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青い月

夕凪禅次郎
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青い月
     作詞・作曲 夕凪禅次郎

見上げれば空の彼方に青い
月が滲んで見えた 寒い春の帰り道
最終のバスまでまだあるから
もう少しだけ僕の恋人でいてほしい
例えば明日の夢は話せないけれど
昨日君と見た星の話はできるから
見上げれば空の彼方に青い
月が滲んで見えた 寒い春の別れ道

おびえてた こんな時が来るのを
だからいつでも僕は 君を確かめていた
例えば何気ない普通の会話でよかった
そっと微笑む君を見れば分かったはずなのに
見上げれば空の彼方に青い
月が滲んで見えた 僕は遠くを見てた


振り向けばバスの灯りが見えた
恋人でいるうちに何か言いたいけれど
癪にさわるほど君はいつもの君の様
僕は「またね」と言って、そして言葉を飲み込んだ
見上げれば空の彼方に青い
月が滲んで見えた 寒い春の別れ道

例えば何気ない普通の会話でよかった
そっと微笑む君を見れば分かったはずなのに
遠ざかるバスのテールランプが角を曲がって消えた
寒い春の別れ道

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