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【MHR:S】全片手剣解説Part1 『火』

こんにちはZenと申します。普段はYoutubeでモンハンの動画を投稿しています。

今回からモンハンライズサンブレイクの各属性の片手剣について、全ての武器の最終強化の性能と個人的な評価を属性ごとにまとめた記事を書いていきます。Part1は火です。

もともとは動画として作ろうと思っていたのですが、サンブレイクの片手剣は各武器のバランスがかなり良くて、動画で全て語ろうとすると恐ろしい長さになってしまいそうだったので、ここに文章の形で各武器の評価、想定される使い方などを書くことにしました。

注意として、各武器の評価は調べるのがめんどくさいので必ずしも数値的な根拠に基づきません。大体僕のぱっと見と使った感じの感想で構成されています。

また、サンブレイクの片手剣はかなりバランスが良くて、一部を除いてほとんどの最終強化は普通に使える性能をしています。今回はあくまでその僅差の中での比較であるということをご承知おきください。

僕が低い評価とした武器も、何か見落としている点等あるかもしれないので、「こういう使い道すれば強いよ」みたいなのがあったらお気軽に教えてください(noteってコメント機能あったっけ?)

あと、ここまで敬体で書きましたが各武器の紹介は常体で書きます。


エヴォルイフリート

おすすめ度:★★★★★
リオレウス原種の片手剣。

  • そこそこの攻撃力330

  • 高めの属性値47

  • 短いが素で紫

  • 会心率0%

  • スロットは無し

そこそこの攻撃力を備えていながら属性値もかなり高く、その上素紫と属性武器として非常に優秀な片手剣

白に落ちてしまうと強みを発揮できないが、Ver.10前では会心率を上げつつ斬れ味ケアをするのが難しかったため、主に剛刃運用での瞬間火力に特化した武器だった。

しかし防具の傀異錬成のおかげで、攻撃見切り弱特超会心等の火力スキルと達人芸3と匠の切れ味ケアを両立するのが十分可能になり、継戦能力も確保できるようになった。タイトルアップデート後に一気にトップに躍り出た印象。

物理、属性共に優秀なため相手も選ばない。そこそこの護石と傀異錬成防具が必要にはなってくるが、火属性で火力を求めるならこいつが一番良いと思う。リオレウスの片手剣がちゃんと強くて嬉しい…。

煌竜剣

おすすめ度:★★☆☆☆
Ver.11で追加されたリオレウス希少種の片手剣。やっぱりプラチナムドーンではないらしい。

  • かなり低い攻撃力310

  • そこそこの属性値42

  • 素で長めの白、匠4から紫

  • かなり高い会心率35%

  • スロット 3

と、どことなくベリオ武器のような性能をしている。

しかし低すぎる攻撃力が足を引っ張り個人的な評価は微妙。

エヴォルイフリートと比べて攻撃力は20、属性値は5劣っており、さらに向こうが素で紫なのに対してこちらは白。会心率35%ではこの差は覆せない。

もちろんスキルの自由度が非常に高いという利点はあるので、良いお守り、傀異錬成防具が無い場合や攻撃系以外に積みたいスキルが多くある場合は全然使える武器ではある。見た目もかっこいいし。

昇竜の火力はかなり落ちることになるので、どちらかというと風車主体で攻める場合におすすめ。

ローゼンゲダイエン

おすすめ度:★★☆☆☆
エスピナスの片手剣。見た目が滅茶苦茶好き。

  • やや低めの攻撃力320

  • 低めの属性値24

  • 優秀な会心率20%

  • 短めだが素で紫

  • スロットは無し

会心率は優秀だが、攻撃力と属性値が伸び悩むのでこれも個人的な評価は微妙。

会心率も20%というのもちょっと中途半端。見切りと弱特で100%にしようとすると見切りを6(30%)で止めることになるが、見切りは6から7の伸び幅が10%と大きいため6止めは効率が良くない。

