PRIME NIGHT
amazon Primeでのセールお買い物。
本年はながいことつけることもなかったレンズ保護のプロテクト・フィルターを、お世話になったOLYMPUS ZUIKOさんたちに驕ることに致しました。
これはいわゆる…七月ともなれば、京都祇園祭に肖って。お世話になった牛馬を労る「放生会」に近い営みかと存じおり候。
いわばオールドレンズである彼ら。50mm F1.8あたりは実に30年以上の苦楽をともにした最古参。大学3年の時、アルバイトで入った金子にて求めたOLYMPUS OM-10についてきたレンズでした。
名前はマキエと申します…。(こら)
オールドレンズで撮る機会も少なくなった昨今。こーして放生会を行う事で、少しは持ち主への顧慮というものが現出できれば幸せなハナシ。モノにはタマシイが宿ると申しますからな。
思えば、これらのレンズのフィルター径すらおぼつかない、情けないオーナーでございました。
そして。コレからの利用頻度UPのため、ZUIKO OMマウントをSONY A7R4につける為のマウントアダプターも求めてみました。(もちろんK&F製)
ソニーのミラーレスにフィルム時代のレンズをつけて撮る事を考える人は皆さんこの方のサイトを訪れるのです。
ZUIKO 24mm F2.0
ZUIKO 50mm F1.8
ZUIKO 35-105mm F3.5ーF4.5
TOKINA 70-210mm F4-5.6
COSINA 28-210mm F3.5-5.6
最後のCOSINAは会社か店舗にしまい込まれていた新古品、というか新品をオークションでめざとく見つけて手に入れたので、比較的最近のレンズでした。とはいえ、製造は1980年代。フィルム時代はとうの昔。求める人とてないブツでございます。
実際、最短撮影距離が2.5m。(!)
簡易マクロに振替えられるのは210mmにしてからなので、どーやっても近づいて撮れないというシロモノでございます。(まだ、35-105mmの簡易マクロの方がどの焦点距離からでもマクロ撮影できる分、出来は至ってよろしい)
いくら、高倍率がスキだからって…このレンズをなけなしの小遣いはたいて買った、当時の高校生写真部の生徒さんはどーいう使い方をしていたのか。聞いてみたい気もするんですけど。。
十把一絡げでオークションで出したとしても…どーでしょう。ZUIKO24mmF2あたりにはそこそこの値も付くかもしれません。同型ZUIKO21mmF2は未だに30万円そこそこの落札価格がつくレアもの。
未だに手が出ません。(笑)
そこそこの写りをしてくれるのは、現代光学の御蔭。NIKONのミラーレス初号機Z7ならでは…ですが。フィルムでは出せない結果とでも云いましょうか。ヌルっとしたあのカンジが逆にデジタルでは出せないんですよね。
フィルターとマウントアダプター到着は今週末。
アマゾン・プライムによるセールはそんな風で暮れていくのでした。