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甲子について〜占い師のマニアックな視点で書きました〜

2022年3月12日、今日は甲子日です。
きのえ ね と読みます。
四柱推命でいうところの六十干支はここから始まります。

甲は十干の最初の干

子は十二支の最初の支

この記事では、占い師のマニアックな視点から「甲子」について書いています。

甲子といえば?

甲子という漢字を見てまず思い出すのは、甲子園だと思います。
全国一位を目指して球児たちが集まるあの場所ですね。

甲子園が完成したは1924年、この年は甲子の年です。それで甲子園と名付けられたようです。

ちなみに2022年は寅年、干支でいうと壬寅年。
甲子園は子年に完成、開場したんですね。

甲子という名前を持つ人もいました。(あえて過去形です)
有名なのは新撰組の参謀だった伊東甲子太郎ではないでしょうか。
実は彼が生まれたのは1835年の甲午の年。
甲子年じゃないですね。


Wikipediaによると「樫太郎」と表記されていたこともあったそうです。
彼が新撰組に加盟したのが1864年、甲子の年。もしかしたら、加盟をきっかけに名前を変えたのかも…?

干支カレンダーで調べた伊東甲子太郎の命式です。
日 月 年
癸 丙 甲
巳 子 午

日干癸は頭もいいし、秘密のキーワードもあるので参謀役はピッタリですね。なお実際の鑑定では大運を考慮して推命していきます。


甲子の名を持つ人々

他にも甲子を名前に持つ人がいます。

1924年生まれの方々は、長島甲子男(きねお・元プロ野球選手)、板見甲子夫(かねお・教育者)、三浦甲子二(きねじ・元ジャーナリスト)、瀧澤甲子彦(かしお・元フィギュアスケート選手)

他にも政治家や俳人などがいらっしゃいます。名前に甲子がついているからと言って、甲子年生まれとは限らないようです。


五行でみる甲子


ちょっと専門用語が出てきます。苦手な人は読み飛ばしちゃってください。

五行でいうと、甲は陽木、木に例えられます。

子は陽水、水に例えられます。季節は冬。

甲子のイメージは冬の樹木です。
寒い中でがんばって耐えて立ち続ける樹木を思い描いてください。

それだけでもう、頑張り屋さんて気がしますよね。応援したくなります。


🌳

今回は「甲子」についてまとめてみました。
五行や四柱推命を学ぶ方のお役に立てれば幸いです。

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