斬れ味とスロットが似ているエヴォルイフリートと比べると、こちらは見切りを1つか2つ落とすことが出来るが、それで空いた枠で攻撃力10, 属性値23の差を覆すのは難しい。

一応こちらはエヴォルイフリートと違って狂竜症や挑戦者無しで会心率100%に届くので達人芸の恩恵が大きいというのはあるものの、それ以外のメリットや使い道は思い浮かばない。

蛮炎剣ロギンシーカ改

おすすめ度:★★★☆☆
アンジャナフの片手剣。

  • かなり高い攻撃力350

  • やや低めの属性値29

  • 短いが素で紫

  • 会心率-20%

  • あって嬉しいスロット2-1

と攻撃力の代償に会心率が犠牲になっている武器。

こちらもアプデ前は会心率と切れ味のケアが同時に出来なかったのであまり使われておらず、アプデ後もあまり使われている印象はないが、傀異錬成のおかげでこれからの可能性を秘めている武器だと思う。

これから積めるスキルがさらに増えていって、エヴォルイフリートでは攻撃スキルが頭打ちになったりした場合(巧撃も使えない相手とか)にはかなり使えそう。

現時点でも、かなり良いお守りと傀異錬成防具が必要にはなってくるが、見切り7弱特3に加えて狂竜症で会心率90%、そこに攻撃や挑戦者等、更に匠や達人芸などの切れ味ケアを積むことが出来れば普通に強いと思う。

属性値は低めなので、火弱点ではあるものの肉質が渋かったり、あるいは昇竜をバシバシ決められる(=高い物理性能を活かせる)相手に使っていきたい。

ただし、火属性に関していうとエヴォルイフリートが非常に優秀なので、それと比較すると若干影が薄いように思える。同じような性能をしたゴシャ片手は氷に明確なライバルがいないのでかなり強いと思う。

このように使いにくさはあるものの、個人的にこれからが楽しみな武器の一つ。欲を言えばもう少し属性値が欲しかった…。

重嘴剣ビッグビーク

おすすめ度:★★★☆☆
ウロコトルの片手剣。

  • 高めの攻撃力340

  • そこそこの属性値32

  • そこそこの長さの白だが、匠で紫は出ない

  • 会心率0%

  • そこそこのスロット2-1

  • おまけの防御力ボーナス

と若干物理寄りの性能。

同じ会心率0%勢と比較すると、火力を求めるならエヴォルイフリートの方が良いし、スキル自由度を考えるなら後述のセクトトレスルージュの方が優秀だが、こいつはその2つの中間みたいな性能をしている。

火力と快適さのバランスを取りたい人にはオススメできるが、快適装備を組むにしてもちょっと斬れ味が短いので個人的には微妙。

僕はこれを使うくらいであれば後述のセクトトレスルージュを使いたい。

セクトトレスルージュ

おすすめ度:★★★☆☆
何故か5種類もあるランゴスタ片手剣、通称「虫片手」の1つ。

  • そこそこの攻撃力330

  • そこそこの属性値39(虫片手では最も高い)

  • 素で長い白、匠2から紫も出る

  • 会心率0%

  • 非常に優秀なスロット4-2-1

全体的に非常に優秀。ちなみに他属性の虫片手剣も麻痺を除いて全てかなり似通った性能になっている。

火力は多くの場合エヴォルイフリートに譲ることになるが、素で長い白とスロットのおかげでスキルの自由度が高く万能。加えて匠2から紫が出るため、セットで匠がついてきてかつ短い切れ味でも維持しやすい巧撃刃鱗装備や闇討ち装備との相性も良い。

攻撃力と属性値もどちらに寄りすぎることもなく、火が弱点であればどのモンスター相手にでも使えるとても優秀な一本。エヴォルイフリートのように護石や傀異錬成を要求されることもないため、「火片手を一本作るなら?」と聞かれたら間違いなくこれをオススメする。

