文章術:文は50文字、段落は150文字を目安にする
文章を書くとき、ひとつの文や段落は何文字くらいにすればいいのか、悩むことはないでしょうか。もちろんウェブサイトや印刷物といった媒体などによって変わってきますが、ここでは一般的な指針について説明します。
おさらい:文と段落
まず、文と段落についておさらいします。文と段落は、文章を構成する基本的な単位です。それぞれ次のような性質をもっています。
文:ひとつ以上の語からなり、句点や疑問符などの終止符でおわるもの
段落:関連する文のまとまり。段落と段落の間には空行を入れるか字下げを用いる
例えば、次の文章はひとつの段落になります。また、最初の句点までの文章がひとつの文、ということになります。この文と段落の定義をふまえた上で、それぞれの文字数の目安について説明していきます。
文と段落の目安となる文字数
それでは、文と段落は何文字くらいを目安にすればいいのでしょうか。もちろんこの文字数は、対象となる読者やコンテンツの種類、ウェブサイトや印刷物といった媒体によって変わります。ただ、一般的には次のような文字数を目安にするといいです。
文:50文字
段落:150文字
この文字数は、日本語を前提としています。英語が含まれると変わってくるので、あくまで目安にしてください。それでは、それぞれの文字数の根拠について説明します。
文:50文字
文の文字数の目安は、一般的に40〜60文字くらいがいいとされています。私が書く文章を調べてみたところ、だいたい50文字くらいになっていました。もちろん、30文字の文もあれば、70文字になる文もあります。
ひとつの文が80文字くらいになってくると、読みづらくなってきます。長くなりすぎることを防ぐためにも、50文字くらいを目安にするとよさそうです。これについては、次のような引用が補足になります。
段落:150文字
次に段落の文字数の目安ですが、これは一般的に120〜180文字くらいがいいとされています。私が書く文章については少し短めで、80〜120文字くらいになっていました。もちろん、60文字くらいの段落もあれば、180文字になる段落もあります。
ひとつの段落が180文字くらいになってくると、読みづらくなってきます。文と同じように、長くなりすぎることを防ぐためにも、150文字くらいを目安にしてみましょう。これについては、次のような主張があります。
まとめ
文章を書くときの文字数の目安について、文は50文字、段落は150文字を目安にするといいです。ただ、この数字は文章を掲載する媒体や言語にもよるため、あくまで目安にしてください。
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