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フォーミュラXでスキンタイプ診断

人が持つ肌の香りを診断する


人の肌には、それぞれ香りがあるらしい。普段は感じ取ることのできないのか、それとも鼻が慣れてしまっていて感じられないのか、なかなか気づきにくい。
その香りを調べるためのツール香水がある。
DAWN PerfumeのFormula Xだ。

スキンタイプは主に4種類あり、このフォーミュラXを肌にふきかけ香りを嗅ぐ。
ちなみにフォーミュラXのボトルから嗅いだ印象は、ツンとした消毒液のような?奥の方に石鹸がいる、といった感じだ。


スウィートスキン

フォーミュラXを乗せると甘い香りがする。日本人に一番多いタイプらしい。
グルマン系やフルーティー系の香水だと甘さが強調されてしまう。
みずみずしい香りが得意。

ムスキースキン

フォーミュラXが石鹸のように香る。二番目に多いタイプらしい。
ムスクやアンバーなどのアニマリックな香水だと強調されくどく感じる。また香りの持続時間が長い。
スズランやマグノリアなどの白い花、水や空気感のあるマリン系、オゾン系と相性がいい。

ニュートラルスキン

肌の香りが弱く、フォーミュラXの香りが変化しないタイプ。どんな香水もムエット通り香る。
ニュートラルスキンを持つ人は多くない。100人に1~2人程度なんだとか。
どの香水とも相性がいいが、嗅覚が敏感な人が多く、香りのこだわりが強い。

ウッディースキン

サンダルウッドやシダーウッドなどの、お香のような香りがする。欧米人に多いと言われている。
肌の香りが強いため、ムエットの時と肌に乗せた時の香りの印象が大きく異なる。
ウッディ系だと肌に馴染んでしまい香りが立ちにくい。グルマン系や甘いフルーツ系、パウダリーなフローラルとの相性がいい。


肌に乗せてみて

おそるおそる肌に乗せてみる。そして鼻を近づけると……お寺の香りがした!ラストは少し石鹸の香りがする。
ボトルから香ったときとの印象が全然違うことに驚く。
つまりわたしはウッディースキンのようだ。少しだけムスキースキンなのかもしれない。

今までの香水に対する感想と、自分の肌タイプに合点がいった。

“華やかに香るというよりは体臭になじむ感じがある。元からこういう香りですよ、というような。そういった意味ではけっこう好きだ。”

魔女と香水探しの旅より

香水って第一印象としばらくつけた時の印象が変わるから面白い。

魔女と香水探しの旅より

見事にウッディースキンの特徴と合致する。他にもディプティックのオーデュエルという、スモーキーなバニラ系香水も大好きだ。
フォーミュラX、とても面白い体験ができたし、香水としてもフルボトルでほしくなってしまった。ほしい香水が多すぎて困る。


現在の候補香水

J-Scent 紫陽花

フローラルかつパウダリー。条件に合致する。
わたしと相性のいい香水で香りも好きだ。

J-Scent 紙せっけん

取り寄せたジェイセントのサンプルの中でダントツで好き。
特別相性がいいというわけではないが、これは家で個人的に楽しむ香水として手に入れてもいいのかもしれない。

武蔵野ワークス すみれ

パウダリーなフローラルノートとのことなので試してみたい香水。
ミニボトルを購入予定。


自分の肌の香りがわかったことで、香水という果てしない大海原でようやく羅針盤を手に入れた。自分の好きそうな香りを、あっちにこっちにふらふらをさ迷っていたが、これで狙いを定められる。
「自分だけの一本を!」と思っていたが、今は数種類持って服のような感覚でまとってもいいなと心変わりしている。というのも試した香水がどれも好みだったもんで……。
これでまた、香水探しの旅にでかけよう。

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