲットに建設業を知ってもらうことを目的に、建設業の仕事(木工、ガラス、タイルなど7 業種)を体験できる「青森県の建設業元気応援プロジェクト展」を開催しています。
本年度は9月16日と17日に開催、子供たちが釘を打ち本箱をつくる体験やハンダを使いガラスのキーホルダーをつくる体験、結束機を使い鉄筋を組む体験などに熱心に取り組んでいました。
なかでも、タイルを使ってのコースターづくりが大人気で、木枠の中に色とりどりのタイルを並べ、人気キャラクターやカラフルな模様を表現していました。
なかには、子供に交じり保護者の方々が真剣に作品をつくっている姿もありました。
参加者からは楽しかったとの声が多く寄せられ、中には「将来大工さんになりたい」との頼もしい声も寄せられました。

みらいの芽を育てる(中学生)


中学生を対象に建設業の人材確保の一環として、これまで現場見学会の中心だった大学生・高校生より更に若い世代である中学生に建設業に興味をもってもらうことを目的として「体験型現場学習会」を国土交通省東北地方整備局と一緒に開催しています。
令和5年度は、「つがる市立稲垣中学校」「青森県立七戸養護学校」で開催しました。
「建設業ってどんな仕事?」と題して建設業の仕事の内容や役割などを学ぶ授業や、普段身近に接することのできない建設機械への搭乗体験を行うなど、建設業に触れその魅力を直接感じてもらえるような取り組みを行っております。
体験した生徒さんからは、「建設業を身近に感じることができた」「女性もたくさん活躍していることが分かり職業の選択肢が広がった」とのうれしい感想もいただきました。

みらいを芽吹かせる(高校生・大学生)


県内の工業高校生を対象に「現場見学会及び若手技術者との意見交換会」を青森県と一緒に実施しています。
工業高校生が年齢の近い若手技術者と意見交換することで、建設業への就職に向け具体的なイメージをもってもらうことが目的で、毎年度、県内の工業高校生を対象に実施しています。
参加した工業高校生は、給与等の待遇面や会社の働きやすさなどについて質問するなど、メモを取りながら熱心に意見交換していました。
また、首都圏で学ぶ大学生を対象に都内の会場に県内建設業者が出向き交流会を開催しています。
各社ごとにブースを設け、青森県の建設業の魅力やりがいなどを説明し、参加した学生は熱心に話を聞いていました。

みらいの花を色とりどりに咲かせる

本協会東青支部では、若年層の離職防止と入職者を増やす取り組みとして「建設業のイメージをアップデートする」と銘打ち、画一的で個性がなく若者に人気のない作業服に焦点をあて、青年部が中心となり「作業服をアップデートする」事業に取り組みました。
本事業では、「デザイン性が高い」「着たくなる」「便利な」「快適な」をキーワードに新しい作業服を企画・製作しました。

社名、ロゴマークやシンボルマークなどを刺繍したり、アレンジしたりすることでオリジナリティをだしている企業もありました。
なかには、他産業での制服廃止の流れを受けて、作業服ではなく統一したネームプレートを製作した企業もありました。
それぞれの企業の思いがこもった作業服を着用することにより、所属企業への愛着がより一層強まったように感じます。

完成した作業服は「高校生等との交流会」でお披露目されました。
各社がデザインのこだわりをプレゼンし、参加者からは盛んに拍手を浴びていました。

「地域のインフラを支える」「災害時の貢献」など建設業の役割や重要性を訴えても若者は振り向いてくれません。
建設業のイメージをアップデートするために「カッコいい建設業」を目指して情報を発信して参ります。

[全建ジャーナル2024.1月号掲載]

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