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【写録】Hydrangea Ⅱ

虫の苦手な方…ごめんなさいよ

園内には品種ごとの栽培と、その間間にアナベルとかが植えられておりました。虫がね…結構な数で蜜を目当てに跳梁してます。蝶はそんなにいなかったので、注意しつつ撮影。

《筑紫ルビー》

《筑紫ルビー》
筑紫ルビー(ちくしるびー)は、福岡県の久留米花卉園芸農業協同組合が改良して作った、ガクアジサイの品種です。ジャパンフラワーセレクション2014-2015の受賞品種。

久留米花卉園芸農業協同組合からは、筑紫シリーズとしていくつかのアジサイが作出されています。筑紫シリーズはどれも見目が良く、性質も丈夫で育てやすいのが特徴です。

花房はテマリ咲きが基本となり、花色の発色も良いです。筑紫ルビーの花房も、キレイなテマリ咲きです。

<アジサイの育て方.net より>
《ひな祭り》

《ひな祭り》
ガク咲きタイプの八重咲で、くっきりしたピコティータイプの赤い覆輪がとても艶やかな品種です。ブルー系に咲かせるとしっとりした美しさとなり、それもまた魅力です。

<web BOSCO(ウェブ・ボスコ) より>

ひな祭りも前出「加茂花菖蒲園(静岡県)」での品種改良によるものとか。加茂花菖蒲園なにものぞ…と思い調べてみると。

元々は庄屋様の庭園でござる。

現在、「ひな祭り」には「ひな祭りルナ」が新品種として本年登場。ソレはこちらで今回見る事はできませんでした。来年に期待。

最近の紫陽花…品種改良の方向姓。
ガクアジサイをテマリ系にしつけ治すというか。「ハッ」とした稀少性に花びらを八重風にするというのが「おみごと!」と思われてるフシあり。

神戸の先生がみつけたという「七段花」もガクアジサイの八重花弁でございました。

《君の名は》

《君の名は》
君の名はの花房は、完全なテマリ咲きタイプです。

たくさんの装飾花が球状に集まって咲く姿は、小さなくす玉のようです。装飾花は単純な一重咲きではなく、一重~半八重に見えます。

丸みの強い花弁の縁が重なるため、花弁の枚数が多くなくても、普通の一重咲きよりもボリュームが出ます。花弁は丸みの強いタイプではありますが、開花した時に完全に開かず、少しすぼんだ形になります。

<アジサイの育て方.net より>

こちらも加茂花菖蒲園メイド。
商業的にも成功してんだろーなぁ…。

《パリ(パリジェンヌ)》

《パリ(パリジェンヌ)》
花房は、西洋アジサイらしいテマリ咲きタイプです。装飾花が手まりのように集まって咲きますが、装飾花は一重なのでごちゃごちゃせずにすっきりとしています。

シティーラインパリに比べると、装飾花の集まり方がふんわりとしているため、装飾花と装飾花の間に隙間ができることがあります。この隙間が、空気を含んだふんわりとした雰囲気を出しています。

パリジェンヌも花房はよく集まっていますが、シティーラインパリは少し派手かなと感じる方には、パリジェンヌがお勧めです。

<アジサイの育て方.net より>

シティーライン・パリとパリジェンヌの二種があり、どちらも赤色系。土壌によっては赤紫になるとあるので、こちらのパリは土壌が若干酸味強し…ということでしょうか。

シャキッ!としてるのでおそらく、シティーライン・パリなのではなかろうかと思います。パリジェンヌとの違いを見てみたかったですな。

《モナリザ》

《モナリザ》
モナリザは、装飾花がてまりのようにまとって咲く、テマリ咲きタイプのアジサイです。

装飾花が1つの塊となって咲くので、ガク咲きよりも華やかさがあります。モナリザの装飾花は、花弁が4枚~5枚の一重咲きです。

テマリ咲きタイプでも花自体が一重だと、とてもシンプルな印象になることがありますが、モナリザは花弁に特徴があるので、それほど簡素には見えません。

その特徴というのが、ナデシコのような花形をしていることです。花弁の縁にギザギザの切れ込みが入るので、これだけでも動きができます。

<アジサイの育て方.net より>

加茂花菖蒲園からの品種です。
ナデシコの様な花弁型…。どれどれ。

家紋でいう撫子紋の場合は花弁が5枚。。うむ…似ているといえば似てるかしらん。(ゴージャスな撫子ではあります)

《 アナベル(紅) 》

アナベルにもこうした楚々としたヤツもあれば、カリフラワーに見えるぐらいドシドシ花が盛っていくカンジのモノもあります。

別場所でNOTERさんが仰っておられましたが…紫陽花は切り花として家で生けるのには水やりの工夫が大変なので(すぐに花が落ちるんだそうです)、地に植えるか鉢植えで楽しむのが一番だそうです。

生えてる分には水だけではなく土からの養分も吸収できるから発色の都合なんぞにも影響するんでしょうね。

本年の紫陽花、これにて終了。
長文ご披見ありがとうございました。(合掌)