破邪之銀扇ヒメヒカゲ

おすすめ度:★★☆☆☆
タマミツネ希少種の片手剣。見た目が好き。ちなみに色だけでなく模様も原種のものと若干違う。

  • やや低めの攻撃力320

  • 低い属性値20

  • 長い素紫70

  • 会心率10%

  • 特徴的なスロット2-2-2

  • 百竜スロットレベル1

スロットと切れ味が非常に優秀だが、肝心の攻撃力と属性値がかなり低く、個人的な評価は低め。百竜スロットレベル1なのもかなり痛い。

火力を求めるならもちろんエヴォルイフリートの方が良いので、斬れ味が長いのを活かした快適枠として見ることになる。その場合比較対象になるのが白運用のセクトトレスルージュ。白の長さはヒメヒカゲの紫と同じ70。

両者を比較すると、同じ装備、かつヒメヒカゲは傀異錬成で百竜スロット強化を付けるとして

  • 物理ダメージはヒメヒカゲ>セクトトレスルージュ

  • 属性ダメージはセクトトレスルージュ>ヒメヒカゲ

となる。相手にもよるが、恐らく総ダメージはトントンになると思う。

なので快適枠としては悪くはない…かもしれないが、匠2の装飾品も追加された今、エヴォルイフリートで斬れ味を維持するのもあまり難しくないので、個人的な評価はやはり低め。

僕はヒメヒカゲを使うことは無いと思う。

カクトスゲダイエン

おすすめ度:★★★★☆
Ver.13で追加されたエスピナス亜種の片手剣。

  • 低めの攻撃力310

  • 高めの属性値40

  • 短めの素紫30(エヴォルイフリートより10長い)

  • 会心率15%

  • 優秀なスロット4-1-1

このスペックだけ見るとエヴォルイフリートの方が強そうに見える。

しかし、カクトスゲダイエンは隠し効果として毒属性も持っている。

その毒属性のスペックについては、みんなで一緒にモンハンライフさん(https://twitter.com/ato37620555)の検証を引用させていただく。

こちらの検証によると、

  • 発動確率はおおよそ30%

  • 毒属性値は32

  • 毒属性強化が乗る

と毒もそこそこ優秀であることが分かる。

つまり、隠し効果としての毒のダメージや毒を活かすスキル(蓄積攻撃強化、状態異常確定蓄積、攻勢)を活かすことで、素のスペックで優秀なエヴォルイフリートと勝負することになる。

ちなみに、攻撃7見切り7弱特3超会心3火属性強化5を付けた状態で、平均的な火弱点のモンスターの弱点肉質(斬60火25くらい)に攻撃した際のダメージを比較すると、滅昇竜FBのダメージ差が30くらい、水平斬り返しの差が4~5くらいエヴォルイフリートの方が上になる。

実際毒と蓄積攻撃強化とかでこれを取り返せるのかどうかはよく分からない。もちろんそのモンスターに毒が効くかどうかにもよるだろうし。

ただ毒とか無視しても紫がこちらの方が10長く、素の会心率もあるため達人芸による紫維持がしやすい。またスロットのおかげでスキルにも余裕があるので、蓄積攻撃強化とか考えないでも普通に火属性片手剣として見てもそこそこ優秀な部類だと思う。

というか、火属性の快適枠としては虫片手でもヒメヒカゲでも無くこいつでいい気もする。

総じて、毒を活かすにしても、おまけとして見るにしても、使いやすい優秀な片手剣だと感じる。

まとめ

以上、火属性の片手剣5つの紹介でした。簡単にまとめると

  • 火力を求めるならエヴォルイフリート or カクトスゲダイエン

  • 快適さを求めるならカクトスゲダイエン or セクトトレスルージュ or ヒメヒカゲ

  • 毒を活かせる(蓄積時攻撃強化や攻勢を使う)ならカクトスゲダイエン

他の片手剣もそこまで悪い性能をしているわけではないので、お好みで選択すると良いと思います。

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