20・21・22 準備を進めよ お金の授業
学校でぞうきんを売ったり路上ライブをしたりすると決めた子どもたち。
20時間目のここでは学校のどこで、ターゲットは誰なのか、目標金額を話し合いました。
それぞれで考えて記述し、発表交流にしました。わりとみんなの考えは近く、
〇学校の門の前でやろう
〇通りがかる人と校内の保護者をターゲットにしよう
〇目標金額は駅に行ける2000円にしよう
というようなことがすんなり決まっていきました。
そうすると、チラシやポスター、看板を作ったほうがいいね、メールでもお家の人に送りたい。
などの意見が出てきたので分担して行っていくことにしました。
そして路上ライブグループはリコーダー演奏と考えてきましたが、ダンスをやりたいというのでダンス一本にしぼり金額はいいなと思ったら50円をいただくということになりました。
21・22時間目はグループに分かれて活動。
ぞうきんをどんどん作ったり、ダンスの練習をしたり・・・
みんながそれぞれ作業している中、ある一人の男の子が言いました。
「先生、ふるさと納税のどこに募金しますか。」
たしかにその通り。
買ってくれた人に質問されたら困ってしまうでしょう。
クラスみんなで話し合いをしていたら、「みんなはどう思う?」と問い返していたことでしょう。
でも、まだクラスの問題ではなく、見通しのある男の子一人の課題意識。
ここは「どうしようね。」と言ってスルーすることにしました。
答えられなくて困ったという経験をする子がいれば2回目の活動をするまでにみんなで話し合おうということになるでしょう。
それは、1回目の活動の反省会で出てくることを期待して…。
さて、この決断が吉とでるか凶と出るか、はたまた大した決断ではなかったのか。これがわかるのはもう少し先でしょう。
そして、その準備の裏では、校長先生に話を通して、さらに打ち合わせで活動について校内に周知するなどしていきました。
校内の保護者に配るチラシができたので、子どもが作ったチラシを先に校長に見せました。子どもを連れて「この紙を配っていいですか。」と来ます。と
「もっとここをこうで…」と様々ご指導いただいたので、
「ぜひ子どもたちに言ってあげてください。」と(^.^)
ご快諾いただき数人を連れて行ってくることにします。
休み時間も最近は販売の日に向けて自主的に活動している姿も見られるようになってきました。なんか抽象的ですが、少しずつ活動に対するプライドが出てきたように感じます。このあたりはいつか言語化できるといいなと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?