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【空調について】

暑いときに冷房、寒いときに暖房、冬場の乾燥には加湿器・・・
普段、意識していない、あたりまえの空調についてのお話です。


<そもそも空調ってなに?>

オフィスビル、商業施設、ホテルや病院、図書館、お住いのお部屋など・・・
みなさんが過ごす空間を、快適な空気環境にすること。
それを、空調(空気調和)といいます。
主に空調では、空気の温度・湿度・気流・清浄度の調整をしています。
また、空調は<何を対象とするか>により、対人用と産業用に分かれますが、今回は<対人用空調>のお話です。

<快適な空気環境の目安>

快適な空気環境とは、人それぞれの好みにもよりますが、夏と冬ではそれぞれ目安とする温度、湿度が異なります。
夏は室温26~28℃で湿度は50~70%(相対湿度)、冬は室温18~20℃で湿度は40~60%(相対湿度)が快適と感じる空気環境と言われています。

<空調方式の種類>

パッケージ方式

ヒートポンプ技術を使い冷媒で「空気」を冷却・加熱する方式で、「個別空調方式」と呼ばれることもあります。熱源を分散させ空調を必要とする各階や部屋毎に空調機を設置します。 フロアや部屋ごとに個別に温度調整等ができるのが特徴で、使用時間帯や個別で適温が違う様々な業種が入居するテナントビルに適している方式です。

みなさんがよく目にする、家庭用エアコンやオフィスビルの天井に設置されているエアコンなどがこれにあたります。

セントラル方式

「中央熱源方式」と呼ばれることもあり、冷凍機、ボイラなどの熱源を機械室などに集約して、一箇所でコントロールします。熱源機が集まっているためメンテナンスがしやすく、冷温水を利用して空気を温度調節するため、設計自由度が高い方式です。 始業時間と終業時間が大体同じくらいである1フロア300坪を超えるような大規模なオフィスビルでよく採用されます。

機械室に集約されている場合が多く、一般の方には目にふれない機器です。
パッケージエアコンより大型な機器であることが多いです。

<まとめ>

空調とは
空気の温度、湿度、気流、清浄度を調整し快適空間を作る事。
快適な空気環境とは
夏場、冬場、人それぞれの好みもあるが、
夏)26~28℃、相対湿度50~70% 冬)18~20℃、相対湿度40~60%
空調方式の種類とは
ヒートポンプ技術により冷媒で、個別調整ができる「パッケージ方式」
例)エアコン(AC)、業務用エアコンなど
中央熱源方式、冷温水を使用し大規模空調ができる「セントラル方式」
例)エアハンドリングユニット(AHU)など

あたりまえの空気を調和して、みなさんの快適空間を作ることが
空調なのです。
しかし、持続的に快適な空調を行うには、適切なメンテナンスが必要です。

弊社ではメンテナンスの提案、作業から修繕、改修といった工事まで
対応可能です。空調でなにか不安があれば弊社までお問い合わせください。

弊社は空調を通してビル設備の様々なお困りごとを解決してきました。
オフィスビル、商業ビル、ホテル施設からインフラ関係各社、大学、病院
工場など、様々なお客様から信頼と支えを頂き、長年にわたり営業させて頂いております。
設備のお困りごとは弊社にメールや電話でご相談ください。
首都圏、関東近郊であれば現場調査も無料で行います。
連絡お待ちしております。

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